まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1596 吉野川分水(3)・・・国営東部幹線水路、その2

2021-06-27 18:47:31 | 吉野川分水
よろしくお願いします。




















吉野川分水巡り、大淀町の下渕頭首工から順路に従って進んで東西分水工へと至り、そこから東部幹線水路へと入りました。前回の終わりは明日香村にある飛鳥川の放水部分に当たる所までやって来ました、今回はその続きと言うことで引き続き明日香村部分の水路を巡って行ってみることとします。まあ最近の走りの主流はこの吉野川分水巡りとなっているのですが、その発端となったのが一番下の写真にある看板、明日香村を走っているといつも見かける水路、いつもは気にせずにスルーしていたのが、昨年の春にそこを通りかかった時に何気なく立ち止まってその看板を見たんだよなあ。ふ~ん、吉野川分水って奥が深いんやな・・・と思ったらもう最後、その奥を突き止めたくなるのが僕の悪い癖、そんなわけで巡りを始めようと思ったのですが、その矢先に怪我に見舞われてしまいました。2か月後、その怪我も治ってやっと走りを再開、まず手始めに巡ったのが今回お送りしている明日香村部分の水路と言うわけです、ここからいまだに続く吉野川分水巡りの日々が始まりました。



























看板の立っている所では涼やかで勢いのある水の流れを見ることができるが、ほとんどの部分は水路にはブロックが被せぶられたり、暗渠に姿を隠していたりで、その水路を見つけるのにはなかなか苦労させられる。板蓋宮跡付近の田園風景の中では姿を見せている水路も、東側にある山に向かう辺りからは暗渠へと隠れてしまう、その入口には第何号暗渠と示されていて東西分水工から何番目のトンネルか分かるようになっている。まあそんなことが分かろうが分からないだろうが、地元民も観光客もほとんどこの水路は気にもかけていない、気にしているのは自分(一人称)くらいなものだろう、相変わらず変人な行動をしております。標高が小高くなった明日香村の山裾を通る県道15号線の辺りで平野部から続く水路を見つける、相変わらずコンクリートのフタに覆われているが、人々が生きるために必要な水が流れているわけだから、簡単に野に晒すわけにも行かないのだろう。








県道15号線を交差してすぐ暗渠に姿を消した吉野川分水路、しばらくはトンネルの中みたいなので地図に頼って・・・と言っても水路をはっきりと表している地図はないので結局は勘を頼りにしなければいけないのだが・・・県道15号線を下って行く。藤原京時代には山田道と言われた桜井市へと続く道へと出る。その桜井市へと入ったすぐの所で分水路が姿を現した、写真にあるように水路にはフタがされているが、周辺には柵が為され注意書きの看板にははっきりと水路と書かれている。まあ近づいてみると水の流れるゴオ~ッと言う音が聞こえているから、コンクリートに覆われていてもここが水路だと言うのはすぐに分かる、フタが取られない限りは水難事故は起こる心配はないだろうが、やはりルールは守らなければいけません。自分(一人称)も柵の中には入りません、遊びません、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・まちみち



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