まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1853 吉野川分水・初瀬川工区(3)

2022-11-25 08:52:06 | 吉野川分水
よろしくお願いします。


























吉野川分水初瀬川工区巡りは今回が3回目、第1号幹線から分岐する川西支線を追って行くこととしましょう。田原本町の西門川と中ツ道が交差する近くにある分水工から分かれた水路はその後中ツ道に沿って流れているようで、北に向けて少し進んだ所でひとつ分水槽を見つける。その先には右手側には田んぼの中に太陽光パネルの列、左手側には池の水面に太陽光パネルと、エネルギーの補給に使える場所は徹底的に使うと言った感じ、最近は池が本来の目的を失われたかのようです。この池を過ぎた所が武蔵町の交差点、ここには柵が為された分水槽や吉野川分水を示す大和平野のマンホールがあり、交差点の真ん中を通っている地下水路からは水が勢いよく流れる音も聞こえてくる。この先北へ進むと布留川へと突き当たるが、その流域はまた別の水路のカバーとなっているので、地図を見てみると川西支線はそれまでに西へと向きを変えている。











そのまま進むと大和川に突き当たるが、その手前に流れているのが西門川、その付近で分水槽を見つける、結局この水路は東部幹線から分かれた時からずっと西門川とお付き合いしてきたこととなる。この辺りで最初に見つけた分水槽は写真にあるように草むらに隠れているかのよう、手前に見えている川はこの先西門川へと注ぐ支流、天理市内の田園地帯を網羅している水路が最後にこの流れに集まって終結してこの支流となっている。分水槽に近づきたいと思ったが、川沿いの道は舗装がされていなくて草が生え放題、仕方ないので対岸の舗装された方の道を行ける所まで行って、その姿を写真に捉えることとしました。西門川はこの先で布留川と合流して程なく大和川とも合流、しかし川西支線は・・・、あれれ?どこへ行ってしまったんや~。

















次に川西支線の分水槽を見つけたのは大和川が流れる近く、西門川に沿っていたと思ったがいつの間にかその西門川を横切って大和川へとお付き合いの相手を変えていた。まず見つけたのは川の西側にある大きくて白が映える分水槽、周辺は民家もなく畑に囲まれて近くには墓地があるちょっと寂しい雰囲気の所。さっきまでは天理市内を走っていたが、この辺りではまた田原本町に戻っている、と言っても町域の一番北に当たる所で田園風景の中で策に囲まれた分水槽、その先の環濠集落の中でも大きな分水槽を見かける。ここを過ぎるともう川西町・・・となるはずがまたまた天理市に入っている、どうもこの辺りの町の境界線は複雑ですっきりとしていない。多分用水のやり取りでもいろいろと事情があるのだろう、とそんな内部の事情はお構いなしに巡りは国道24号線を越えて、いよいよこの水路の最終目的地、川西町へと差し掛かって行きます。その巡りについては次回でのお送りと言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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