まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1763 しまなみの旅2022年(1)・・・尾道、向島

2022-05-20 08:56:49 | 瀬戸内
よろしくお願いします。
























さあ、GWに行ってきたしまなみの旅の記録を始めて行くこととしましょう。この旅の概要は前回にお送りしたプロローグ編で述べたとおりです、もうすべてが準備万端の状態で出発しました。新大阪駅からは新幹線、ホームではたくさんの同業者・・・輪行している人・・・を見かけた、指定席をとってる人は荷物料金を払っているのかな、自分(一人称)は自由席、いや、今回もデッキでお立ち決め込みです。相変わらずの貧乏旅なので新幹線は福山までの料金は渋って岡山で下車、ここからは在来線、ちょうど入って来た電車はクロスシートだったが、一部ロングシートもあってそこを陣取ることができた。それにしても学生さんが多いなあ、そうか、今日は2日、平日だった、GWの半ばと言っても平日で出勤している人も多い、今はラッシュアワーだと言うことを思い出した。
車内にあふれていた学生さんたちは鴨方駅で下りて行った、近くにあるおかやま山陽高校の生徒さんだったのだろうか。車内は静かになったかと思ったら笠岡駅でまたたくさんの人が乗り込んできた、そのまま福山までいっぱいだったので越境通勤している人が多いと言うことか。その福山駅で同業者が乗り込んできた、多分尾道駅は同業者でいっぱいになるんだろうな~、と思ったので自分(一人称)は東尾道駅で下車することに。

相棒君を立ち上げて、さあ、いよいよしまなみ海道の旅が始まりました、まずは尾道を目指して国道2号線を進んで行く。造船場の前を通り過ぎ尾道大橋の下を通り過ぎるとカーブの向こうに尾道の町並が見えてくる、山裾に建つ寺院の風景を見ると旅情に誘われて立ち寄りたい気持ちも湧いてくるが、今回は島の旅に重点を置きたいので断念、海沿いの道を進んで中心部の市街地へ。尾道に来るのは2018年の秋以来だから3年以上ぶりか、結構久しぶりになるんやな~、と思いながらJR尾道駅前へとたどり着く。前に来た時は改装工事中だった尾道駅舎、昔の駅舎があまりにもお馴染みだったのでどうも今の姿は違和感があって仕方ない。少し変則的な感じの尾道駅前の交差点、人も車もいっぱいだがやっぱり同業者の姿が多いようだ、平日とあっても大型連休中、ここからはいよいよこの人たちに混ざっての走りとなって行きます。













駅前からフェリーに乗って数分で向島に上陸、ここから見る対岸の尾道の町もまた乙哉・・・って、ただ何か違和感があるんだよなあ~、何だろうこれは?まあそれはいいとして久しぶりの向島の走りと行きましょう。しばらくの間はフェリーで一緒だった同業者の団体さんが前に後ろにとまとわりついてきて鬱陶しい、ここは海の写真を撮るために止まって少し距離をとることにしよう。自転車は途切れることなくひっきりなしに走り過ぎて行く、感染症禍からの規制が解けて3年ぶりの何の縛りもなくなったGW、待ちに待ったお楽しみ時なのは自分(一人称)だけではなく誰もが一緒、人が多くて鬱陶しくてもこの雰囲気もまた楽しいことと思い直して、先へと進んで行くこととしましょう。















向島はフェリーを下りた辺りが町の中心部と言った感じで、後は海に沿ってずっと長閑な風景が続いている。対岸に岩子島が見え、そこに渡る赤い橋のバックに巨大な欄干が見えてくる、次に渡る因島大橋だがここを渡るのは2017年の秋以来のこととなる、そんなにご無沙汰だったのか~。結構時間を空けて走りを再開させたが、向島の休憩所の所でさっきの団体さんに追いついてしまった、向こうは休憩中なのでここは追い越していくことにしよう。対岸に見えるのは因島、山裾に白い灯台が見えている、しまなみの旅はその途中にあるいろいろな灯台との再会もまた楽しみなところ、これまでもいっぱい写真を撮ってはいるのだが、今回もまた撮ってしまうんだろうな、この旅のスタート地点でも歌の灯台の写真を撮りましたからね・・・って思い出した!さっきの違和感の正体が。尾道駅の後ろにあった城がなくなっていた、いわば尾道の象徴的存在だと思っていたのだが、2020年に解体されてしまったとか、まあパチモン城だったからあまり観光に役立っていなかったのかも。さあ、旅の方は因島大橋へ、1本目の橋を渡って2つ目の島へと差し掛かって行きます、そのお話は次回にて、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち