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矢倉岳~金時山へ

2012年12月24日 | 関東百名山

 

10月23日 「富士山眺望シリーズ Final」 矢倉岳~金時山を歩いてきました。

矢倉岳(870m)を紹介しよう。

 JR東海道線下りで鴨宮を過ぎて足柄平野を臨むと、富士山の手前に

                 見える「おにぎり形」の気になる山、これが矢倉岳だ。

 櫓に似た特異な山容から矢倉岳になったという。

  広いカヤトの山頂からは360度の展望が開ける。

 正面には箱根の山々、西には長い裾野を引いた富士山と愛鷹山、

                目を転じれば足柄平野の先に相模湾が輝いている。

JR東海道線小田原 ⇒伊豆箱根鉄道終点大雄山でバスに乗り換え、

8:20 登山口である「本村」に着いた、当日の予報は「曇り後晴れ」超微妙だった。

参考:地蔵堂行きのバスなら「矢倉沢」下車、内山行なら「本村」がバス停になる)

   :協力的な民家

靴のヒモを締め直していざスタート。

   :矢倉岳は雲の中

日差しは出ているが、矢倉岳は雲の中。(奥が矢倉岳)

   :白山神社

白山神社を巻いて農道を登って行く。

お神酒が一杯上がったお地蔵さんを見て、パートナーのT崎さんは、

「酒が好きな神様なのかな~~~」と一言。

梅の木で猫が休んでいる、いろいろな猫がいるものだ。

  :東の空

   :茶畑(足柄茶)

8:40 農道を左折し、茶畑を右に見て登ると「鹿除け」のフェンスが登山口だ。

   :杉林

ミカン畑が終わると杉林の道、ここからひたすら登ることになる。

(まだ日が差しているので暖かい)

   :雑木林の尾根道

9:20 杉林にきられたジグザグの登山道を約40分登ると、雑木林の尾根道に。

ガスが出てきて、気温も下がってきた。

  :もうすぐ山頂

  :山頂

9:40 矢倉岳山頂、誰もいない。富士山も見えない、その他の眺望もない。

寒さが身にしみる。長居は無用、次の金時山に望みを託し、足柄峠へ下山する。

(2008年にきた時は、富士山も姿を現し、山頂は大賑わいだったのに・・・)

   :富士山(雲の中)

  :箱根の山々

   :山頂の主?

   :足柄峠への下り

足柄峠への下りも急登だ、昨日の雨で道も緩んでいる。滑らないように、転ばないように。

(晴れていれば富士山を正面に下るのだが・・・)

   :山伏平

10:00 雑木林が杉林に変わる「山伏平」、「洒水(しゃすい)の滝」への分岐だ。

   :霧の杉林

日差しは出ない分、霧が出てきている。

10:30 若千の起伏がある杉林の道を歩くと、「地蔵堂」からの道と合流する。

  :足柄万葉公園入口

富士箱根トレイルの看板が設置されている。

:富士箱根トレイル

  富士箱根トレイルは、静岡県と山梨県、神奈川県の県境に位置し、

    富士山五合目から西丹沢と呼ばれる三国山稜・湯船山・不老山を経て、

  足柄山系の金時山までを縦走する総延長約43kmの区間です。

                 (ここを歩くツアーも某旅行者でやっていますね)

  :

右へ行くと「遊女の滝」を経て、駿河小山駅(JR御殿場線)へ下る。

我々は足柄万葉公園から足柄峠へ向かう。

   :石碑(根府川石)

:足柄万葉公園

  相模の国と駿府の国の県境にある足柄峠にある。

  足柄峠は、奈良・平安の時代には東国と西国とを結ぶ官道(足柄道)であり、

  東海道の交通の要所でもあった。当時、東国から西日本防備のために赴いた防人が、

  足柄山や足柄地方を詠んだ歌が万葉集の中に多いことでも知られています。

  その万葉集に出てくる足柄ゆかりの歌を刻んだ石碑(根府川石)と、歌に出てくる植物

  ネズ、エゴノキ、アセビ等約90種の植物が植栽され、その植物にちなんだ歌とともに

  説明されています。まさに植物で遠い昔の万葉の世界を紹介しています。

   管理が今一つ、少し淋しい気持ちもしましたが・・・。

      ←(クリックすると大きくなります)

:アオギリを詠んでいる。  :足柄の歌

         

ここまでで見た植物です。テーマは題して「滴」です。               :ミツマタ

   :足柄峠

万葉公園から舗装道路を歩いて足柄峠へ。

   :ここは静岡県

金太郎の生まれは、神奈川県ではなく、静岡県なんですね?

   :足柄関所跡

   :足柄

10:55 足柄関所跡を経て、「足柄峠」へ。

   :金時山分岐

11:00 ここから金時山へ向かいます。

   :林道(登山道)

まだ霧が出ている、この林道を歩いて金時山へ向かう。

多くの登山者が、車でこの先の駐車場へ向かい、そこから登・下山する。

   :標高は850m

   :猪鼻砦跡

11:45 「猪鼻砦跡」ここは夕日の滝を経て、地蔵堂へ下る分岐。

ベンチが置かれ、正面には富士山の雄姿を見れるのだが、雲の中・・・。

下界の御殿場市街地は雲が上がり、見えてきた。

   :最後の急登

11:54 金時山への最後の急登。

(700m/40分と表示されている、標高差は200m強だ)

   :猪鼻神社の鳥居

   :アルミ製の階段

この階段が12設置されている(長さはまちまち)。番号と「干支」が表示されている。

  :No3 虎

   :No6 蛇

12の階段を登ると約5分で山頂へ。

聞こえるのは2人の荒い息ずかいと、下山者の声。

富士山の眺望でもあれば、気分転換にもなるのだが・・・。

   :金時山頂

12:25~12:45 金時山頂、人は多いが、皆元気がない。

冷たい西風が体をたたく。 富士山も見えないし、今日は諦めた。

   :元祖金時茶屋

こんな時は小屋が繁盛する、人間も正直だ。

   :氷

   :富士山が見えますか?

:金時山(1212m)

  古い綴りは公時山、山の形が尖っているので猪鼻岳という別名があり、湯の花岳の名前もある。

  金時山は金太郎(坂田金時=公時)が住んでいたという伝説に由来する。

  山頂からは裾野から聳えたつ富士山が眺望が素晴らしい。芦ノ湖の遠望も開け見事だ。

  :芦ノ湖遠望

昼食を食べ、お茶屋に寄ってから矢倉沢経由で仙石原へ下山する。

   :公時神社分岐

下山道は道がぬかるみ、気を抜けない。

こちらは「交通量」も多いので、道の悪化、ぬかるみは進む。

   :金時山

   :矢倉沢分岐

13:25 笹原を刈って開いた登山道(箱根の山に多い)を下り、矢倉沢分岐へ。

登れば明神ケ岳、今日は仙石原へ下る。

   :仙石原登山口

13:40 「仙石」バス停に下山、このバス停ではバスが少ないので、一つ先の「仙石原」バス停まで歩く。

小田原駅行きのバスに乗車、今日は座れた。

小田原駅でJRに乗り換え帰途に着いた。

ちなみに、「富士山眺望シリーズ」は敗だった。

 **********  行程:標高差962m、約11.5km、5時間20分 

       8:00 関本バス停 =8:20 本村バス停 ⇒8:40 矢倉岳登山口

        ⇒9:40 矢倉岳山頂 ⇒10:00 山伏平 ⇒10:34 足柄万葉公園

        ⇒10:55 足柄峠 ⇒11:45 猪鼻砦跡 ⇒12:25~12:45 金時山頂

        ⇒13:10 公時神社分岐 ⇒13:25 矢倉沢峠 ⇒13:40 仙石バス停

                                           **********

 

 

 

 

 

 

 



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1 コメント

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辰は何番? (can't)
2012-12-26 21:08:06
猪鼻峠から金時さんへは2度目なので、アルミ製の階段が12個有るのは承知してましたが、1~12の番号と干支は知りませんでした。登りがキツク階段を数えるのがやっとでした。流石、余裕のcanさんですね。私の干支は何番?
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