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・・・☔ 梅雨入りですね 🌂・・・

高尾山内八十八大師巡り

2022年07月05日 | 東京都の山

清滝駅前の広場:一番阿波「霊山寺」~八番熊谷寺

高尾山を歩いていると、赤いよだれかけをつけた石仏が目を引きますね?

これが「高尾山内八十八大師」の弘法大師の御像です。

明治三十六年第二十六大師御山主・志賀照林大僧正が、広く東国の御信徒のために、

自ら四国八十八ケ所を巡礼され、札所の土を持ち帰り山内の各所に納め、

お大師像を建立したものです。        【薬王院解説版より】

3月27日、5月2日と御朱印を含め歩いてきた。

御朱印は三カ所①琵琶滝 ②蛇滝口 ③不動院(結願)

二本松の前広場:第九番法輪寺~第十六番観音寺(九大師=番号が飛んでます)

十一丁目茶屋前の第十七番井戸寺

薬王院本堂隣の太子堂にある(ミニ)八十八像

大師堂の裏側:第三十番~三十六番

滝口からの大師像(一)

(二)

(三)

仏舎利塔

仏舎利塔広場:(番外も含め)十一像  ↓  ↑

金比羅社周辺:十二像

(めったに歩かないコース)

不動院本堂(結願)

八十八番:大窪寺

朱印を三つGETし、「御護摩受付所」にて朱印状いただきました。

右)案内状百円也、左)朱印状(署名費二百円也)

札所番号がいくつか順不同になっている個所があります。

数年前、年月を経て散逸していた石像を集めて整備したようです。

八十六体は見つかったが、二体は行方不明のため新規に建立した経緯にあるようです。

実際に巡拝すると、高尾山を二度上り下りし、時間はかかります。

**

 

   >>空海21

彼が室戸の尖端にせまり、ついに最御崎の岩盤に立ったときは、

 もはや天空にいる思いがしたであろう。

まわりは天と水であり、天地の三要素が純粋に露呈している抽象的世界のようでもある。

やがて空海は雨から身を守るための洞窟を発見する。

洞窟は断崖に左右二つ、奥は深い。

空海がこの洞窟を見つけたとき、

何者かが、自分を手厚くもてなしている」

という実感があったのではないか。

 

「土佐ノ室生門崎ニ寂留ス。心ニ観ズルニ、明星口ニ入リ、

 虚空蔵光明照ラシ来ツテ、菩薩ノ威ヲ顕ス」

             弟子が編んだ『御遺告』から

と彼は奇妙な体験を語っている。

室戸岬で明星(宇宙)が口の中に飛び込んできたというのである。


クマガイソウ・高尾山

2022年05月04日 | 東京都の山

5月2日、17日ぶりの登山は高尾山を歩いてきた。

今回のミッションは二つ❶八十八大師朱印をもらうこと

           ❷クマガイソウを撮る事だった。

8:50 高尾駅スタート  

金比羅登山口を偵察しました

9:10 登山口   

9:25 八王子市内「登山遠足」の団体です(小雨が落ちてました)

クサノオウ:ケシ科(汁が有毒)

6:50 「琵琶滝」、朱印ゲット2/3   

10:15 十一丁目茶屋 (陽も射してます)

「蛇滝」 へ降ります  

今の時期主役は「シャガ:アヤメ科」です

蛇滝水行道場(この中に六十七、六十八番があります)

朱印ゲット・・・コンプリート3/3   

イワタバコ:イワタバコ科

これからです 高尾山に戻ります   

ミヤマカタバミ、葉も大きく成長し光合成に備えています

少しずつ人も増えてました

11:30 大天狗と小天狗

大天狗は団扇をか携えています。災厄を祓い、幸福を招くためのもの。

「開運の天狗団扇」と呼んでいます。  【高尾山報4月号より】

「御護摩受付所」で朱印状を確認してもらい、お札を頂きました。 

ガイド冊子00円、記名料00円也

  

白内障の手術を考えているので、しっかり撫でてきました

11;40~12:00 (喧騒の)高尾山      

あいにくの空

12:05 大垂水峠へ降ります  

オオカメノキ

チゴユリ(少数派でした)

ホウチャクソウ:ユリ科チゴユリ属

花の形が寺の軒先に架っている大型の風鈴「宝鐸」に似ているからの命名

圧倒的に多かった

崩壊地も

ヨゴレネコノメ

見覚えあり

13:05 大垂水峠(下は旧甲州街道20号線)

ここから南高尾山稜、高尾駅まで10kmあります

イカリソウ

登り返します  

13:30 大洞山:536m 

コメウツギ

ヤマツツジ

コバノタツナミソウ

葉)エイザンスミレ 花)ノイチゴにアゲハ蝶の幼虫が

新緑が眩しい

カラスアゲハ

ジュウニヒトエ

14:00 中沢山はトラバース、14:10 展望台(右は城山湖)

14:25 西山峠、山下(旧甲州街道)へ降ります

この斜面はニリンソウの群落地で有名です

ヤマブキソウ

ニリンソウの群落地を降りて

14:55 山下

最後のお地蔵さん 

アオイスミレ

15:00 蛇塚「稲荷神社」クマガイソウの群落地です

同じ方向に揃って咲いてます

  

クマガイソウ:ラン科アツモリソウ属

袋状の唇弁を熊谷直実の母衣に例えてこの名がある

15:25 高尾山口方面(甲州街道から)・・・15:45 高尾駅着

  行程:標高差  約20km、6時間50分

  8:50 高尾駅 ⇒9:10 金毘羅登山口(偵察) ⇒9:25 高尾山登山口

   ⇒10:15 十一丁目茶屋 ⇔ 蛇滝 ⇒11:30 大本堂(お札)

   ⇒11:40・12:00 高尾山・昼食  ⇒13:05 大垂水峠(南高尾山稜)

   ⇒13:30 大洞山 ⇒14:25 西山峠 ⇒15:00 蛇塚(クマガイソウ)⇒15:45 高尾駅

**

>>空海 その14

 この時期の空海は、中国文明のなかに身を置き、感心としてはインド文明に引き寄せられている。

「儒教は世俗の作法にすぎない」

中国文明は宇宙の真実や生命の神秘においては無関心であった。

中国文明の重要な部分をなすものが「史伝」であるとすれば、

 史伝はあくまでも事実を尊ぶ。

誰が、いつ、どこで、何をしたか。

そのような事実の累積が、いかに綿密で膨大であろうとも、

 人生のおける事実など水面に浮かぶ泡よりもはかなく、無意味であろう。

インド人は、それとは別の極にいる。

史伝とか史伝的思考といった時間がない。

「生命とは何か」ということを普遍性の上に立ってのみ考えるがために、

 誰という固有名詞の歴史もない。いつという歴史的時間もなかった。

すべて轟々として旋回する旋回する抽象的思考のみであり、その思考によってのみ宇宙をとらえ、

 その原理の引き出し、生命をその原理の中で考える。

(容易にインド人を理解するのはむずかしい・・・・・)

           【空海の風景四:司馬史観といわれる中国・インド文明の解釈】


高尾山:春

2022年03月30日 | 東京都の山

3月27日春の”花”高尾山へ行ってきた。

「高尾山内八十八大師」巡りの仕上げも兼ねて・・・。

高尾山内八十八大師とは第二十六世御山主・志賀照林大僧正が、

 自ら四国八十八カ所を巡礼され、札所の土を持ち帰り、

山内各所に納め、お大師像を建立したものです。

9:30 JR高尾駅発、今日は「蛇滝口」から入るので西浅川交差点を右折

9:50 旧甲州街道「小仏関所跡」

ヒメオドリコソウ

高尾梅林かっての「桑林」です

丁度中間点「蛇滝」

10:05 ここを左折「登山口」ではなく「蛇滝水行道場入口」

上は

神社に寄りました

ここから蛇滝まで、沢沿いの道で見た『春の花の皆さん』です

ニリンソウ

セントウソウ

ハナネコノメソウ

ユリワサビ

ヤマネコノメソウ

ヨゴレネコノメ

10:30 蛇滝(水行道場) 六十七~七十四番

道場を抜けて稜線までの散策道、あやしげな人がいました

     

スミレの皆さん            エイザンスミレ

 

ミヤマカタバミ

もうすぐ稜線   

11:00 十一丁目茶屋の眺望

シュンランが(一株だけ?)

仏舎利塔への道

11:15 仏舎利塔(初めての訪問です) 四十二~六十三番

11:25 薬王院本堂

11:40 高尾山(人は多く出ていました}・昼食

今日の主役は大山:1252m 12:10~12:40 八丁平へ 

13:30 仏舎利塔へ戻り 

14:10 金毘羅台へ

シキミと 八十八大師像(七十六~八十七番)

京王線高尾山口駅へ

14:30 不動院、「不動院印」Get  残りは「蛇滝印」と「琵琶滝印」

 第八十八番 結願・弘法大師

14:40 高尾山口駅 ~ 15:10 JR高尾駅   

  行程:標高差429m、約14km、5.5時間

  9:30 JR高尾駅 ⇒9:50 小仏関所跡 ⇒10:05 蛇滝分岐 ⇒10:30 蛇滝

   ⇒11:00 十一丁目茶屋 ⇒11:15 仏舎利塔 ⇒11:40 高尾山・昼

   12:40⇔八丁平 ⇒13:30 仏舎利塔 ⇒14:10 金毘羅台 ⇒15:10 高尾駅                  

**

>> 空海10

・・・空海の少年の日々を・・・

彼の少年期は幸福であり過ぎるようだ。

『私は両親から貴物といわれていたよ』と門人達に洩らしたらしい。

彼の談話をもとにして編んだ「御遺合:ごゆいごう」にある。

貴物という語感には神秘的なきらめきが含まれている。

子が異様な利発さを持つという場合、そこに神に近いものを感じた。

その習慣が信仰に近く、あるいは秀才信仰と名づくべき伝統があった。

空海より後に出てくる菅原道真にもそういう雰囲気があり、

 道真をとりまく信仰的気分がそのまま延長し、道真は神になった。

                     【空海の風景より】


陣馬山ⅷ(一ノ尾尾根から)

2021年11月11日 | 東京都の山

11月10日、八度目の陣馬山は藤野駅からの周回コース、

 一ノ尾尾根を登って、明王峠へ、矢の音~虎杖ノ頭を経て藤野駅へ戻りました。

8:30 丹沢の山並み@藤野駅、登山口まで歩きます

ムラサキシキブ

マンネングサと落葉、晩秋ですね

御嶽神社の公孫樹  🎯 🎯 🎯

9:00 陣馬山登山口BSから登山口へ 紅葉真っ盛り

9:20 (一ノ尾尾根)登山道

湯(雨)上りの艶姿  アキノタムラソウ 👆

リンドウ

10:10 テラス(中間点)  

落ち葉の道

11:00 陣馬(場)山:853m

 ①北条氏の滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」説、

 ②カヤ刈場であったことから「茅(チガヤ)場」から音が変化したとの説、

 ③馬の陣を張ったことから「陣馬」の文字が使われた説とがある。

 京王電鉄が、山頂に白馬の像を建てて象徴化した。

🗻 

丹沢の山並み 

奥多摩大岳山(中央)

左奥)大菩薩嶺 中央)生藤山:990m 

11:15 明王峠へ向かいます   

  

「関東ふれあいの道」奥高尾縦走の道でもあります

富士小屋山:760m

 🎯 

11:55 明王峠、   昼食

  

この心づかい感謝します

ノアザミ、これから花を開きます

12:15 明王峠へ降ります、富士山ともお別れ

下って相模湖町へ

虎杖(イタドリ)沢の頭と読みます(直進すれば相模湖駅への道です)

矢の音へ寄ります

12:40 矢の音:633m=藤野十五名山

奥高尾縦走の稜線   

13:00 ここから奈良本峠まで・・・破線ルートです

コナラ

13:10 奈良本峠、直進です

13:15 虎杖(イタドリ)沢ノ頭:506m 

イタドリとはタデ科の多年草、新芽はスカンポといいます

眺望はありませんが、紅葉がカバーしてくれます 

下って、大月ノ頭:477mから一気に下り、

西側の眺望(中央が三ツ峠)

中央高速

が見えてきました

13:45 吉野集落まで降りてきました、15:55 藤野駅着 

   行程:標高差648m、15,7km、約5,5時間

8:30 JR藤野駅 ⇒9:00 陣馬山(一ノ尾尾根)登山口 ⇒10:10 中間テラス

 ⇒11:00 陣馬山・15分 ⇒11:35 富士小屋山:760m ⇒11:55 明王峠・昼 

 ⇒12:40 矢の音:633m ⇒13:10 奈良本峠 ⇒13:15イタドリ沢ノ頭:506m 

 ⇒13:20 大月ノ頭:477m ⇒13:45 吉野(登山口)⇒13:55 藤野駅 

**

11月twins8歳になりました、メイの撮った写真です


中沢山(南高尾)

2021年05月11日 | 東京都の山

5月10日、稲荷神社のクマガイソウを見に(遅いよ!!)

南高尾プチ縦走(🏔 🏔 🏔 🏔)してきた。

セブンサミッツ https://imatama.jp/article/news/yamasuta

8:30 JR高尾駅

甲州街道(20号線)を歩いてもうすぐ、梅の木平

9:20 左折して中沢峠の道へ「稲荷神社」

🔚終わってま🔚(10日遅かった)

4月16日クマガイソウ:らん科

エビネ:らん科

稲荷神社

シャガ:あやめ科

9:30 「うかい鳥山」への舗装道路を行きます

クサノオウ

西山峠への分岐(関東ふれあいの道)

「うかい鳥山」通過

https://www.ukai.co.jp/toriyama/

  

”花街道”が続きます 

オオカメノキ:すいかずら科

ジシバリ

フタリシズカ

ヒメウツギ

マルバスミレ

ウマノアシガタ

ホウチャクソウ

カキドウシ

ウラシマテンナンショウ:さといも科

10:20 中沢峠への登山道へ(杉植林帯)

ニリンソウ残ってました

10:30 中沢峠(南高尾縦走路へ流)

10:35 中沢山:495m(今日のピーク)の聖観音菩薩像

ニガナ

キンランが登山道脇にいくつか咲いてました

  

ジュウニヒトエ:しそ科

ツクバキンモンソウ:しそ科

10:55 見晴台(津久井湖の上に丹沢の山並み)

11:15 西山峠

11:25 泰光寺山:475mにて昼食

眺望はないけど光のシャワーが

三沢峠へ木段を降ります

オカタツナミソウ

11:55 三沢峠  12:00 榎窪山:420m(通過

ミヤマナルコユリ

Green Shawaer

城山湖

12:20 草戸山:364m(町田市最高峰)

ホタルカズラ:むらさき科

12:35 草戸峠

四辻まではアップダウンの多い登山道

13:25 四辻(直進すればJR高尾駅へ降りられるが)

チゴユリ

蜘蛛も「蠢く」

住宅地にある「南高尾縦走路」入口

13:40 高尾山口駅、漬物を買って帰途に

ユキノシタ

 🚋  行程:標高差300m、約14km、5時間   

  8:30  JR高尾駅 ⇒8:50 高尾山口(甲州街道) ⇒9:20 稲荷神社(うかい鳥山)

 ⇒10:30 中沢峠 ⇒10:35 中沢山:494m ⇒10:55 見晴台 ⇒11:15 西山峠

 ⇒11:25 泰光寺山:475m・昼食 ⇒11:55 三沢峠 ⇒12:00 榎窪山:420m

 ⇒12:20 草戸山:364m ⇒12:35 草戸峠 ⇒13:25 四辻 ⇒13:40 高尾山口