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コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2025.06 No.274

2025年05月30日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2025年06月号〉



□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第15話

ノース・ステイツ・ブロック議会本部で、紛争によるタグベルンでの
食糧難に付いての議論が行われています。地球経済援助機構「UNDER」の
報告では、ランザット社との新たなパートナーシップで、解決に向かうと。
しかし、そのランザット社も件の紛争と無関係ではなく、自治体では、
紛争に巻き込まれるのではないかと、不安視する声もあるようです。
UNDERのクレイグ・イーオンが安全性を説明するため、召喚されます。
クレイグは、今は、シジマ・ゾマの偽名で、活動しています。念のため。
因みに、UNDERは、戦争シェアリングの確立と同時期、同様に宇宙企業の
主導で組織された機構で、地球の各ブロックに資金や技術を提供し、
施設の開発などを支援しているそう。行政に介入し、宇宙側が意図しない
突発的な紛争を抑制する機能も持っていると。地球関係者を中心に構成。
で、クレイグ曰く、企業と自治体の健全な関係を調停するのが我々の責務。
故に、安全は保障しますと発言します。雰囲気が怪しいですけども……。
クレイグは、豪奢な車両で議会を後にします。車内では、本心を述べます。
経済援助なんて名ばかりで、UNDERは、実質、スペーシアンによる
地球搾取の温床で、この仕組みがある以上、地球から紛争は無くならない。
クレイグは、だけど、僕自身は、ひとつも嘘を吐いていないよと。
救いたいんだ。世界から零れた人々をと嘯きます。運転をする秘書は、
ラルクレイグループによるインスラン社のM&Aが成立したと報告します。
これで、サウス・ステイツへの干渉もスムーズになるかと──と。

ロッキンホース孤児院──
双子?の児童がネズミに爆弾を括り付け、爆発する前に捕まえた方が勝ち
という遊びをしていて、中心人物のスゥミレは、キンカが捕まえなかったら
教室で爆発する所だったと、双子?に説教。傍らのノベルにも、双子?を
注視していてよととばっちり。マディナの御髪を整えていた女の子が、
スゥミレは、ヨシカの係りだったのにと言うと、マディナは、私の前で、
ヨシカの話はしないでと怒ります。ダンベルで鍛えていたラプスは、
キユウがヨシカを殺したんだろ?次は、俺を出してくれねぇかなと。
マディナは、これを聞き、ノロマのラプスが勝てる訳ないじゃんと。
御髪を整えていた女の子は、次は、アルゼンくんだと思うと呟きます。
そのアルゼンは、職員室に盗聴器を仕掛けているようで、バスたちの会話を
盗み聞きしつつ、キユウ…、お前さえいなければと、鉛筆をへし折ります。

グラン・アイヴィー──
観光事業で名高いアンフォラングループが展開する地球のリゾート地で、
利用者のほぼ全てがスペーシアンで、労働者のほぼ全てがアーシアン。
ヴィルダたちは、旅費を稼ぐため、同企業の地球支社で、健康診断業務。
キユウは、その手伝いで、トレーラーにテープを取りに行きます。
キユウは、トレーラーにいるヨシカに、テープの在庫を揃えて置いてと。
キユウは、一緒に旅をしていれば、元気になるかもと思っていたけど、
ずっとボーっとして、ご飯も全然食べていないと、ヨシカを心配します。
などと考えていると、支社技術局員のブランジャン・ユーネイが現れ、
キユウを、支社CEOのイザドラ・ガルダンの所に案内します。
イザドラは、キユウに対し、フランクに、いきなり結婚を持ち掛けます。
イザドラは、父親である会長から、スペーシアンである自分たちは、
地球の魅力を心から理解しているとは言えず、よい相手がいれば、
アーシアンの方と縁を結ぶようにと、幼い頃から言われていたようで、
17歳になった今、キユウに一目惚れしたんだと言います。
キユウは、ブランジャンもアーシアンだから、地球のこと教えて貰えばと。
また、ヴィルダと旅をしているし、ヨシカのこともあると話を濁します。
イザドラは、諦めず、バトルメガというアクティビティに案内します。
操縦に慣れていない人でも簡単に操ることができるMSでの対戦ゲームで、
対戦相手のブレードアンテナを折った方が勝ちというルールになります。
で、イザドラたちは、互いの欲しいものを賭け、決闘が成立します。
イザドラは、22戦22勝中ですが、ブランジャン曰く、操縦のクセに、
近頃、機体が反応できていないようで、調整の必要があると説きます。
が、イザドラは、自信満々に、自分のクセ位は、自分で修正できると。

ロッキンホース孤児院──
クレイグが戻り、秘書と共に、地下に向かいます。アルゼンが尾行します。
クレイグは、隠れていたアルゼンに声を掛けると、彼は、シジマ先生から
教わりたいと。クレイグは、人を救うガンダムだとナイオンを紹介します。

□機動戦士ムーンガンダム
 episode 70(後編)

シャア大佐は、ハマーンやカミーユの声を聞きますが、ムーンガンダムと
サザビーのサイコミュが共鳴して見せた幻覚だと否定し、大事を控えた
身だが、作った者の責任として、ここですべての禍根は断たせて貰うと。
ムーンは、サザビーをも取り込み、力を得られれば、穴を拡げられると。
ユッタの祖父やウバルド大尉の声が、ユッタに呼び掛けますが、届かず。
ウバルド大尉の声は、ミネバに、あんたの他に呼び戻せるヤツはいねぇと。
ミネバは、傷付いて、悲しんでいるユッタに掛けられる言葉なんてと。
ウバルド大尉の声は、ユッタが前にあんたを助けたように、あの時、
あんたはもう一度この世に生まれた。もうジオンを継ぐお姫様じゃないと。
ユッタも本当のあんたが迎えに来てくれるのを待っていると、説得します。
サフィラ中尉も彼の声が聞こえ、ユッタの所に行けばいいんでしょと。
ムーリ中尉にも声が聞こえ、サフィラ中尉機を全力で援護するんだと。
ビスケス、エルミ、ジョー、オルヤンにも、ユッタとミネバを会わせろと。
シャア大佐機は、遠距離攻撃を諦め、近接攻撃に移行。ムーンガンダムは、
あのマシーンを食えと、ユッタに囁きます。そこへ、サフィラ中尉機が。
ミネバは、必要なの! あなたが……!と、ユッタに呼び掛けます。

□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
 develop07: グレイブヤードに集う

ジャンクα──
エリカと通信を終えたプロフェッサーに、樹里が声を掛けます。
ロウが何処にいるか訊ねると、プロフェッサーは、グレイブヤードだと。
ジャンク屋組合は、グレイブヤードの古の技術のデータを全て回収し、
オープンソースとして、世界に公開するという計画を開始いたします。

ロウは、組合が造ったレイスタの性能に、作業用として満足していますが、
もし戦闘になれば……と。独り言のつもりでしたが、外部スピーカーが
オンのままで、側で作業をしていたユンは、戦闘用ではないので~と。
ロウのレッド改には、ジャン謹製のパワーシリンダーが搭載されていて、
力作業も楽々とこなせます。ジャンも役立っていることを嬉しく思うと。
ユンとジャンが造り出したものが世界中で活躍しているのはスゴいが……。
考え込むロウに、コマンドザクCCIに乗ったコートニーが声を掛けます。
ロッホが別件で借りていた同機と合わせ、2機1組で、送受信が円滑だと。
ジャンとユンは、ロウの刀を打った蘊奥と会ってみたいと言うのですが、
老犬の伝八の余生を健やかに送らせてやりたいと、彼は地球に降りたと。

ロウは、民間機が戦闘に巻き込まれる事案が少なくないことを話し、
力のない者たちが何もできずに犠牲になる惨状は、二度と見たくないと。
プロフェッサーは、フェアネスにも相談してみた方が良いかしらと。

サーペントテイルの宇宙拠点「スネイル2」──
ストライクフリーダムガンダムが拠点に接近していることが判ります。

□機動戦士ガンダムNT
 第66話 ティート・トゥッチ

ヨナは、亡き幼馴染みとの邂逅から決意を新たにし、覚悟を決めます。
フェネクスは、アームド・アーマーDEを装着し、IIネオ・ジオングへ。
操られたシーク機がフェネクスを攻撃しますが、その総てを無効化し、
機体を侵食していたファンネル・ビットを摘出し、ビアギッテたちに、
パイロットが無事であることを伝え、あの子を救ってくれと言います。
彼の本来の心を、助けを求める本当の彼を、頼む!と、ラソイオを掣肘。
マリクは、大丈夫信じているからと。ビアギッテは、行動を開始します。
ビアギッテは、自らの殻に篭もるティートに、優しく呼び掛けます。
ティートは、これまでたくさんの人を傷付けたと、放っておいてと。
ボクなんて生まれてこなければ良かったと。誰からも愛されず……と。
ビアギッテは、君を心から愛してくれていた人はいたでしょ?と。
ティートは、うるさいと遮り、ボクは、間違った子供だったと。
間違いだらけの人生だった。だから、全部無かったことにすると癇癪。
ビアギッテは、ティートを優しく見詰めていた存在がいたと、
最後の過ちの混乱と罪悪感で、その記憶に蓋をしていると言います。
ティートは、そんなの今さらどうしようもないと拒絶しますが、
ビアギッテは、わたしがいれば、君が求めていた通りに叶うと説得。
ビアギッテ機は、シナンジュの右手を取り、ティートのイマジナリーは、
君が最も影響を受けている人物の分身の形で現れると、彼女が言うと、
フラニーの三つ編みが解け、ブライアー?に似た表情を見せます。
アノ人は、少年時代のキミが最も影響を受けた人、キミの良心を象った
心の拠り所だとし、本当の心を取り戻してと、ティートに語り掛けます。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第10話「キリマンジャロの麓で」

宇宙世紀0122年8月10日 アフリカ タンザニア地区──
イヴァルは、立ち乗り式のワッパで買い出しに出ていると、ネコに遭遇。
商店のおじさんに、見ない顔だねと、コーラを奢って貰います。
イヴァルは、宇宙で別れたレオンを想い、キミはどうしているの?と。

地球連邦軍 マニャラ基地──
デフは、食堂で出された培養ソーセージの味に、不満を漏らします。
そこへ、そのソーセージを山盛りにした、イヴァルが現れます。
食事後、イヴァルたちは、ジョブに呼ばれ、今後の予定が話されます。
マルス・ガンダムとハルファイターは、サナリィが開発した試作5号機で、
イヴァルは、嘱託でテストをしている民間人という設定になります。
ジョブには、ユーリと名乗る人物に心当たりがあるようです。
イヴァルは、木星ジオン(ジュピター・ファントム)のことを訊ねます。
ジョブ曰く、フォン・ブラウン参謀本部は、外洋艦隊がひとつ潰れても、
外宇宙のジオンに何ができるとも思っていないようです。
ともあれ、ニュータイプが世界を見るべきだということには賛成で、
そこで得た答えが、我々や君に取って良いものであることを祈りますと。
で、デフだけが残され、回収した2号機に付いての説明があります。
参謀本部は、AIがジオンに汚染されている可能性があるとして、封印。
ジョブは、これに抗うべく、かねてよりの計画を発動すると言います。
第II仕様のDASHは、大破した2号機の大規模改修、第III仕様のCLUSTERは、
研究所入りしていた3号機を基に、フレームからの再設計で進めていて、
言わば、まだ見ぬ次世代のフォーミュラのための実験機という機体だと。
それ専用のY(ヤングスター)、そして、X(エクストラ)を開発すると。
そのため、4号機の部材を使い修復中の1号機とマルス・ガンダムを用い、
パックのテストを行うと説明。また、近々大きな戦乱が起きるとも。

デフたちは、イヴァルを連れ、キリマンジャロ宇宙港近くの見学に。
ここは、キリマンジャロ基地の第7演習区で、デフのヘビーガンは、
イヴァルのマルスを模擬戦に誘うと、イヴァルも乗り気で手合わせに。
イヴァル機の飛び込み、大上段を躱し、デフ機は、腹部を左一文字に。
デフは、F90のクセは理解している、また、お前の動きは直線過ぎると。
全力で来ないと、一本も取れないぜと、イヴァルを挑発いたします。
デフ機とイヴァル機は、互いに一進一退の熱戦を繰り広げます。

同時刻 ンゴロンゴロ地区──
テロリストの足取りを追い、ウォルフが、ガンレイドを伴って登場。

月刊モビルマシーン縮刷版
VOLUME31 OMS-90R2/F90V マルス・ガンダム

頭頂高:15.2m
全備重量:21.81t
ジェネレーター出力:3,160kW
スラスター総推力:77,720kg
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 ビーム・サーベル×2(腰部)
 対MS用グレネード×4(???)
携行武装:
 ビーム・マシンガン

OMS-90R2型は、OMS-90R型と異なり、機体各部のハードポイントは、
F90原型機の規格と同等のものに差し戻された上で、90R型に用いられた
ジオン規格のものにも対応できるハイブリッドタイプになっている。
これは、同機に採用されたAIを十全に使用するためとも、ツィマット社
から裏取引で入手したF80型用ミッションパックの流用を想定したとも。
下半身のHPは撤廃されているため、F90原型機と同等とはならない。
腕部、及び左肩部には、ビーム・シールドの搭載を想定した、大型の
接続マウントとコンデンサーが設けられ、90R型とは異なり、大出力の
ビーム・シールドの展開を可能にしている。ただし、ジェネレーターとの
マッチングには、AIが初期化されていたこともあり、不具合を抱え、
実際の使用時には、エネルギーバイパス系統に問題があったと判明。
また、胴体には、サイコ・フレームを内蔵した、増加装甲が施され、
当初から火星製ハル・ファイターとの合体を想定した設計が行われ、
TR計画に携わった技術者が関与していたことが推測される。
武装は、ビーム・ライフル、ビーム・サーベルなど、OMS-1003型や、
F80型の流用品が装備され、両腕部の大容量接続マウントを介した、
より大出力の火器も想定されていた可能性もある。
90R2型が何機製造されたかは、現在の所不明だが、AIシステムの複製が
不可能な以上、オリジナルのAIを搭載した機体は、イヴァルによって
持ち出された1機のみだったと考えて良いだろう。

U.C.0148年12月24日 ディナ・キム・ギンザエワ

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 極夜黎明編(6)

フィーの体に起きた異変に対し、セラーナは、ローレン博士を呼びます。
ローレンは、鎮静剤を投与し、フィーを浅い睡眠状態に落ち着かせます。
フィーは、極小のサイコミュを胸元の皮下組織に焼き付けていて、
ローレン曰く、サイコマシーンと繋がるためのインターフェイスで、
それが赤のグリモアに反応し、件の状態になったのではないかと推測。
フィーは、自我は覚醒しているようで、周囲の会話が聞こえていました。
アナハイムが白のグリモアを複製したとすれば、クランの情報も、
最悪の場合、ヴァルプルギス計画の全容を知られた可能性もあると。
また、ハマーンが死んだと聞いていたが、彼女は、影武者なのか?と。
そこへ、エゥーゴがふたつの艦隊を動かすとの情報が入ります。
一方は、サイド2からこちらの影響力を排除する狙いで、もう一方は、
広域偵察の名目で、白とかいうコードネームの何かを回収に行くと。
セラーナは、白と聞き、フィーたちがアナハイム社の輸送船を襲った
理由が、白のグリモアであり、シロッコの信奉者とエゥーゴの双方が
欲する財宝があの中にあったと推察し、それを奪うと企図します。

レイモンは、マンハイム博士は、何故オーヴェロンを完成させたのかと。
機体を完成させれば、奪われるリスクが生じる。事実、フランチェスカは、
クランの連中に引き渡そうとした。恐らく博士には、奪われる前に、
自分の目的は達成できるという計算があったと推察します。
ヘイミルが博士の目的って?と訊くと、レイモンは、博士は、息子に、
パプテマス・シロッコを継がせるつもりだと答えます。
レイモンは、故にユーロンの派遣先を変えさせ、マシロを迎えさせに。
で、ユーロンには、特殊部隊のマスティフが乗艦することになります。

セラーナたちは、エゥーゴ艦隊を前に、檄を飛ばし、味方を鼓舞します。
多勢に無勢ですが、セラーナ機は、ファンネルを戦場全域に展開させ、
一兵卒をも庇うような戦い方を見せますが、エルナルドは、我らは、
その御心に光を見たが、その優しさが、何時か御身を危うくすると危惧。
レント大尉は、ネモ・リメスの試乗会だと、敵軍勢を侮りますが、
ファンネルの存在を見て、アリーゼ准尉機を、セラーナ機に対峙させます。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム ゼーロイバー

ニコルは、調査船に装備された光の翼の検証に志願し、土星方面へ。
テテニスは、最近ニコルとイオが仲が良いことを気にしていたようで、
旦那と息子の嫁がスパイなのは、家庭環境に不安があると心配します。
で、調査船の人事に手を加え、ニコル好みのお姉さんを大量に配したと。
が、ニコルは、土星探査をレポートしようと密航していた、漫画家の
ブラッド・ベリー(本名ホワイトストロベリー・スズキ)と邂逅します。

□機動戦士ガンダムF91 ETERNAL WIND
 第5.5話『「河」を越えて 後編』

コロニー外にいるカイラム級の艦長は、コロニーの穴に対し、作戦成功の
暁には、住民たちは必ずよくぞ開けたと、我々に感謝すると臆面もなく。
練度の低い連邦軍の小隊は、コロニーへの被害を考慮せずに戦闘を。
ドレル大尉は、コロニーを破壊し、援軍を外から入れる連邦軍を断罪。
そして、ドレル大尉は、援軍が送り込まれる穴の守備に当たるとします。
同隊のユウリ少尉は、ここは自分に任せ、ベラ様を捜されては?と。
ドレル大尉は、お爺様は、ベラとの再会は、天運に任されると仰られた。
だから、私は、妹との再会を信じるまでだと、穴に留まります。

シーブックたちは、この先が乗り捨てられた車両で、渋滞してるとし、
ドワイトの言う秘密のシェルターへ徒歩で向かうことにします。
で、その目的地はと言うと、名物艦長のいるロイ博物館でございます。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-20[魂を炎と焚べて]

ヴコドラク(偽アジャク)は、予備部材のコンテナに偽装し、搬入された
Mk-IIIを、もう1匹の狼(ガンダム)と呼びます。カーシィのMk-IIIは、
マカミ軍曹のMk-IVのインコムを捕らえ、格闘戦を挑みます。
ヴコドラクは、マカミ軍曹の誰何に対し、その燃える復讐心を力に変え、
巨大なる敵を討てと。軍曹は、復讐の下準備をした組織だと気付きます。
マカミ軍曹は、何のために復讐に協力したのかと訊ねると、ヴコドラクは、
死者の想念をマシンに宿らせるため、たくさんの「死」が必要だったと。
ヴコドラクは語ります。パイロットの思念を機体制御に反映させる、
簡易サイコミュ・システム(後のバイオセンサー)の開発に携わり、
偶発的に発生した不幸な事故死があり、それを境にニュータイプ被験者が
奇妙な証言をするようになったと。サイコミュを通し、死者の声を聞いた。
人が生死すら超越する鍵があると直感し、過去の機密データを漁った結果、
類似の事例が皆無でないことも判ったと。マリオンと思われる画が。
お陰で研究機関からは追われたが、持論を理解する天才にも出会えたと。
ヴコドラクの提出した資料を見定めるシロッコの姿がありました。
で、ただの死ではきっと物足りないとし、死ぬ者と殺す者の強い感情、
爆発的な想念が、システムに魂を焼き付けるのだと持論を展開します。
試作バイオセンサーを中枢とするWarfare Excusioning Anima Resonator。
Excusioning(Executioning?)、Resonater(Resonator?)
そのための連続殺人、復讐劇。故に君という人狼を送り込んだんだと。
我が親愛なる共犯者、マカミ・タルボット君と、総てを明かします。

マカミ軍曹は、傍らの偽マリットを見て、共犯者はお前なんかじゃないと。
カーシィのMk-IIIが防盾のサーベルをリリースし、軍曹のMk-IVを狙います。
瞬間、レト少尉は、何かを感じ取ります。Mk-IVのコックピットでは、
ラセッド中尉が顕れ、ざまあないなと。また、ロビソン大尉が顕れ、
こちらの方がパワーは上の筈だと。さらに、ロゼールが顕れ、僕たちの
力を君に、このマシンに貸すよと、マカミ軍曹に語り掛けます。
マカミ軍曹は、幻視を振り払うように黙れと。本当に死後の想念なんて
モノが残るなら、人の死が虚無の終点でないなら、俺の復讐はどうなる。
3人の死者は消え去りますが、偽マリットが、マカミ軍曹に寄り添います。
マカミ軍曹の絶叫と共に、Mk-IVがMk-IIIを圧倒します。ヴコドラクは、
W.E.A.R.の祭壇に魂の炎が灯ったと笑みを浮かべ、人狼伝説の起源が、
狼の毛皮(スーツ)を纏った狂戦士(WEARWOLF)だと歓喜します。

オクリーヌ副長は、黒幕がアジャク医師に変装した潜入者だと報告。
リュコス艦長は、報告を無視し、投票の準備を進めさせます。
艦長が注視するモニターには、格納庫のヴコドラクの姿が映っていました。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.23“マロビは前に進む”

ラルフ中尉機は、ガンペリーを足場に跳躍し、ラブセル大尉機に肉迫。
ライフルを構えますが、容易く御され、敵機の手刀がコックピットに。
間一髪、ウィリアム軍曹のコア・ファイターが牽制し、被害を免れます。
代わりに、コア・ファイターは、尾翼を損傷し、眼下に急降下します。
ラルフ中尉機は、落下しながらも、ラブセル大尉機を狙い撃ちますが、
狙いが振れ、命中することなく、地上に落着します。
ラブセル大尉は、爆撃の現場を観られたことで、当初の作戦を諦めます。
トマスは、確かめたいことがあると、ウィリアム軍曹機を追い駆けます。

ラルフ中尉機は、推進器を噴かし、軟着陸し、マロビ曹長機を探します。
そこへ、ウィリアム軍曹の機体を改造した、ベビ機が現れ、対峙します。
そのベビ機に、ラブセル大尉から通信が入り、街への爆撃のことを暴露。
ベビは、戦う前に気が逸れると、大尉の通信が終わる前に切断します。
ラブセル大尉は、まだ何かしらを企んでいるようですが……。

街では、父と呼ばれるアジ・ダハーカの首領がジャガー?で駆け付け、
デバに、ベビを惑わせている企みに付いて、訊きたいことがあると。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第12話 ザンスカール帝国

オイ伯爵は、オデロに、ザンスカール帝国に付いて語ります。
伯爵は、サイド2の出身で、帝国が勃興した4年前は、地球にいたが、
生まれ育ったコロニーが知らない国の名を宣言したのを見た時は、
故郷を奪われたような気分になったと述懐します。
帝国の軍隊ベスパは、極めて合理的に目的を遂行。そのため、残酷な
方法も平気で取ると。ラゲーンも街の周囲を炎で包み、中央の広場や
大通りの逃げ惑う人々を機銃で、狩るような制圧方法を行うと。
そして、ギロチンによる粛清という恐怖と、マリア主義なる宗教による
癒しにより、極めて合理的に国民の心を掌握して行ったと。
宇宙戦国時代と呼ばれる程に社会が不安定になると、これ程までに
バカバカしい政治でも人々は、結束してしまう程に人類は幼いと。
噂だが、帝国は、地球侵攻以上のこともやろうとしているようだと。

オデロは、攻撃衛星カイラスギリーを、言ってみれば、ギロチンだと。
戦艦に巨大な車輪が付いたバイク戦艦、ベスパには、バイクのオバケ
みたいな機動兵器、ドッゴーラやザンネックなど、やけに円盤の形が
印象に残っていると。で、究極の円盤がエンジェル・ハイロゥだと。

オデロは、ムバラク司令によるエンジェル・ハイロゥの説明を回想。
巨大な脳波発生器で、直接細胞に作用し、退行現象を引き起こすと。
帝国の兵器は、地球の自然を壊すことなく、人類だけを抹殺する……。
どこまでも合理的で、どこまでも残酷な奴らだと、背筋がゾッとします。
人類に勝手に絶望し、人類だけを滅ぼそうなんて、老人の絶望を、
オレたち子供に押し付けるのかよ。まっぴらだぜと、カガチに悪態を。
伯爵のザンスカールを、君はいつか許すべきだとの言葉を思い出します。
が、両親を殺し、仲間を殺し、勝手に絶望し、人類を自殺の道連れに
しようとしている奴らを許すなんて、オレには、やっぱり無理だぜと。
そして、エリシャの顔が浮かび、女性になら許すことができるのか?と。
マリア主義は、母なるモノを大切にすると聞いたことがあるとし、
母なる大地を大切にすることは、人類を抹殺すること、それを許すこと?
この戦争を始めたのはカガチだけど、その野心の暴走のキッカケは、
マリアという女だったとの考えに、オデロは、至ります。

□機動戦士ガンダム0079外伝 STAND BY ME
 第12話「保釈」

連邦軍の行動が活発化し、先日も我が基地への挑発行為があり、
偵察の回数を強化する必要があると、基地司令は部下に命じます。
イアンは、その司令に喚ばれ、近頃のお前は何を考えているんだと説教。
軍の規律を破り、命令に背き、何をやっているんだと。申し開きは?と。
イアンは、この戦いに付いて行けないと、軍を除隊したいと言います。
ジオンの独立を願い、入隊し、この基地に来たが、ここでの戦いは、
わたしの理念に反し、一般市民を抑圧する戦いになりつつあると。
戦争に犠牲者が出るのは当たり前だが、老人や女性、子供を巻き込むのは
堪えられないと毅然と。司令は、戦局は今、激しさを増している。
MSのパイロットは、ひとりでも多い方が良いとし、除隊は認められず。
イアンは、独房から大部屋に戻りますが、その気分は晴れず仕舞い。

翌朝、捕らえられていた耕作人が釈放される様子を、偶然見掛けます。
イアンが兵舎の屋根で鳴くハトを眺めていると、ヴィーゼルに先導され、
修理を終えた、2機のザクがトレーラーで基地に戻って来ます。
イアンは、その様子を厳しい表情で見詰めていました。

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