コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

トップガンダム

2010年06月29日 | 短編
今週もサイバーコミックス01からでございます。

<TOP GUNDAM>
文:山口宏/画:小林誠/レイアウト:石田りえ

U.C.0082年、連邦軍は洋上ホバー空母「グラーフ・ツェッペリン」を
訓練基地とするMSパイロットのエリート校を設立する。
旧世紀の米海軍訓練学校名と、一年戦争時代のエース機になぞらえ、
その訓練校はこう呼ばれる。-「トップガンダム」と。

シェイドは相棒のウェルナーとともに哨戒任務に就いていました。
先行するハルトマン組も先に「幽霊」を見付け出そうとしていた。
-ゴースト。
ここ数週間、インド洋上空域のレーダーに現れては消える機影があり、
その度に今日のような探索隊が出るが、成果はありませんでした。

と、唐突にシェイドの父親の話が登場いたします。
彼の父親は名うての戦闘機乗りで、MSの登場で戦場が一変しても、
昔気質のパイロット魂を持つ勇猛な空の戦士だったそうです。
が、ある作戦に出撃し、そして、二度と帰って来なかった…。
勲功章の授与も、戦死での二階級特進もなく不可解だったらしい。
更に時が経つと、事実は湾曲、曲解し、「敵前逃亡」となった。
シェイドがパイロットになったのも、死の真相を確かめるためだった。

戻って、シェイド組。
帰投しようとした矢先、何もない空間から突如、ミサイルが出現する。
散弾ミサイルがGEEMとド・ダイⅡを襲い、ド・ダイは高度を失する。
シェイドは応答のないド・ダイをGEEMから操縦し、立て直しを図る。
最中、異形の機体を目にする。巨大な翼の中央にザクの顔を持つ機体を…。

命辛々、グラーフツェッペリンに戻ったシェイドでしたが、
交戦した敵機の報告は艦長たちにも信じて貰えず、
また、医務室に運ばれたウェルナーも亡くなってしまいます…。
ややあって、次の要人警護任務からも外され、甲板で黄昏るシェイド。
新顔のリヒトホーフェンがそんなシェイドに声を掛けて来ます。
リヒトはシェイドが遭遇した不可視の敵に並々ならぬ興味を示します。

その後、要人護衛任務に出ていたハルトマンたちから緊急通信が入り、
要人の乗る「マッケンゼン」が襲撃されたことが伝えられます。
その映像に「不可視の敵」を見留めたシェイドはリヒトと出撃します。

スティルスザクをペイント弾で可視にしたり、「マッケンゼン」の
下部に取り付き、自爆を仄めかす機体を「マッケンゼン」と協力し、
撃退したりと、色々あったのですが、長いので割愛いたします。
作戦成功後、リヒトがシェイドの父の同僚だったことを話されたり、
グラーフツェッペリンの艦橋を掠めるビクトリーロールをしたりで、
第1部終了でございます。

結局、シェイドの父親の死の真相は不明のままでございます。
って、第2部とかあったっけ??

■機体
・RMS-114 GEEM
RX-78の発展量産機。Gundam-type Experienced Exertion Mobilesuit。
・スティルスザク
一年戦争末期、公国軍が進めていたMS不可視計画の産物。
・重装ゲルググ
公国軍の名機・ゲルググを改装した機体。本編未登場。
・レギュシオザック
連邦軍に移った公国軍系技術者が設計した機体。
・グラーフツェッペリン
公国軍製のホバー空母。戦後、連邦軍が接収する。
・CA-16 ド・ダイⅡ
サブフライトシステム。
・マッケンゼン
貨物シャトルHOTOL級を改造した輸送機。今回は要人を輸送。
・AF-01B マングース
ノヴォトニー中佐の愛機。リヒトの昔話で登場。
・ドップ
マングースを追撃した機体。計4機。リヒトの昔話で登場。
・グフ
マングースを追撃した機体。計7機。リヒトの昔話で登場。
・ド・ダイ
グフを乗せたサブフライトシステム。計7機。リヒトの昔話で登場。

■人物
・シェイド=ノヴォトニー中尉
GEEMのパイロット。
・ウェルナー中尉
ド・ダイⅡのパイロット。
・ハルトマン中尉
レギュシオザックのパイロット。
・シャルンホルスト准将
グラーフツェッペリンの艦長。
・リヒトホーフェン中尉
数日前に配属されたパイロット。
・ノヴォトニー中佐
シェイドの父。敵前逃亡の汚名を着せられる。
・D.F.ティルピッツ
連邦海軍総帥。マッケンゼンの搭乗者の一人。
コメント (2)
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