キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

練習のためのテンポ

2008年06月03日 12時10分58秒 | 楽器
先週のアルトのレッスン後、もうほとんど練習してなくて、、。

それでもアルトだけは習慣化しているので、一日一回楽器を出して一時間程度吹いている。
その他には今月から本レッスンとなるピアノの基礎練習をしていて、それが意外と難しく、すでに滞り気味、、。(汗)

それで、そのピアノ。
使っている教材は、「バイエル」という古代からある基礎練習の本で、譜面上は簡単だけど、指はそんなに簡単に動いてくれない。とりわけ両方の指が合わさるタイミングが難しい。

で、、、アルトの練習でもそうなんだけど、一番気を付けなければならないのが、フレーズ練習でのテンポ設定だと、最近気付いた。
私はどちらかというとせっかちなので、つい指の動く範囲で一番早いテンポで練習を開始してしまうのだけど、、、これだと意外と効率が悪いと思った。

それでアルトの練習だど、できないフレーズがあると一点集中で、メトロノームのテンポを=80にセットして、それを聴きながら一音づつ吹く練習する。すると最初はまったく吹けなくても、少しづつ指が追いついてきて、しばらく吹くとひとつのフレーズがそのテンポで繋げて吹けるようになってくる。そうしたらしめたもの!
なぜかテンポ=80で流暢に吹けると、その後、テンポを上げても大概吹けるようになっている。

それでピアノの教本、「バイエル」のことなんだけど、本と一緒に付属的に模範演奏の付いたCDを購入した。
で、そのCDにはピアノだけの演奏で、ひたすら見本の演奏が本の順番に入っていて、それを参考に練習していたりする。
それで気付いたのは、その模範演奏、、、最初の方はテンポがほぼ=80前後。
アルトでやっているテンポとほぼ同じ。
つまり練習するにあたって、指と脳に覚えこませるための有効なテンポがこれに当たる気がした。
速くも無く、遅くも無く、着実に体でフレーズを覚えるのに適していると、、。
現に私もそのテンポで練習したフレーズは割りと短期間で指が動くようになってくるのが実感できる。

ただ、、、問題は、それをやる気になるか?

たった10分でも効果はあるけど、ついもっとやりやすいテンポがあるのでは?と思って、他のテンポでも練習してしまう~。
それに集中力も、もちろんいるので頭が疲れているときは雑念が多くなり、練習に集中できなくなる。そうするとイライラして、指に力が入り、結果、練習できなくなる。
で、一番良いのは、気楽な気持ちで練習すること。
「できなくてもいいや、」くらいの気持ちでメトロノームを鳴らして、譜面を広げて指を動かしてみる。そうすると意外と楽しい気持ちになって練習できるかもしれない。

、、、ともかく、これは自分へのメモに近いけど、改めて練習って大変だと思った。どんな曲でも集中して演奏するためにも、普段の練習から集中する癖を付ける必要があると思った。
でも逆に集中する癖が付けば、曲を演奏したときとか、それが習慣化されて、集中しないと、と思わなくても集中してた、、、ということにもなるので、やっぱ、普段の行いが大切だということなのだろう。(笑)

、、、ということで、今週もアルトやピアノ、フルートの練習も頑張りたい。
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