キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

125回目&126回目のレッスン(その1)

2009年11月05日 14時08分32秒 | サックスレッスン
先月、10月は2回、アルトのレッスンがあった。

この2回のレッスンは、今の私にとってとても有意義で、さらに基本に戻るための大切なレッスンになった。
2時間づつ、合計4時間のレッスン時間。その間、教えて貰ったことは、今まで5年間の集大成ともいうべき基礎的な内容で、もしくは、基礎として習ってきた内容の再確認でもあった。

まずは、レッスンの有り方、先生の指導方針、そしてレッスンの受け方、課題の取り組み方、家で練習するための心構え、等、最初の90分間、いろいろと教えて貰った。

ただ、そこで私はひとつの大きな勘違いをしていることにも気付いた。
それはレッスンで先生が指示した課題やエチュードの拘束力と、自分が習いたいと思っている課題の影響力が、変な相互作用をしていて、レッスン自体の進行を妨げていたという事に気付いていなかったこと。
つまり、それがレッスンでの課題指示にも誤解にも繋がっていた。
もっと分かりやすくいうと、先生が課題とした練習やエチュードが、自分でも練習したい課題やエチュードと一致していたので、一見、合意して練習していると思っていたのだけど、それを私の方が一方的に、自分で勝手にやりたい課題と勘違いしていたこと。
なので、私(生徒)が勝手にやりたいと持っていった課題だと解釈して、それに対して先生が単に同意してレッスンしてくれていると勘違いしていた。
ところが、実際はそうではなく、、。
で、なぜ、そんな回りくどい言い方をしたかというと、、、。

実は、10月最初のレッスンで、私がレッスンでやっている課題やエチュードが今の自分にとって難易度が高いと不満を申し出て、違うもっと易しい課題に替えて欲しいと申し出たため。
それは単に自分で勝手にやりたいと思っていた課題やエチュードだから、途中で難しくなったら変更しても構わないと思っていたから。
ところが、そこで先生のレッスンで指導方針を改めて教えて貰い、実際にレッスンでやっている課題やエチュードはあくまで先生の指導の一環として成り立っている分かり、その先生に教えて貰う以上、それらをやらなければいけない方向だと知った。
ただ、それは最初からではなく、5年間のレッスンの中で先生もいろいろと試行錯誤の末、そうなったと教えてくれた。

私の先生は、レッスンを始めた頃は、レッスンプロみたいな指導もやっていたらしいけど、最近、特にプレイヤーとして仕事が増え、と同時にレッスン仕事を減らしたことをきっかけに、より自分らしい経験をより生かしたレッスンでの指導をするように決めたらしい。それに伴い、単に趣味で適当に吹きたい生徒は教えたくないと仰っていたし、やる気があるといっても練習してこない生徒も嫌だし、、、。でも年齢性別体格関係なく、真摯な姿勢で練習に取り組んでいる生徒には、一生懸命に教えたいと仰っていた。

で、そこでのポイントは、どれだけ必要な基礎的課題に取り組むことができるか?
私はそこでのポイントを甘くみていたと、今回のレッスンで知ることができた。
自分でも必要だと感じている課題、スケール練習やエチュード等、、、。それなのにいまいちやる気が起きないことが多く、家でも練習したりしなかったり。それらをレッスンのせいにして、やる気が、、、なんていうから先生も怒ってしまった。
現時点で先生が提示してくれた課題もエチュードも、ちょっとやそっと練習しただけでもできない。それが不満でレッスンでも課題が難し過ぎる、、、とつい本音が、。でも、それは間違っていたのかもしれない。

その辺の詳しい事柄を知りたくて、レッスンでは先生に課題の難易度を質問してみたけど、回答は次の通りだった。

「自分は基礎力を身に付けるために必要な課題を提示している。たしかに難易度は高いかもしれない。でもすべての課題を真摯な姿勢で取り組むことによって会得は可能である。」
ちなみに、今、私に課せられている課題のひとつ、メジャースケール習得もジャズに基本として欠かせないのは、どのジャズの先生も同じことを言うし、テンポを速くするというのも、実際の曲で使うために必要だから。
レッスンで教えて貰った全ての課題は、目標であるジャズの曲のアドリヴをやるためにあるわけで、どの練習も必要なもの。
それを自分も分かっていたのだけど、、、もう5年も練習しているのにできないジレンマみたいなものがあって、、、。

、、、と、これはあくまで自分自身への覚書みたなものなので、分かりずらい文章かもしれません。

それで、今後、先生の付いて指導してもらうかどうか、決断を迫られて、、、私自身、覚悟を決めて続けることを決めた。

目標は、サックスという楽器の習得と、ジャズのアドリヴが吹けるようにすること。人に上手いと思われるようなプレイヤーになること。

それで現時点で、レッスンでの課題はすべて中級から上級へ上がるための基礎レベルだと知った。
たぶん、今練習していることができれば、上級レベルのクラスになったといえる。
、、、というのも、あるレッスンでの上級の基礎レベルがメジャースケール、ダイアトニックコード、等、すべて12キーで暗記、もちろん高速で吹ける事と知ったから。
実際には、エチュードは、「インターミディエイト」という名のジャズエチュード本を2冊もやっているので、そのまんまという感じ。

で、長くなったので、続きはその後に。
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