キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

楽器フェスティバル体験っ!(その2)

2006年10月10日 09時48分15秒 | アルトサックス
は~い、はい。先週の土曜日(7日)は、2年に一度の楽器フェスに行ってきました~。
今回はお天気も良く、、、(前回は大嵐だった。汗)サックスのハードケースを持っていっても、それほど苦にならなかった。、、、けど、長時間ブース内を持ち歩くのには体力が、、。(軽いケース欲しい~。笑)

、、、と、同じ文章で始まると、、、くどい?(笑)

それで、まず最初のメインのイベント参加が終った後、隣の休息所でサンドイッチを購入。のんびりとお昼を食べて、それから午後2時半から始まる「ioサックスのライヴ」を観に、噴水広場へ。
到着したら開演5分前。なぜか横の席がひとつ空いていたので座っちゃいました~。そ、そしたらなんと10分後に凄い睡魔に襲わられ、、、途中、爆睡~。(涙)
、、って、60分くらいのステージだったけど、心地よい時間を過ごした。(笑)

で、ライヴのパーソネルは、鈴木明男(サックス)、安倍潤(キーボード)、高山一也(ギター)、小松秀行(ベース)、ケニー・モブレー(ドラム)。
はっきりいってみんな仕事人!(笑)そつなく綺麗なフュージョン的なロックでした。
で、サックスの鈴木さんですが、いきなりioのピンク色のアルト!いや~、綺麗だった。音がどうこうと言う前に、ピンク色のサックスが、あんなにステージ栄えするとは思っていなかったのでびっくり。(私もピンク色欲しい~♪)
その後は、ソプラノとテナーも吹いていたんですが、う~ん、色が黒だったような。(記憶が遠い。寝てたから?爆)
でも、ソプラノでバラードとか吹いていたけど、その音色が超美しくて~。改めてソプラノの魅力を見直した。
で、終ったのが3時半。

それから、また楽器フェスの会場に戻り、4時から管楽器コーナーで、「サックス体験セミナー」を見学。思えば、2年前、自分もそこでサックスを初体験して、楽器を始めたんだ、、、と、しみじみ。
でも、今回はちょっとレベルが高い?30分のセミナーで最後は、「聖者の行進」を吹いていた~。(自分の時は、「メリーさんのひつじ。」笑)
でも20名の参加者の中で2人ほど、ちゃんと音が出なくて苦労してた。(うん、私みたい。爆)

で、終った直後に、次の5時からのセミナーの整理券の配布があったので、ちゃっかりとゲット!、、、って、それがなんとクラリネット。(爆)

ということで、クラリネット教室、初体験~。
まず、楽器の説明。「これは本体が木で出来ているんですよ~。山の香りがしまーす♪」おいおい~。(笑)
、、ということで楽しい先生のレクチャーで、楽しい体験教室が始まった。
レンタルの楽器もちゃんとしたもので、持った印象は軽い!が、しかし、吹くのがしんどい。マウスピースの大きさがソプラノサックスくらいなんで、同じように息を入れたら、、、あれ~?音がまともにでない。
「はい、下を見ないでくださ~い。」って、言われても指がどこを押えているか感覚で分からないので、つい目線は下へ下へ、、。
さらに、アンブシュアも緩めにしてしまい、サポートの先生に、「ちゃんと上の歯で支えてますか~?」とか言われたり、その後、指で全部のキーを押えようとしたら、指先が小さくて穴を押さえ切れない、、。うっ。どうしても息が穴から漏れてしまう~。(汗)

と、20分くらい吹いて、「こりゃ、難しく過ぎるなぁ、。」と、諦めかけたんだけど、なんと!その後、加える角度を調整、息も慎重に細く入れて、指も気合で押えたら、、、だんだんまともに音が出るようなってしまって、、。

終る5分前にはちゃっと、みんなで「かえるの歌」を吹いてた。(笑)

「や、やばいよ~。」(爆)

だめだと思っていたけど、ちゃんとクラリネットの音が出てしまったので、う~ん。やっぱり欲しくなった。
なにしろ吹いた時の吹奏感が最高~。木が振動して出てくる音がまた綺麗~。うん、やっぱりヤバい。(笑)

あと、その時間の合間に、同じ管楽器のブースで、サックスの試奏。
今回は展示が少なく、まぁ、とりあえず目に付いたIWという台湾のメーカーのアルトのアンテークサテンとゴールドプレート。そしてソプラノが、同じくIWの楽器で、ベルとネックがシルバーで本体がゴールドプレートという、なんか中途半端にリッチなカーブドと、ヤナギサワのブロンズSC-992を吹いてみた。

で、カーブドソプラノの「IW カーブド ソプラノ SPベル GPキー GPボディ 」というもの。、、って、IWって、Intanational Woodwindの略らしい。台湾のメーカーらしく、日本人がその仕掛け人?ここ1~2年の歴史しかないらしい。
で、知らないでとりあえず吹いてみたけど、、、それがビックリ!良い音~。それも音がでかい。(爆)
ネックとベルがシルバー製なせいだろうか?妙に鳴りが良い~。艶もあるし、、、。キー配列はバタフライ系だけど、吹きやすくて思わずファンに、、。う~ん、30万ねぇ。(笑)

それから、自分の持っているカーブドの義兄弟の「YANAGISAWA SC-992」
ブロンズの方が吹奏感が軽い!って思っていたけど、そうでもなく、あんまり自分のと変わらなかったのは意外。でも、音色があのヤナギサワのブロンズそのもの~で、独特の甘い音色。やっぱりいいなぁ~。(笑)

そして、アルトのほう、、、。
「IW アルト アンティークサテン」
実は、アンティークサテンって、同じ台湾メーカーのカドソンした試奏したことなかったけど、こっちの方が鳴りが軽い!つうか、吹奏感が良くて音も大きい。パワーがあるっていうのかなぁ?その分、キー配列が大ぶりで、あっ、私の小さな手では小指がきつい。
でも慣れれば多少はどうにかなりそう~って感じ。パワーがあるのに渋い音色。はっきりいってカドソンより好印象~。

そして同じくアルトの「IW アルト GP 」
やっぱりゴールドプレートって、音色が明るくて煌びやかで憧れちゃう~。(笑)
適度な抵抗と吹奏感が気持ちいい。ただ、やっぱりキーの配列が手の小さな私にとってはつらい。あと、新品の楽器独特の抜けない音色が、やっぱり気になって、長く吹いているとちょっと音色が飽きてしまった。
それを考えると、以前、試奏したセルマーのリファレンスの方が、レベルが上な気も。(って、値段が違うね。爆)

あと、これは個人的な意見だけど、台湾製って、手に持った感じとキーの配列と感触がどことなく似ている気もする。
で、セルマーはやっぱりセルマーって感じだし、ヤナギサワはどれとも似てない感触で、それが妙に気に入っているせいか、他のメーカーはどれを吹いても違和感がある感じ。
、、、って、でも、あのIWのカーブドだけは別かな?(素直に欲しい。笑)

そして、話は戻って、あとブースはヤマハを見て、新しいエレドラを試奏~。
う~ん。可もなく不可もなく。値段は以前よりも安くなったけど、あのサンプリングの音、やっぱり長く叩いていると飽きそう、、。

で、結局、楽器フェスは終了の午後6時まで、会場内をうろうろ~。

終ったあとは、サバスコピーバンドのメンバーと待ち合わせて、大塚のロックバーに行って、そこで軽くロックのセッションを楽しんだ。
、、、つうか、私、ロックはろくに吹けなかった~。(汗)
で、やっぱり「枯葉」(爆)
マスターにドラム叩いてもらって、適当に吹いてみたり、、、。
う~ん、ロックの3コードの曲も吹けるように練習しないといけないな。、、、そんな教訓を感じたり。(笑)
もちろん少しだけドラム叩いたけど、このお店、来たのが2年ぶりだったけど、なんか機材が良くなっていた。
おもしろそうなので、また来たい!と思った。

それにしても疲れた。
新しい軽量のアルトのケース、欲しい~。(笑)
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6 コメント

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みなさん、コメントありがとうございます♪ (キャットてぃる)
2006-10-11 17:59:55


>キンケードさん



お褒めに与れて光栄です~。(笑)

まぁ、文章も音楽と同じで情景(音色)とノリ(リズム)が大切だと思っています。、、、とはいっても毎日試行錯誤の毎日ですね~。(精進します。笑)

あとクラリネットは、なぜか気持ち的にそそられるものがあって、使い道がないのに欲しくなっています。(爆)

音はとりあえず最初から出ますよ~。ただMPを咥える角度が違うのと運指が違うので、慣れないといけないみたいです。

カーブドの方は、その内、どっかの楽器屋さんでお目に掛かるかもしてませんね~。

デザインがちょっとキャノンボールに似ているけど、音色が大胆で魅力が満載!!です。(なんのこっちゃ~。笑)



>Amandaさん



こちらこそ、おひさしぶり~。

いろんなご趣味があるみたいなんで忙しそうで羨ましいです。

あと試奏したIWですが、ほんとに吹きやすいです。

「最初からあんなに音が出ちゃうなんて!」、、、って、私も思いました。(笑)

でもカドソン同様、長く吹いていると音色の深さとか艶に物足りなさを感じるんですよねぇ、。(なんと贅沢な。爆)

そこへいくとヤナギサワとは、吹く度にたんだんと鳴るようになってきて、抜けていく感じがするんですね。

とはいってもコストパフォーマンスがめっちゃいいので、お金があったら欲しいです。(無いですが。爆)



>nakapageさん



セッションのほうはついでだったんですが、でもロックもセッションも出来たら楽しそうでしたよ~。(笑)

で、セルマーのリファレンス、、、う~ん、欲しい。(買って?爆)

、、って、ヤマハの82zはセルマーのコピーらしいんで、きっと良く鳴る楽器だと思いますよ~。、、というか、今の現行の楽器はどこのメーカーも鳴り易いらしいので、それがいいかどうかは不明です。

まぁ、機会があったらぜひ!ヤナギサワの991シリーズも試奏してみて下さ~い。(音色が違いますから!笑)



>るなそるさん



おかげさまで楽しい一日でした。(笑)

ようやく、るなそるさんのクラの苦労が少し分かりました。

ただ管体の材質の違いってわからないので、今後はその辺、気にしてみようかと思っています。でも木だとメンテが大変そう、、。

ただクラもそれなりに高いですね~。(当たり前か。爆)

とりあえず、今ある2本のサックスをどうにかしないと、先に進まないので練習頑張りま~す!!



>ヤマチョイさん



どうも、はじめまして~♪

トラックバックありがとうございます。

楽器祭はいつも楽しみにしているイベントなので、いつも行くと楽しいんですよ~。(なんのこっちゃ。笑)

ヤマハのブースももちろん観ました。前回はベースやバイオリンも弾いたのですが、楽器を触る度に欲しくなるので、今回は遠慮しました。

ただ今回は、管楽器はあまりなかったみたいなので、それが残念といえば残念、、。

でもエレドラとかは、コストパフォーマンスに優れていてよかったと思いました。

ということで、今後もよろしくお願いしまーす。(笑)

返信する
トラックバックさせていただきました (ヤマチョイ)
2006-10-11 11:04:47
ヤマハ情報サイト「ヤマチョイ」からトラックバックさせていただきました。

もし不都合等ありましたら削除してください。

また、もし良かったらコメント/トラックバックをお願いします。

ライブに教室と、楽器フェスティバルを遊びつくされたという感じだったのですね。

今回の記事で「楽器フェスティバル2006」をレポートしています。良かったら一度遊びにきてみてくださいね。
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「2」も読みごたえありました! (るなそる)
2006-10-11 06:19:58
こんなに中身の濃い1日だったのですね!

他のセミナーに参加したり、セッションまでだったとは。試奏もたくさん~!

家が近ければクラお貸しするのですが…うちにあるのは残念ながらプラ管ですー。木製って良さそうだにゃー。

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おつかれさま (nakapage)
2006-10-10 21:22:25
こんにちは。フェスタのレポータさんおつかれさまでした。終わったあとセッションまでこなして並の体力じゃやっていけませんね!



リファレンスいいなぁ、ヤマハの82や62も興味あるなぁ。今度は機会あったら試奏してみてね。(て自分で吹くか。。)

返信する
お疲れサマでした!! (Amanda)
2006-10-10 12:47:06
お久しぶりです☆ちょっと雲隠れ状態でした(笑)なんだか楽しそうなイベントだったようで....クラまで体験しちゃったんですね!! サックスと比べると、クラは音を出す事そのものが難しいって、よく聞くんですが、20分で音出ましたか。さすがキャットてぃるサマ、すごーいヽ(´▽`)/



しかし、カドソンよりも吹きやすいサックスがあるなんて....私だったら「アタシ、こんなに吹けちゃうの?」って、めいっぱい勘違いしてしまいそうです(笑)
返信する
超大作 面白い! (キンケード)
2006-10-10 11:08:56
一部、二部の超大作レポート、面白かった!

キャットてぃるさん、何気なく書いているけど、文章が上手いですよ、臨場感があります(笑)。



スイング教室、サックスライブ、クラリネット教室、サックスの試奏・・・ちょっと欲張りな気もするけど、タフな人(笑)。

クラリネットは少し興味が出てきました。

ソプラノに似てるし・・・でも最初は音が出ないのですか・・・。

>なんか中途半端にリッチなカーブドと・・・

笑わせてもらいました・・・来年も楽しみですのう(笑)。 
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