キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

923bigband LIVE!!

2006年05月04日 13時47分09秒 | アルトサックス
5月2日は、待ちに待ったビックバンドのライヴを観に行きました~!
もう最高です。すっかりファンになってしまいました。(笑)

実は、サックスを始めてから初めて観たビックバンドだったんですが、いろんな意味で自分が何が好きなのか、考えさせらるライヴでとても良かったです。

きっかけは、まずサックスを習っている先生の演奏している姿を一度は観たいと思ったのですが、あとメンバーにもうひとり、普段からサックス教則本でお世話になっている、アルトの緑川さんの生演奏を聴きたいというのもあったのですが。

でも実際に観て思ったのは、それだけではなくて曲やアレンジ、そして演奏の雰囲気が最高で、まるで故郷に戻ったような感覚があり、それには自分でもビックリ。
というのも、私は20年以上も前からジャズロックというジャンルの音楽が好きで、当時は、ブラスロック、クロスオーバー、プログレ、ハードロック、ブリティシュ・ジャズ・ブルースとか、いろいろな呼び名はあったですが、全部ではないけど凄く好きで毎日聴いていた。
今のフュージョンともアシッドジャズとも全く違う、(総称しての)ジャズロックは、ジャズとロックのエッセンスの美味しいところだけを、素材の味を生かした形でアレンジ、そして演奏している音楽で、基本的には、ロックのリズムセクションとジャズのブラスセクションで成り立っている。
まぁ、そういう音楽のバンドは、今でもたくさんあるとは思っていても、実際には触れる機会もなく、もう最近は、新たに聴こうなんて思っていなかったし、諦めていた感もあった。

で、このバンドが良かった点について言うと、、、
まずサックス・セクションの人が好み。とりあえず習っている先生の演奏は感動した。特に低音域でのサブトーンがかったロングトーンにしびれてしまった~。(笑)リズムのキレも最高で、ピッチの合いも絶妙で、大変勉強になった。
それから真ん前で観てしまったテナーの竹野昌邦さん。テナーでこんな綺麗な音色は初めて聴いた感じで、凄い感動した。吸い込まれそうな艶っぽい音色~。思わず、気持ちまで吸いまれてしまった~。(爆)

それとあとアルトの緑川英徳さん。すごく几帳面そうで、一瞬、波長の合いそうな感覚だった。(笑)というか、普段からジャズサックスの教則本での演奏を毎日コピーしているので、もう半分師匠のようなもの?(笑)甘くて透き通るような音色は、ビックバンドのような音量でもちゃんと聴こえて良かった。
実は、私の目指している音色って、普段レッスンを受けているサックスの師匠と、その緑川さんの音色がミックスされたものなのでは?と、ふと思ったり、、、。(なんと贅沢な~!爆)

さておき、

個人的な好みでは、ベースはエレキ。それもスラップが一番好きだったりする。自分でもベースを買って練習したことがあるくらいスラップが好きなんだけど、上手く弾けないので挫折。でも聴くのは今でも大好き。ベースがスラップだけでもOK!なんだよね。(笑)
あとドラムはツインペタルを使って派手に叩いていたけど、ちゃんとジャズの曲とロックの叩き方を分けたり、ミックスしたりてエモーショナルで良かった。ピアノは生が一番だけど、それもすごく良い感じ。もちろんギターはロック風が好きだし、ブルースとか最高。
ただトランペットとトロンボーンはあんまりなじみがないけど、リズムのキレ、音色等が気持ちよかった。
今はすっかりジャズのスタンダード志向だけど、やっぱりロックの良さとジャズの良さを同時に表現できるバンドって、いいなぁと思った。良い意味で混ざりきっていない音楽的なエッセンスが、私にはとっても懐かして新鮮だった。

それと司会もやっていたリーダーのくにぞ。さん。すごい人なんだろうなぁ~と思いつつ、すごく親近感を感じてしまい、さらに優しそうで素敵な方!最高でした。思わず憧れてしまった~。(笑)

ということで、何を書いたか支離滅裂になりつつも、凄い感動してしまい帰りにメンバーの方が着ていた同じTシャツも購入。今度、サックスのオフ会に着て行こうかな~!と思ったり。(爆)

ともかく楽しかったライヴ。たくさんいろんな事を学んだ感じ。
おかげで、今朝やったロングトーンも楽しく吹けたので、これからの練習がとてもとても~~~!!楽しみに♪

「自分もいつか、あんな感動的な演奏ができたら、どんなにいいか!」
そんな夢を見てしまった。
先は長いかもしれないど、頑張りたいと思った。
ありがとう。


5月2日
923bigbandLIVE 場所:SPACE DO
<メンバー>
くにぞ。(tp、gt、mc)
tp 鈴木正則、佐久間勳、仲兼一郎、中村恵介
trb 佐藤春樹、橋本佳明、椋野謙介
b.trb  山城純子
alto.sax  近藤淳、緑川英徳
tenor.sax 佐藤達哉、竹野昌邦
bari.sax  竹村直哉
piano   近藤和明
bass    村上聖 
drums   平川象士
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あともう少し? | トップ | あ、もう月曜日だ! »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビッグバンドって良いですね (ぱい@伏見)
2006-05-04 14:11:40
多分、忘れずにタイトルを入れたの初めて。



そんなことは置いといて、非常に良かったみたいですね。

私もビッグバンド好きなので、機会があれば是非一度見に行きたいと思います。



しかし、音楽のジャンルって色々あって、自分でもどういうのが好きって言われると良く分からないです。

(それぞれの違いが分かっていないだけなんですけどね。)



ジャズとか、フュージョン、ジャズフュージョン、ジャズロック、ロック。もう何がどうなの?って思います。



まぁ、それなりにどれを聴いても楽しいのであまり気にしないことにしてますが(爆)
返信する
びっぐばんど (nakapage)
2006-05-04 14:34:38
こんにちは。

あ~、いいないいな~。見たかったな~。

丁度先月は、グレンミラーの映画を見たばかりです。緑川さん見たかった(聞きたかった)っす。

ジャズぽいロックといえばnakaPにとって初期のキングクリムゾンやELPもジャズぽい演奏だな~と思ってました。

大きかったのは、Jベックのクロスオーバー(なうい言葉じゃ~ん)路線に転向してから周りのロック少年たちもクロスオーバーに転向してった人多かったな。
返信する
お? (るなそる)
2006-05-05 06:07:32
オーバートーン、自分はダメダメです。

でも基本なんですよね。頑張っているのですが、なかなか…。

ビッグバンド良かったですね♪

プロの方々の演奏は本当に素敵ですよねぇ。

(もちろんアマチュアでもすごいところはたくさん~)

私も足をひっぱらないよう頑張りますぅ。

返信する
Unknown (コロスケ)
2006-05-05 09:11:21
長野からこんにちは!

よかったですか?

うまい人の演奏を見るだけでも、うまくなりそうな気がしますよね

私もがんばるよー
返信する
LIVE 行きた~い (charly)
2006-05-07 08:39:17
おはようございま~す



LIVE いいですねぇ~



私は昨日からまたサックスをばらし始めてしまい、収拾がつかなくなりそうになったところです。



それにしても飽くなきスキルアップへのモチベーション!すごい!!



Beer飲みすぎで、へろへろになりながら、ディズニー曲で親戚のチビから拍手をもらって喜んでいるオイラとは大違いだぁ~



さぁて、タンポ交換に戻るか・・・
返信する
るんるん~♪の月曜日? (キャットてぃる)
2006-05-08 15:06:06
みなさま。コメントありがとうござまいま~す。

しばらく放置してすみませんでした、、。m(_ _)m

まぁ、硬い?こといわずに頑張りましょ~。(なんのこっちゃ。笑)



そうそう~、きょうからまた通常の業務に戻った人も多いとは思いますが、GWは私にとっても良い事がありました。まぁ、それについては後日にしますが、(おいおい。笑)とにかく、これからもサックスの練習頑張るぞ~!!(笑)



それではコメントいきます。



>ぱい@伏見さん



こんにちは。

ついにビックバンドの魅力にハマってしまいました~。(笑)

ほんとは良いに決まっているので、(今までは、)わざと観に行かなかったです。

でも時期的にそろそろ観たほうがいいかな?と思って観たのが、そのバンドでした。

次回は7月らしいので、興味があったら観に来て下さい~!(って、私が宣伝してどうする?爆)

私も(じつは、)いろんな音楽が好きなので、だからなおライヴでの影響が大きいのであまりむやみに出かけないっていうのもあります。

まぁ、好きなら何でも楽しいですね!楽しみましょう~♪



>nakapageさん



こんにちは。

緑川さん素敵でしたよ~!まるでサックスを吹くお釈迦さまみたいでした。(なんのこっちゃ。笑)

たしかに当時のプログレはジャズ色が強く、どれも個性的でしたね!ELPは好きでした。カールパーマー大好き~★

ビックバンドは、やっぱりプロのバンドがお勧めなのかな~?

私の観たバンドは全員がトッププロのミュージシャンで、音色やピッチ、音の合いが半端じゃありません。上手過ぎです!

でもアマチュアの”家庭の手料理”みたいな演奏も捨て難いと、自分でも思ってはいるですけど。(爆)

まぁ、どちらも良いということで、、、。(笑)



>るなそるさん



こんにちは。

基本って、考えるとどれも基本のように思えてきました。

ただ練習はどれも上手く出来るとハマります。(笑)なんつーか、たとえばロングトーンでも綺麗に音が出て、ピッチも安定して、長く吹けると上手くなった気がして楽しいのです。

オーバートーンもちゃんとできると、「先生に自慢できるぞ~!」っていう煩悩が浮かんできて、それも楽しいし。(笑)

るなそるさんが長年やっているビックバンドは、やっぱり魅力が満載でした~♪

私も少なからずともそんな魅力を噛締めながら、これからも精進したいと思ってます。



>コロスケさん



おぉ~、遠くからのコメントありがとうございます。(、、、って、今はもう戻ったか!爆)

やっぱり上手い人というより、プロの演奏は刺激が大きいです。それに初めて聴くフラジオの嵐~!やられました。

ソロを吹いた4人(アルト×2、テナー×2、)は全員、ソロのキメはフラジオ音域でした。それもすっごい高い音!フルートより高かったです。もうびっくりしていまいました。

まぁ、あそこまで高くなくても、少しは高い音出してみたくなるのは心情です。(笑)

頑張りましょう~。



>charlyさん



こんにちは。

うぉ~!またしてもサックスメンテ職人になっているのですね!すごーい。

たしかに自分でなんでも直せれば良いですね。(見習いたくも見習えないケド。笑)

私も普段はお金が無いので、ライヴとかも、安いのしか観に行きません。でも(セッションもそうだけど、)値段じゃないんですよ。ほんと。レッスンもそうだけど、お金でテクニックは買えません。なんちゃって。

ただお金を全く掛けないで、上手くなることはできないんですよね、。(笑)



返信する