キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルトサックス

2008年10月14日 12時43分06秒 | アルトサックス
今日は、ちょっとだけ自分の楽器を紹介します。

まずは、いつもメインで練習しているアルトサックス。
プロフィールのページにもちょっとだけ書いてあるけど、楽器は日本のメーカーでヤナギサワ。私はこの楽器を4年前の10月に、当時、住んでいた千葉市の中古楽器店にて、中古を購入~。
当時は、まだサックスは吹いてなくて、まったくの素人。さらに楽器屋さんにも吹ける人はいなかったので、見た目だけで購入した。さらにさらにストラップとリードは付属してなくて、本体を買ってすぐに、東京の新大久保のI店に買いにいった。そこでお店のリペアの方にみてもらい、初めて楽器のメーカーと型番が分かり、その楽器はヤナギサワのA-50だと判明した。さらに楽器はその中でも古い楽器だと判り、その後、ネットでシリアルナンバーを手掛かりに調べたら、(楽器のナンバーがは11万台だったので、)作られた年代は、1982年から1883年の間だと分かった。

そのあと、楽器がかなり古かったせいもあり、タンポが硬直しており、押さえるのに余分が力が必要だと言われ、仕方なく、高田馬場にあるリペア屋さんでオーバーホールを依頼。その2週間後、完璧な新品状態での楽器で、めでたくアルトサックス初心者を迎えることになった。(、、、というか、実は、中古で買った当初、楽器は楽器店での展示生活が長かったせいか?管体は、全身埃まみれで真っ白だった。それをオーバーホールしてもらい、見てみたら、なんと接続部分の一箇所のシミを除いて、管体全体には傷がひとつも無く、、、えらく綺麗な状態だった。笑)

そして、その年の12月から、今のサックスのレッスンを受けるようになった。

楽器の変化としては、それから約一年半後に、当時、入っていたビックバンドの教室の終了後、ちょっとしたミスでスワブがネックに詰まるという事故を経験、、。一晩、詰まったスワブと格闘しても取れず、、、仕方なく、次の日、行きつけのリペア屋さんで取ってもらう。そして、その時、ネックもスペアがあったらいいのに?と思い、その足で、新大久保のI店に向かい、そこでヤナギサワのオプションネックを買おうと思ったら、なぜか現行商品はサイズが合わず、ちょっと焦る。、、、で、その時、機転を利かせた店員さんから、展示してあったヤナギサワのA-902のネックを渡され、その場で試奏したら、サイズがピッタリ!さらにえらく息の通りがよく、ピッチもよかったので、その場で注文した。
でもよく考えたら、このネックはカタログに載っていないものだと、後で知った。

それで今、現在は、本体が、今から約25年前のヤナギサワA-50で、ネックは2年前のヤナギサワA-902ということになる。

、、、ということで、今のアルトサックスを購入した過程はこんな感じ。

ちなみにこの楽器、今のヤナギサワとはキーの形状とか、まったく違う。
同じA-50でも、その楽器は約15年間くらいは作られていたので、年代によっても違うみたいで、キーの形状、管体の重さとかも違う。
ただ詳しいことは、私はいろいろと吹き比べたことはないので分からないけど。
特徴としては、右手の小指のキーの形状が、樽型になっているタイプで、この形状は、シリアルナンバーでいうと13万台までの楽器で、私の楽器もそのタイプ。
それから左手のテーブルキーも、今の楽器のようなシーソーシステムは採用されておらず、すごいシンプルな構造になっている。なので、滑り止めとか付いてないので、小指を大振りするとキーから外れることもあるので、注意が必要なのかも?

あと鳴りについては、まだ自分では分からないことが多いが、レッスンで先生が吹いた感想だと、軽く良く鳴る楽器、操作がしやすい、そうだ。
音色は、軽すぎず、重すぎず、ビンテージのような古さはないけど、現行の楽器のような音色はしない、オールド系の音色で、今のヤナギサワとはまったく違う音色がするらしい。
もし自分がサブで使うなら、使ってもいい。
、、、と、割と絶賛している。

ただ私としては、まだ楽器がどれほど良いか分からないし、なにしろ凄い安く買った楽器なので、未だにどのくらい使っていいか迷っている。
でもその楽器も使い始めて、もうすぐ4年経つ。
ずっと毎日吹いていて、これからも毎日吹こうと思っている楽器はこれしかないかも?
、、、ということで、愛着はいちばんある!

これからも大切にしたい。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (missy。)
2008-10-14 20:03:16
今回の記事からキャットてぃるさんのアルトへの愛情がすんごく伝わってきましたよ!
実際僕もいろんな楽器を吹いたことがある訳ではないので、ホントの事は解らないのですが、僕も自分の楽器が今の自分には一番!って言えます。
もし新しいサックスを買うことになる日が来たとしても、自分と一緒に成長した楽器は別格になる様な気がします。
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こんにちは~♪ (キャットてぃる)
2008-10-16 00:47:04
>missy。さん

そうですよね~♪
愛情というか愛着は凄いあります!!
始めた頃は、楽器を抱いて寝てましたー。
、、というは、もちろん冗談ですが、
吹かなくても、毎日触っていたのはたしかです。(笑)
最近は、私の方が楽器に慣れてきたみたいで、吹きやすくなってきましたが、まだまだ楽器については分からないことが多いです。
それにmissy。さんも、楽器への愛情はいつも伝わってくるので、私も負けてはいられないと思っています~。(爆)
私も頑張ります!



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やなっぎさわ (nakapage)
2008-10-17 00:41:52
こんにちは。
キャットてぃるさんは楽器を大切に扱ってますね。
いつも丁寧に手入れしている姿が目に浮かびます。
日頃の手入れで、出てくる音も違いますよね!

自分のヤマハの本体にセルマーのネックを付けてみたことありますが、セルマーの音になりました!
ネックって結構重要ですね。
残念ながら、オクターブキーがうまく当たらないので、改造が必要みたいです。
返信する
せるまーのねっく~♪ (キャットてぃる)
2008-10-17 01:08:29
>nakapageさん

こんにちは~♪
おー。そうですか、ヤマハにセルマーのネック!(爆)
、、、って、実は、密かにセルマーのネックだけ付けようと思ったことがあるのですが、、。
残念ながら、ヤナギサワ本体にセルマーのネックはサイズ的に入らないように設計されていてダメでした~。(笑)
、、というか、、、ネックだけセルマーって反則??
でもいいな~♪両方持っていて!!
私はどっちかでもいいから欲しいです。(おぃ!笑)
返信する
ヤナギサワA-50 (なべちゃん)
2008-12-20 11:32:20
キャットてぃるさん
はじめまして。
私もヤナギサワA50(117745)を愛用しているひとりです。他にもセルマーやヤマハなどアルト数台、テナーとソプラノと合計5台もサクソフォンを所有しているので今は使用頻度が落ちましたが、購入から25年経過しても、とても元気な楽器です。
久しぶりに吹き込んでみると、さすがにタンポは貼り替えてないのでガチガチな感じですが、古きよき時代を感じさせるサウンドには、最近製造された楽器とは違う新鮮さを逆に感じます。生音よりもマイクで音を録る場合に特にそのよさが光る感じがします。最近は、吹奏時の抵抗感を増すためにサムレストの下に鉛を詰め込んだ上にブロンズ-サムの魔法使いサムレストを装着したり、オリジナルネックのラッカーをすべてはがしたり、別なクリア塗装して美たり、簡単になってしまう部分を少し奪った状態で、楽しんでします。
オプションネックでは、鳴りがよくなりますが高音の音程が制御不能なくらいな高さになるので、オリジナルネックを自ら再塗装したものを使用しています。フレジオはならなくなりますが通常運指のハイノートの音程は定まりやすく、スタンダードスタイルのオリジナルネックを使用する頻度が増えています。
キーは、きちんとリペアしていれば長く使ってもへたりにくい頑丈なつくりで当時のヤナギサワエンジニアの方に、この楽器は20年、30年は十分持つから大事にしてね!といわれた言葉を思い出します。先日久しぶりに全分解してメンテナンスしたところ、キーノイズも少なくきれいに動作するなど、廉価モデルでありながらこの耐久性はヤナギサワの職人魂を感じます。

同じ11万台の楽器をとてもきれいな状態でお持ちのようなのでちょっとうらやましいです。これからもお互いに大事に使っていきたいですね。
返信する
コメントありがとうございます~♪ (キャットてぃる)
2008-12-22 19:08:16
>なべちゃん

こんにちは!
こちらこそ、はじめまして~♪
なるほど、楽器についての詳しい感想とかありがとうございます。
私の楽器は、11万の後は41**と続くので、私の楽器の方がちょっとお姉さんですね!(笑)
それにしても5台もサックスをお持ちだなんて羨ましい~。きっと演奏もいろいろとやっているんでしょうね。
それで、私の方の楽器は、ネックだけ現行のA-902に換えただけで、あとはオリジナルのまま使っています。たしかにそれほど抵抗感が無い楽器らしいのですが、しいていえばそれが自分の好みたいで、あとは変える予定はありません。
、、というか、オリジナルのネックの方がピッチが取りずらいのです。(汗)
逆にA-902のネックは、特に最高音とか凄いピッチが良くて、音色よりもそれを最優先にしてます。
それからA-50って、意外と長く作られた楽器みたいで、今でもたくさんあるのですが、11万台って少ないみたいなので、こうやって同じ年代の楽器を持っているなんて、すごい奇遇ですね。
お互い、これからも大切にしていけたらいいなと思っています。

ありがとうございます。
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二週間だけA-50使います (kunimaru)
2009-01-19 01:34:02
はじめまして。

SAX★KINGDOMでもお見かけしますね。
本日、愛器YAS-23(ヤス兄さん・・・ってアルトだろ)をリペアに出したところ、代替機としてA-50を借りることになりました。

リペアスタッフの私物だそうで、いろいろなところに持ち主の歴史が表れている感じです。

キーのバネはヤス兄さんより硬い感じですが、絶妙に指についてくるように感じました。(ヤナギサワだからかスタッフの好みなのか)。
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いらっしゃいませ。 (キャットてぃる)
2009-01-20 09:05:59
>kunimaruさん

こちこらこそ、はじめまして。
私は楽器はヤナギサワ以外吹いたことがないのですが、私もA-50はキーのバネが多少硬めだと思っています。
でもリペア屋さんや先生はそれが普通だと仰っているですが、。(笑)
たぶん短い期間だとキーの位置とか、ヤマハとか違うみたいなので慣れないとは思いますが、練習頑張って下さい。
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やはり微妙に違いますね (kunimaru)
2009-01-20 23:53:02
日曜日に楽器を借りて、一時間SIDAXで吹いてみて月曜日のレッスンだったんですが、ヤマハとはキーの高さがひとつ分くらいずれた感じで、思わず左手が一個ずつ上のキーを押さえてました。

二週間は微妙な長さで、自分の楽器が戻ってきたら違和感を覚えるかも(笑)。
返信する
なるほど (キャットてぃる)
2009-01-21 15:04:55
>kunimaruさん

こんにちは。
やっぱり違いますか~。(笑)
私はヤマハの楽器は吹いたことないですが、楽器フェアとか少し吹いた感想としては、ヤナギサワとは違った意味で吹きやすい楽器だと思っています。
もちろん他にも吹きやすい良い楽器がたくさんあるので、これからもいろいろと経験されるといいと思います。
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