キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

小さな音で吹く練習

2008年01月23日 18時34分04秒 | サックス練習
今日はちょっと事情があって、家でなるべく小さな音量で吹く練習をしてみた。

まず、なるべくリードは古くても鳴り易いものを選び、ロングトーンから。
それもなるべく息の音を中心に無理に音を出さないように。

そして少しづつ音が出てくるようになったら、クロマチックでゆっくりとロングトーンして、それからひとつひとつの音色が揃うように注意して吹いていゆく。

それからだいぶ管も体も暖まったところで、エチュードのフレーズをひとつづつゆっくりと吹いていく。

そしてら、、、驚いたことになぜか凄い呼吸が楽で、さらに指も力まず楽に、、。
ちなみに音量はPPというよりPに近いかな?
音色は音量を落とせば落とすほどサブトーンになってしまう。(笑)
でも音の芯は残っているので、これでいいのかも、、。

そして吹いていて思ったのは、意外と(私って、)腹式呼吸できているじゃん!(と。笑)
おまけに上から下の音までかなり音が伸びるし、アンブシュアも変えずに全部の音がしっかりと出るみたいで、、。
うん、で、こんなに楽に綺麗で小さな音で吹けるのに、、、なぜいつも汚い音で吹いてしまうのか?(と、ちょっと疑問。)

うーん、、、これこそ普段、大きな音が出せることをいいことに、いつも大きな音ばかり=オーバーブロウ気味に吹いていると知った。(汗)

そういえばレッスンでも、先生は、(私が吹いていると、)「よく吹く音がffで大きすぎる、せめてmfぐらいで吹いたら?」って、言っていたけど。
自分ではそんなに大きな音で吹いている意識はなかった。
ただエチュードとかのフレーズで指が動かない、呼吸困難になるのは、もしかして強く吹きすぎて体が力んでいたかもしれないと、、。

ともかく息の音から音になった直前の音色をキープして小さな音で吹くと、本当に自然なサブトーンで綺麗な音色になる。
ただこれを長く続けるのは、かなり慣れが必要みたいだ。

そいうえば、、、。

レッスンの最初の頃、先生とよくやっていたロングトーンのタイムトライアル。
久しぶりにやってみようかな?(笑)
「シ」とか「ソ」とか「最低音」でのPPによるロングトーン。
たしか先生の記録は(当時、)60秒くらいだったけど、私は25秒くらいだった。
でもテレビで昔観たアメリカの歌手は、声のロングトーンで軽く1、2分は声を出し続けることが出来るので、やっぱり腹式呼吸の練習は奥が深いと思った。
、、、というか、ロングトーンはやっぱり嵌ると楽しい。

サックスを始めた頃は、毎日何時間もロングトーンをやっていて、一日の練習がそれだけで終ったこともあった。(爆)
ただそれもやり方が問題だとようやく気付き、、。
今は練習の最初に30分くらいやるだけで、何時間もやらなくなった。
ただ、ひとつ思うのは、ちゃんとしたロングトーンって初心者には無理だったのかも?
私もサックスを3年も習って、ようやくやり方に気付いたのだから、、、って、あれ、もしかして私って上達が遅いだけかも??
まぁ、いいや。(笑)
それも楽しいから。

ちなみに明日はレッスン。
、、、晴れるといいにゃ!(笑)
コメント (9)
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