いつものように、どこに行こうか決めずにサンタモニカ空港に入った。ウェザーブリーフィングでは東西南北100マイル四方(西は海だが)の天気を確認、完全なVFR、どこに行っても快晴だ。プリフライトチェック、機体に乗り込みエンジン始動。ランナップエリアに向かい、エンジンを暖気しながらどこに行くか考えた。何の気なしにラジオをタワーの周波数に合わせると、IFRで離陸するGulfstream 250に進路を譲るため、色々とVFRの機体に指示を出している。一機目のセスナをアップウィンドで右に30度くらい旋回させ、二機目に離陸したボナンザを同様に左に30旋回させて、その間に空いた空間に向けてGulfstreamが真っすぐ離陸していった。こういうオペレーション、アメリカならではだと思う。ある意味豪快、見ていて飽きない。
エンジンの暖気も済み、ランナップをする前に目的地を決めないといけない。色々考えてキャマリロ空港/CMAに行くことにした。管制塔がある空港にしては燃料が安いのが魅力。ランナップを終え、Rwy21から離陸、Right Turn At Shore Line、そのまま海岸線に沿って西に進路を取り高度を上げた。4500ftまで上昇して巡航開始。キャマリロ空港から12マイルくらいの所でATISを取り、管制塔へコンタクト、Report 4mile Eastとのこと。そうこうしていると、凄い速度で左側から抜いて行く機体が1機。なんだ?!と思うとイタリア製の高速双発ターボプロップのピアッジオだった。キャマリロにはピアッジオのディーラーがあるのかどうか知らないが、多くのピアッジオが駐機してある。飛ぶ姿も美しい機体だが、それにしても2マイルくらいの至近距離での追い越しは勘弁してほしい。完全にキャマリロ空港の管制域(Class D内)だったし、管制塔も把握していたはず。こちらにも一言Traffic Alertが欲しかった。少し頭に来ながらも言われた通り4マイルの地点で管制塔にレポート、そうするとそのまま1500ftで空港上空を飛ぶように言われた。どうやら忙しすぎて下ろさせてもらえなさそうだ。もう一機2000ftの高度をLight Sportが飛んでおり、結局その機体に続いてLeft Downwindに入ることになった。こんな捌きがあるのかと不思議な感じ。Rwy26に着陸し、そのままFuel Pitに向かった。そしてサンタモニカ空港よりも1galあたり40セント安い燃料を満タンにした。
次も目的地を考えたが、グラマンでは下りたことがないAgua Dulce Airportに行ってみようと思い立った。さっそくエンジン始動、Rwy26に向かった。ランナップエリアにはピアッジオがエンジンカウルを外したままエンジンチェックをやっていた。Right Downwind Departureで東に向かって飛び、5500ftまで上昇。バーバンク空港のClass Cを避けるような進路を取り、アグアドルセ空港まで10nmくらいの所から降下開始した。Rwy4/22のどちらを使っているか分らないので、一度fly overして確認することにした。そうすると、1機Rwy22から離陸していく機体があり、こちらもRwy22を使うことに。この空港のRwy22はRight PatternなのでDownwind 45 entryでRwy22に着陸となった。山間にある綺麗な空港で、人気があまりないのが良いが、先日の長雨でタクシーウェイは泥と小石だらけ!。プロペラが傷だらけになりそうで心配になるほど荒れたタクシーウェイ。泥の多い場所をさけながらジグザグタクシー。そしてTransient Parkingで一度エンジンを止めた。非常に長閑な空港で、こんな所にハンガーがあってのんびりするのもいいなと思う。ここのハンガーの毎月の使用料を知りたい程だ。
しばらくのんびりしてから機体に戻り、Rwy22へ向かった。離陸してからは進路を左右に振りながら丘を避けて上昇、ホワイトマン空港が右手に見えたところで進路を東へ変更。5500ftまで上昇し、バーバンク空港Class C Airspaceの上空を飛んだ。次の目的地はウィンドシェアで有名なヘスペリア空港。途中エルモンテ空港の上空を通過。ここで何の気無しに121.2のエルモンテ空港管制塔に合わせると、なんとラジオからはVelocityオーナーのOさんの声。ちょうどエルモンテ空港に戻ってきた所のようだ。"O-san"と呼びかけようとしたが、そんな暇がないくらい忙しい管制塔。そのお陰でOさんはホールドさせられたりダウンウィンドを延長させられたり、えらい面倒な指示を浴びせられていた。”気の毒だなぁ”と思いながら5500ft上空を延々と飛行。エルモンテ空港の上空を過ぎて遥か東に来ても、Oさんの事が気になりエルモンテ管制塔の周波数をモニターし続けた。しばらくしてVelocityは無事着陸となったようで、こちらも周波数変更。Socal Approachの周波数をモニターし続けた。
ヘスペリア空港には色々な進入の仕方があるが、地元のパイロットはCAJON PASSからSilverwood Lakeの方に向かって谷間を降下し、ここで速度をつけてトラフィックパターンに入る。地元のパイロットじゃない自分も同じコース取りでショートカット、速度をつけて空港に向かった。先行する機体が1機いて、なんとセスナ400、シングルエンジン最速機!だ。こちらは2番手で着陸。これも地元パイロットから習ったことだが、地形から来るウィンドシェアを避ける為に、Rwy End / Thresholdより500ftくらい奥を目指して下りるのがローカルの流儀らしい。この降り方をしても、いつもショートファイナルでエアスピードが落ちる。そこそこの着陸が決まり、Transient Parkingへ向かった。ここの燃料は格安!で、サンタモニカよりも70セント近く安い。おそらく南カリフォルニア最安値だと思う。当然ながら満タンとした。先に下りてきたセスナ400も当然ながら満タンにしていた。
エンジンオイルなどをチェックし、再び機体に乗り込みエンジン始動、Rwy21から離陸となった。冬場だからいいが、上りの滑走路で丘と高圧電線がある砂漠の空港、これが夏場なら怖い。そのまま6500ftまで上昇、再びCajon Passを越えてオンタリオ空港のClass Cの北を延々と飛行。良い風を捕まえ、10ktくらいのテールウィンドに乗って快調な飛行。エルモンテ空港の上空から降下を開始し、ハリウッドサインの真横くらいで2500ftまで降下、そしてサンタモニカ空港管制塔を呼び、そのままストレートインとなった。かなり後ろだが、サイテーションが1機下りて来ていたので、110-120ktでショートファイナルまで飛び、Fwy405を越えたところで右ラダーを床まで蹴って減速、そしてRwy21に気持ち良く着陸。ランプインしてHobbsを見ると、この日は4時間のフライトだった。流石に一人で4時間も飛び回ると満足感がある。
ランキングアップに御協力を。
エンジンの暖気も済み、ランナップをする前に目的地を決めないといけない。色々考えてキャマリロ空港/CMAに行くことにした。管制塔がある空港にしては燃料が安いのが魅力。ランナップを終え、Rwy21から離陸、Right Turn At Shore Line、そのまま海岸線に沿って西に進路を取り高度を上げた。4500ftまで上昇して巡航開始。キャマリロ空港から12マイルくらいの所でATISを取り、管制塔へコンタクト、Report 4mile Eastとのこと。そうこうしていると、凄い速度で左側から抜いて行く機体が1機。なんだ?!と思うとイタリア製の高速双発ターボプロップのピアッジオだった。キャマリロにはピアッジオのディーラーがあるのかどうか知らないが、多くのピアッジオが駐機してある。飛ぶ姿も美しい機体だが、それにしても2マイルくらいの至近距離での追い越しは勘弁してほしい。完全にキャマリロ空港の管制域(Class D内)だったし、管制塔も把握していたはず。こちらにも一言Traffic Alertが欲しかった。少し頭に来ながらも言われた通り4マイルの地点で管制塔にレポート、そうするとそのまま1500ftで空港上空を飛ぶように言われた。どうやら忙しすぎて下ろさせてもらえなさそうだ。もう一機2000ftの高度をLight Sportが飛んでおり、結局その機体に続いてLeft Downwindに入ることになった。こんな捌きがあるのかと不思議な感じ。Rwy26に着陸し、そのままFuel Pitに向かった。そしてサンタモニカ空港よりも1galあたり40セント安い燃料を満タンにした。
次も目的地を考えたが、グラマンでは下りたことがないAgua Dulce Airportに行ってみようと思い立った。さっそくエンジン始動、Rwy26に向かった。ランナップエリアにはピアッジオがエンジンカウルを外したままエンジンチェックをやっていた。Right Downwind Departureで東に向かって飛び、5500ftまで上昇。バーバンク空港のClass Cを避けるような進路を取り、アグアドルセ空港まで10nmくらいの所から降下開始した。Rwy4/22のどちらを使っているか分らないので、一度fly overして確認することにした。そうすると、1機Rwy22から離陸していく機体があり、こちらもRwy22を使うことに。この空港のRwy22はRight PatternなのでDownwind 45 entryでRwy22に着陸となった。山間にある綺麗な空港で、人気があまりないのが良いが、先日の長雨でタクシーウェイは泥と小石だらけ!。プロペラが傷だらけになりそうで心配になるほど荒れたタクシーウェイ。泥の多い場所をさけながらジグザグタクシー。そしてTransient Parkingで一度エンジンを止めた。非常に長閑な空港で、こんな所にハンガーがあってのんびりするのもいいなと思う。ここのハンガーの毎月の使用料を知りたい程だ。
しばらくのんびりしてから機体に戻り、Rwy22へ向かった。離陸してからは進路を左右に振りながら丘を避けて上昇、ホワイトマン空港が右手に見えたところで進路を東へ変更。5500ftまで上昇し、バーバンク空港Class C Airspaceの上空を飛んだ。次の目的地はウィンドシェアで有名なヘスペリア空港。途中エルモンテ空港の上空を通過。ここで何の気無しに121.2のエルモンテ空港管制塔に合わせると、なんとラジオからはVelocityオーナーのOさんの声。ちょうどエルモンテ空港に戻ってきた所のようだ。"O-san"と呼びかけようとしたが、そんな暇がないくらい忙しい管制塔。そのお陰でOさんはホールドさせられたりダウンウィンドを延長させられたり、えらい面倒な指示を浴びせられていた。”気の毒だなぁ”と思いながら5500ft上空を延々と飛行。エルモンテ空港の上空を過ぎて遥か東に来ても、Oさんの事が気になりエルモンテ管制塔の周波数をモニターし続けた。しばらくしてVelocityは無事着陸となったようで、こちらも周波数変更。Socal Approachの周波数をモニターし続けた。
ヘスペリア空港には色々な進入の仕方があるが、地元のパイロットはCAJON PASSからSilverwood Lakeの方に向かって谷間を降下し、ここで速度をつけてトラフィックパターンに入る。地元のパイロットじゃない自分も同じコース取りでショートカット、速度をつけて空港に向かった。先行する機体が1機いて、なんとセスナ400、シングルエンジン最速機!だ。こちらは2番手で着陸。これも地元パイロットから習ったことだが、地形から来るウィンドシェアを避ける為に、Rwy End / Thresholdより500ftくらい奥を目指して下りるのがローカルの流儀らしい。この降り方をしても、いつもショートファイナルでエアスピードが落ちる。そこそこの着陸が決まり、Transient Parkingへ向かった。ここの燃料は格安!で、サンタモニカよりも70セント近く安い。おそらく南カリフォルニア最安値だと思う。当然ながら満タンとした。先に下りてきたセスナ400も当然ながら満タンにしていた。
エンジンオイルなどをチェックし、再び機体に乗り込みエンジン始動、Rwy21から離陸となった。冬場だからいいが、上りの滑走路で丘と高圧電線がある砂漠の空港、これが夏場なら怖い。そのまま6500ftまで上昇、再びCajon Passを越えてオンタリオ空港のClass Cの北を延々と飛行。良い風を捕まえ、10ktくらいのテールウィンドに乗って快調な飛行。エルモンテ空港の上空から降下を開始し、ハリウッドサインの真横くらいで2500ftまで降下、そしてサンタモニカ空港管制塔を呼び、そのままストレートインとなった。かなり後ろだが、サイテーションが1機下りて来ていたので、110-120ktでショートファイナルまで飛び、Fwy405を越えたところで右ラダーを床まで蹴って減速、そしてRwy21に気持ち良く着陸。ランプインしてHobbsを見ると、この日は4時間のフライトだった。流石に一人で4時間も飛び回ると満足感がある。
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