LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:トーランスまで支払いに

2012-07-31 | Flight Log (機長)

この日はやることが沢山あった。2010年7月にトーランス空港のTransient parkingを使用した駐機料が未納とのことで、28ドルの請求が来ていた。2年以上も前の請求が今来るというのも凄い話し。あとBill's Air ServiceのAnnual Inspectionと一連の整備費用の請求が来ていたこと。それから、毎月のサンタモニカ空港駐機料の請求も来ていた。どうせならこれら全部まとめてやろうと決めた。まずサンタモニカ空港事務所に行って駐機料を小切手で支払い、そのままBill's Air Serviceに立ち寄り小切手で整備料を支払う。そして愛機に乗り込んでトーランス空港まで飛ぶことに。

サンタモニカ空港のRwy21から離陸。Left downwind departureでいつものようなコース取りで飛ぶ。Fwy10の上空を東向き1700ftで飛び、ダウンタウン横から南下。この日は追い風が強かったのと、気温が20度くらいだったのが相まって、東向きの飛行ではGround Speedが120ktくらい出ていた。悪くない。飛んでいて追い風を視覚的に確認できるほど。南向きの飛行ではWind correctionが必要なほど。コンプトン空港の横を通過し、せっかくなのでトーランス空港でアプローチを打つことにした。この日のトーランス空港は管制塔周波数124.0とのこと。ラジオの調子が悪い愛機にとって高い周波数域の135.6を使わなくて済むのは有り難い。トーランス空港のClass D Airspaceを越えるために高度を3000ftまで上げ、パロスバーデスの上空を通過して海側に出た。そしてPoint Farminの南1マイル、3000ftの高度でSocal Approach 127.2を呼んだ。すぐにSquawk0222をもらい、heading100を指示された。この日もGrumman Tiger、、と呼ばれた。最近の管制官はGrumman Yankeeを知らないのだろう。すぐにHeading020となり、高度3000ftのままHeading 320 intercept localizer となる。特に面白くない捌きが続き、Socal Approachからトーランス空港の管制塔にハンドオフ。すると、Rwy29R cleared to landとトーランス管制官。あまりアプローチ遊びにならない。ファイナルは90ktくらいで飛び、やる気のない管制につられてやる気のない下手な着陸になってしまった。

Taxiway Cから出て、管制塔にグランドクリアランスをもらう。Where is your parking?と管制官、transientと私、taxi to transient via C-A-Eと管制官。すぐに機体を駐機スポットに入れ、General Aviation Centerに入る。受け付けに28ドルの小切手を置き、この日のミッションは終了。ものの1分で機体に戻り、エンジン始動、すぐにタクシー。Taxiway F-A-J-Rwy29Rというコース。再度ランナップし、Right downwindで離陸した。本当はTower Enroute IFRで飛ぼうかと思ったが、Current Chartが無いのに気付いて断念した。帰りも行きと同じコース取り。北上してダウンタウンを目指し、そこからFwy10に沿って西に向った。向かい風が強く、2550rpmで巡航。サンタモニカ空港にコンタクトするとすぐにcleared to landが出た。Modified straight inとなり、Rwy21には斜めに進入。最後はスリップで高度を落とし、気持ちいい着陸が決まった。1.5時間の短いVFRフライトだが、最近はこんな飛び方でも十分満足している。


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