LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

訓練日記5:初めてローカルエアポートを脱出。お隣のホーソンエアポートに出張。

2006-01-29 | Flight Log (飛行訓練)
この日もスティープターンの繰り返し。なかなか上手くならない。というか、最初より下手になっている感じがする。教官から新しいテクニックを習う。30度までバンク、そしてエンジン出力アップ、ピッチアップ、45度バンク、その後に旋回方向に軽くラダー、そして軽く旋回反対方向にエルロン!これが裏技らしい。すこしスティープターンが決まってきたかも。その後、初のHawthorne Airport(HHR)への出張となった。Local Airport(Torrance Airport / TOA)出るのはこれが初だ。ここで、現在向っているHHRがどこだか分からない。地上ではあれだけ大きく感じるのに、上空からだとどこだか分からない。ロサンゼルス国際空港(LAX)はさすがに巨大ですぐ見つかる。そしてHHRに到着。小さい空港だ。ここで教官に離着陸の見本を見せてもらう。自分の離陸とは全く違う。滑走路でrolling開始すると、Oil temperature, Oil Pressure Green!, maintain center line, Air speed coming up, Airspeed 55 Knots, rotation!とコールアウトしながらの離陸は決まっている。離陸後もセンターラインの延長線上を飛んでいる。こうしないといけないという見本が頭に入った。

そしてTOAに帰る。ここでTOAのRight Downwindへ入る。自分の操縦に交代するが、Base turnの時点で高度が高すぎ。着陸できないかな?と思ったが、左ラダーと右エルロンのスリップで高度を下げ、見事に着地。さすが教官。今日の飛行時間は1時間18分。

この日は訓練後に教官と2人で焼鳥屋へ。飛行機の話しで盛り上がるが、どうやら教官は飛行機が怖いという人間が嫌いみたいだ。これくらい飛行機は安全に飛ばせるんだと思っている教官が横に乗っているのは心強い。しかし、自分の操縦する飛行機は、まだまだ安全だとは思えない。でも小型飛行機を飛ばす事が心底に好きに成り始めている。奥が深い。

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