LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:週末クロカン飛行パート2 狭く短い滑走路のFallbrookへ

2007-02-27 | Flight Log (機長)
Oceanside Airport(OKB)に着陸してから10分ほどの休憩をとった後、簡単なPreflight Checkを済ませて次の目的地であるFallbrook Community Airpark(L18)を目指すことに。

Fallbrookの滑走路は短くて狭く、2160 x 60feetだ。AirportじゃなくてAirparkという名前も頷ける。AirNav.comなどで入手できる空港情報にも書いてあるが、”NO SAFETY AREA AVBL DUE TO ABRUPT DROP-OFF EACH END OF RY 18/36”とのことだ。つまり高台にある空港で、滑走路から飛び出せば下り坂斜面を転げ落ちるという意味だ。

Oceanside Airportを離陸、海上で高度を3500ftまで上げ、GPSで飛行禁止空域のAirspaceを確認しながらOceansideの北東に位置する Fallbrookを目指した。CTAFは123.05だ。ポジションレポートをしながら空港に近づくと、狭くて短いRwyが砲台のように小高い丘の上にある。これは視覚的にも少しばかり惑わされる。Rwy18/36で、この日はRwy18を使用した。多少クロスウィンドだったこともあるが、高台の滑走路なのと狭くて短いことも相まって、かなり緊張した着陸となった。しかしC152でエアスピードに注意してアプローチすれば、十分すぎるマージンを取って着陸できる長さであはる。60feetの幅の滑走路も問題はないが、"丘の上にある幅の狭い滑走路"という視覚的な問題からプレッシャーを感じる。

Fallbrookでは滑走路の西側に近接するTaxi wayも変わっていて、坂道を下りそして昇るようになっている。こんなタクシーウェイのレイアウトも滑走路だけが高台に浮く感じを際立たせる一因となっている。 エンジンを停止させることなくRwy18にタクシーバックした。Run up areaなど存在しない。おまけに着陸機が来たのでhold shortしている時は、上り坂で停まる形になるので空を見上げるようになる。

本当はこのまま帰還しようかと思ったが、せっかくなので山越えルートでFrench Valley(F70)に寄ってから内陸を飛んで帰ろうということにした。F70まではエンル-トで20分かからないので、今日の天気の良さも相まって FSSのWeather Briefingをスキップし、GPSの設定だけ行い、そのまま離陸となった。

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