LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:離着陸しまくりの単独飛行

2007-05-02 | Flight Log (機長)
先週のフードワークの練習の時も感じたが、最近なんだか着陸技術が落ちている気がする。以前できていたスムーズな接地ができず、”もうすぐ接地するな”と感じながら微調整する能力が落ちている気がしてならない。トラフィックパターンでも操作が雑な気がする。この日は着陸練習に専念することにした。

この日のTorrance Airport(TOA)は変な風が吹いており、Runwayは11Lを使っていた。Runway11Lの時にはクロスウィンド気味なことが多くなる。ここで3周程トラフィックパターンを回った。風が強いわけではないがボコボコと揺れるコンディションだった。それにしても、ファイナルの速度コントロールもあまく、ラウンドアウトも不安定、そしてフレアから接地は全然駄目だ。着陸できないというわけではないが、以前ほどのスムーズさがない。なんだか意識しすぎているのか、少し緊張気味で着陸しているようだ。

そして風向きが怪しくなり、かなりTail windを感じるようになってきたところで、Rwy29Rに変更されることになった。丁度自分からRunwayの方向変更だったので、管制塔から”upwindを延長し、Right turn, tear dropで29Rに降ろすように”と指示された。TOAでこういうのは初めてだったので、かなり楽しかった。なんとなく以前の着陸の感覚が戻ってきたかな?と感じ始めたところで、かなりTOAが混雑してきた。TOAの管制塔も忙しさでてんぱってきているので、ここはHawthorne Airport(HHR)に逃げることにした。HHRでは少しまともなラウンドアウトからタッチダウンの形になってきたと思う。

さらに狭いRunwayで練習したくなり、Compton Airport(CPM)に降りることにした。この日のCPMは少しトラフィックが多く、セルフアナウンスを頻繁に行った。2回程着陸したところで満足するレベルに到達し、TOAに帰還することにした。

Habor UCLA HospitalのあたりでいつものようにTOA管制塔を呼ぶと、忙しくて応答しない。そのうち、”all aircraft calling from the North must contact at 124.0"と言ってきた。124.0は普段Southからの機体を扱う周波数だが、ここでは言われた通りにした。そうすると、"Follow the Mooney above you. Cross mid-field at or above 1600, left traffice, Runway29L"とのこと。Runway29Rがタッチアンドゴーの機体で忙しすぎるから、着陸の為にTOAに帰還する機体は通常のトラフィックパターンい入らずにRunway29Lに降りるようにしているらしい。こちらからすると願ってもないこと。Mooneyを追いかけて1800ftくらいでmid-fieldを通過、left trafficに入り、そのまま29Lに着陸した。cross mid-fieldで29Lに降りるのは初めてではないが、そう頻繁にはないことなので面白かった。

この日は20回近く離着陸しただろうか。なんとなく以前の感覚が戻ってきた感じだ。





にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。