LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:飛行中にキャノピーの付け根が壊れた

2012-06-08 | Flight Log (機長)

この日も軽く飛ぶことに。仕事の都合でクロスカントリーフライトは時間的に無理だが、近場の空港をホッピングして回るつもりでいた。サンタモニカ空港に到着、1クオーツのオイルを足した。そして機体に乗り込む。

エンジン始動、ランナップエリアに向う。そしてRwy21から離陸。かなりボコボコゆれたが、綺麗な空。こちらに続いてCessna Citation Xが離陸、そのために管制官からすぐに左旋回してDownwindに入るように言われた。すぐにCitation Xに進路を譲って左旋回。すると、凄い勢いでCitation Xが離陸、加速していった。空から見ていても美しい姿。

1700ftでレベルオフ、そして巡航開始した。100kt弱の巡航速度に到達した所で、なんと右キャノピートリム(アルミ部品)がひしゃげた。ビスが一個飛んだのだ。飛行性能に大きな影響はないが、この部品が落下したら大変なので、このまま飛び続けられない。ここで管制官がfrequency changeと言ってきたが、requesting returning back to the airportと告げた。そこで管制官が、Is this a short flight or something happened?と聴いてきた。そこで、no emergency, a canopy trim is hanging loose, do not want to loose it in the air, just in case coming backと伝えた。それから、念の為に減速して真っすぐに空港に下りることに。結果的に優先着陸、そのままcleard to landをもらった。すぐに着陸し、自分のタイダウンスポットに戻った。優先着陸させてもらったので、管制塔に電話で事情説明することになった。

駐機した後にキャノピーのビスをチェック。なんと左側の前方も緩んでいた。最近ビスのゆるみをチェックしたはずだが、もっと頻繁に確認しないと駄目だ。


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