LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

雨が降る中、有視界飛行で近場空港巡り。

2008-12-03 | Flight Log (同乗飛行)

ちょっと日記の日時が前後してしまうが、先月Co-pilot席に同乗させてもらった時の日記。ロサンゼルスからサンディエゴまでの南カリフォルニアにはConvective Outlookが出ており、雨雲が点々としていた。VFR(有視界飛行)で飛べる程度の雲の高さはあるが、これで実際に大雨となればVisibilityが落ちてIMC(計器飛行状態)となってしまいそうだった。ちょっと飛行機を眺めながら天気の行方を見守っていると、結構な勢いで雨が降ってきた。これはVFRで飛べる感じじゃないなと、この日の機長のA先生としばし空港で佇んだ。

ところが、暫くすると再び雨も小降りになり、VisibilityもCeilingもVFRの基準を十分満たすようになった。せっかくなので軽くローカルフライトをしてみようということになり、また雨に濡れたSanta Monica AirportのRwy21から離陸することになった。機体はCessna172N、勝って知ったるモデルだ。機長はA先生、そして私は右席から鼻歌まじりで空の散歩を楽しんだ。小雨が降る天気なので、あまりVFR Trafficが飛んでいなかった。そして20分も経たないうちにTorrance Airportに到着、無事に着陸となった。A先生が飛行機免許を取得する前は、A先生が右に座り私の操縦でTorrance Airportから空の散歩に出かけることが定番となっていたが、この日は初めて逆の立場でTorrace Airportに降り立つことになった。ちょっと感慨深いものがある。Torrace AirportではRwy29Rに着陸後にタクシーバックして再離陸し、Long Beach Airportを目指した。そしてLong Beach Rwy25Lにも着陸、そして再離陸。曇り空の為にLAX Class B Airspace Mini-routeが閉鎖となっており、Special Flight Ruleを使ってSanta Monica Airportに帰還となった。

思えば当時飛行訓練も始めていなかったA先生を同乗者としてCo-pilot席に初めて招待し、セスナ172で空の散歩にでかけたのも雨の日だった(2006年12月2日のブログ参照)。今日は立場が逆転、時の流れを感じる。



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