この日は友人で同業者のAZに会いにいくべくSanta Barbara Airport（SBA）まで飛行することにした。朝からマリンレイヤーが立ちこめており、SBAのCeilingはOVC700と出ている。何はともあれTorrance AirportのGroundを呼び、SBAまでのTower Enroute Clearanceをリクエストした。もらったクリアランスは次の通り：
Cleared to SBA, Fly Runway Heading, LAX170, LIMBO, V64, SMO125, SMO VOR, V107, SADDE, V299, VTU282, KWANG, 3000ft / 6000ft 10min, 134.9 Socal Dep, Squawk 47XX
リードバックも一発で決まり、すぐにLow Altitude Enroute Chartでコースを確認。ランナップを終えるとすぐに離陸許可が下りた。Socalに繋ぐとすぐに右ターンを指示され、ラッキーな近道を飛ぶことになった。一応2600rpm／26インチで上昇していたが、Socal Approachから”早く4000ftまで登らないと他のトラフィクの関係で旋回上昇をするべく１８０度ターンをすることになる”と言われた。仕方ないので80ktくらいまでピッチアップとし、Vx Climbを開始、LAXに到達するまでには4000ftまで上昇し、SocalからThank youと言われ、Regular Climb Rateに戻っていいとのこと。しばらく飛んだところでDirect VTU, Resume on Navとなった。SBA ATISを取ると、ILS7を使っているらしい。このOvercastではVOR Approachでは着陸できるはずもなく、Tail WindだがILSで降りているようだ。すぐにILS Rwy07のApproach Chartを準備した。KWANGを過ぎたら280で飛べとSBA Approachからの指示、そしてさらに265と変更になり、そのままILS courseと逆方向で平行に海側を飛ぶことになった。そしてHABUT intersection近くで北向きに進路を変え、Heading 040でILS 7のLocalizerをインターセプトすることになった。2000ftで飛行、雲の上300ftくらい。GSをインターセプトし、そのまま雲に突入。雲のなかを飛び続け、Breakしたのは600ftを切ったくらいだった。なかなか面白いILSで、目の前に滑走路が見えた時には気持ちがよかった。Tail windの中をRwy07に着陸、そしてSignatureに駐機となった。
友人とは近くのホテルで会食しながらの打ち合わせとなった。仕事も３時間ほどで終わり、すぐに帰途につくことになった。この頃になると雲も晴れ上がったので、帰りはVFRで飛ぶことにした。SBA Clearanceにコンタクトすると、Expect Rwy25, Right Downwind Departure, Fly East, 3000ft, 125,4 Squawk46XXとのこと。そしてSBA Groundにコンタクト、Taxi to Rwy25 via Jと言われた。要はそのまま真っすぐRwy25にタクシーしろとのことで、極めて単純なコース取り。ランナップを終え、Rwy25からすぐに離陸。そのままDownwind departureで飛んでいくこととなった。SBA approachからMagu approachにハンドオフされると、Maguとの交信がうまくいかない。こちらは向こうの声が聞こえるが、向こうはこちらが聞こえないという。やはり軍だけあり態度が悪い。もうSocalの管制圏じゃないの？という所まで来たが、Maguを呼んでも無視。仕方ないのでSocal 125.2を呼びRequest!というと、Stay out of class B!と叫ばれ無視された。皆忙しいようで、こういう事はLos Angelesの空域でVFRで飛んでいると良くある。このままではVNY経由でBurbankのClass CとVNY Class DのAirspaceを避けることはできないので、Squawk1200と変更し、5500ftから3500ftまで降下し、山越えで海岸線を目指し、そのまま海岸線を北上することにした。こういうエアスペースを避けながらの飛行をしていると、ある意味IFRの方が楽だなと思う。Special Flight RuleでLAX越えをし、無事にTorrance Airport Rwy29Lに着陸となった。
今日は飛行機を飛ばして遊びたいというだけでなく、”仕事”という目的があるフライトだった。こういう時間や場所に指定があるフライトの場合、IFRを取っておいてよかったなと痛切に感じる。
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リードバックも一発で決まり、すぐにLow Altitude Enroute Chartでコースを確認。ランナップを終えるとすぐに離陸許可が下りた。Socalに繋ぐとすぐに右ターンを指示され、ラッキーな近道を飛ぶことになった。一応2600rpm／26インチで上昇していたが、Socal Approachから”早く4000ftまで登らないと他のトラフィクの関係で旋回上昇をするべく１８０度ターンをすることになる”と言われた。仕方ないので80ktくらいまでピッチアップとし、Vx Climbを開始、LAXに到達するまでには4000ftまで上昇し、SocalからThank youと言われ、Regular Climb Rateに戻っていいとのこと。しばらく飛んだところでDirect VTU, Resume on Navとなった。SBA ATISを取ると、ILS7を使っているらしい。このOvercastではVOR Approachでは着陸できるはずもなく、Tail WindだがILSで降りているようだ。すぐにILS Rwy07のApproach Chartを準備した。KWANGを過ぎたら280で飛べとSBA Approachからの指示、そしてさらに265と変更になり、そのままILS courseと逆方向で平行に海側を飛ぶことになった。そしてHABUT intersection近くで北向きに進路を変え、Heading 040でILS 7のLocalizerをインターセプトすることになった。2000ftで飛行、雲の上300ftくらい。GSをインターセプトし、そのまま雲に突入。雲のなかを飛び続け、Breakしたのは600ftを切ったくらいだった。なかなか面白いILSで、目の前に滑走路が見えた時には気持ちがよかった。Tail windの中をRwy07に着陸、そしてSignatureに駐機となった。
友人とは近くのホテルで会食しながらの打ち合わせとなった。仕事も３時間ほどで終わり、すぐに帰途につくことになった。この頃になると雲も晴れ上がったので、帰りはVFRで飛ぶことにした。SBA Clearanceにコンタクトすると、Expect Rwy25, Right Downwind Departure, Fly East, 3000ft, 125,4 Squawk46XXとのこと。そしてSBA Groundにコンタクト、Taxi to Rwy25 via Jと言われた。要はそのまま真っすぐRwy25にタクシーしろとのことで、極めて単純なコース取り。ランナップを終え、Rwy25からすぐに離陸。そのままDownwind departureで飛んでいくこととなった。SBA approachからMagu approachにハンドオフされると、Maguとの交信がうまくいかない。こちらは向こうの声が聞こえるが、向こうはこちらが聞こえないという。やはり軍だけあり態度が悪い。もうSocalの管制圏じゃないの？という所まで来たが、Maguを呼んでも無視。仕方ないのでSocal 125.2を呼びRequest!というと、Stay out of class B!と叫ばれ無視された。皆忙しいようで、こういう事はLos Angelesの空域でVFRで飛んでいると良くある。このままではVNY経由でBurbankのClass CとVNY Class DのAirspaceを避けることはできないので、Squawk1200と変更し、5500ftから3500ftまで降下し、山越えで海岸線を目指し、そのまま海岸線を北上することにした。こういうエアスペースを避けながらの飛行をしていると、ある意味IFRの方が楽だなと思う。Special Flight RuleでLAX越えをし、無事にTorrance Airport Rwy29Lに着陸となった。
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