以前からメールなどでお付き合いがあったパイロットとしては大先輩にあたるTさんがDelano Airport (DLO)でアクロバッとの競技会に参加するとのことだった。DLOはどこにあるのかなとチャートを見てみると、Bakersfieldのちょっと北にある空港で、Torrance Airport (TOA) から120nm程度の距離。これなら1時間ちょっとで飛んで行けるなと思い、おもわずTさんの携帯に電話した。少し心配していたトラフィックもさほど混雑するものではないとのことで、空港の東にあるAerobatic Boxに近づかなければ大丈夫らしい。Rwyは32を使っていて、left trafficとのことだった。せっかくの機会なので飛行機仲間のA先生も誘い、TOAからDLOまでのクロカンフライトとなった。
1時間ちょっとのクロカンなので、タンクを完全満タンにすることをせず、8割くらい満たされたタンクのまま離陸することにした。DLOまでのコース取りは困難ではなく、Los Angeles International Airport (LAX) Class B AirspaceをSpecial Flight Ruleで抜け、Filmore VOR, Gorman VOR, Shafter VORと飛び、そのままBakersfield Airportを目指し、そして道沿いに北に上がればDLOに行ける。
Straight out departureでTOA Rwy29Rから離陸、そのままPVを旋回して高度を稼ぎ、TOA上空を通過してSpecial Fligth Rule 4500ftでLAX Class Bを通過、そしてMarina Del Layの上空でSocal Approach 125.2を呼んだ。すぐに応答があり、あまり忙しくないようだった。8500ftの高度をリクエストし、Squawk codeをもらった。Van Nuys Airporの横くらいの所で上昇開始しようかなと思っていたが、Socalの管制官は”Cleared for Class B Airspace”とのことで、すぐに上昇を開始。thank you!と管制官に伝えてしまった。そして8500ftまで到達すると、かなりのhead windで10-15ktくらいGround Speedが遅い。GS120kt台での飛行が続く。Socal Approach, LA Center, Bakersfield Approachとハンドオフされ、VORとGPSでナビゲーションを続けた。Bakersfield横から降下を開始し、そしてDLOをInsightした。Traffic Pattern Altitudeまで高度を下げ、Downwind entryでRwy32に着陸となった。ParkingではTさんが手を振っていてくれていて、駐機場で誘導をしてくれた。
ちょうどこれからTさんが競技会で飛ぶとのことで、イメージトレーニングをしていた。愛機Pittsは迫力があり、Air IntakeのRam Air Pressureを利用できる形状が目を引く。5000ftでも25inchのMPが出るらしい。これは是非ともMooneyに付けたいところだ。迫力のあるPittsのエンジンを始動し、離陸していった。すぐに競技が始まった。双眼鏡を手にその様子を観させてもらった。AerobaticはPractice Areaで体験しただけの私なので、どんな名前の技を披露しているのかなど詳しいことは分からなかったが、あの機体の中で人が乗って操縦しているのかと思うと、改めてAerobatic Pilotは凄いなと思う。自分なら一瞬で酔う。
A先生と2人でDelano Airport併設のレストランで昼食を摂った。そしてしばしAerobatic Airplaneを見て回り、帰途につくことにした。Tさんに見守られるなか、下手な離陸はできない。Rwy32から離陸、すぐにBakersfield Approachにつなげ、Squawk codeをもらった。とくに制約もなく、Goreman VORを目指し、7500ftで巡航、GSは150kt強といった感じ。途中でスカイダイビングのコースにかかるとのことで、進路を左にとらされた。そこからは特に問題なく、Van Nuys手前でSocalに降下をリクエストし、降下で速度を稼いだ。Special Flight RuleでLAX越え、そしてTOAの管制塔につなげた。ここで他のトラフィックの為に、ベースを作らずにファイナルを斜めに飛び、そのままNumberを目指してくれとのリクエストをされた。つまりショートファイナル気味に飛んで欲しいとのこと。難なく要求に答え、管制塔からThank youから言われた。エンルートは行きが1.3時間、帰りが1.1時間のフライトとなった。
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Keywords: aerobatic, sport flying, pitts, アクロバット, ピッツ, 曲芸飛行
1時間ちょっとのクロカンなので、タンクを完全満タンにすることをせず、8割くらい満たされたタンクのまま離陸することにした。DLOまでのコース取りは困難ではなく、Los Angeles International Airport (LAX) Class B AirspaceをSpecial Flight Ruleで抜け、Filmore VOR, Gorman VOR, Shafter VORと飛び、そのままBakersfield Airportを目指し、そして道沿いに北に上がればDLOに行ける。
Straight out departureでTOA Rwy29Rから離陸、そのままPVを旋回して高度を稼ぎ、TOA上空を通過してSpecial Fligth Rule 4500ftでLAX Class Bを通過、そしてMarina Del Layの上空でSocal Approach 125.2を呼んだ。すぐに応答があり、あまり忙しくないようだった。8500ftの高度をリクエストし、Squawk codeをもらった。Van Nuys Airporの横くらいの所で上昇開始しようかなと思っていたが、Socalの管制官は”Cleared for Class B Airspace”とのことで、すぐに上昇を開始。thank you!と管制官に伝えてしまった。そして8500ftまで到達すると、かなりのhead windで10-15ktくらいGround Speedが遅い。GS120kt台での飛行が続く。Socal Approach, LA Center, Bakersfield Approachとハンドオフされ、VORとGPSでナビゲーションを続けた。Bakersfield横から降下を開始し、そしてDLOをInsightした。Traffic Pattern Altitudeまで高度を下げ、Downwind entryでRwy32に着陸となった。ParkingではTさんが手を振っていてくれていて、駐機場で誘導をしてくれた。
ちょうどこれからTさんが競技会で飛ぶとのことで、イメージトレーニングをしていた。愛機Pittsは迫力があり、Air IntakeのRam Air Pressureを利用できる形状が目を引く。5000ftでも25inchのMPが出るらしい。これは是非ともMooneyに付けたいところだ。迫力のあるPittsのエンジンを始動し、離陸していった。すぐに競技が始まった。双眼鏡を手にその様子を観させてもらった。AerobaticはPractice Areaで体験しただけの私なので、どんな名前の技を披露しているのかなど詳しいことは分からなかったが、あの機体の中で人が乗って操縦しているのかと思うと、改めてAerobatic Pilotは凄いなと思う。自分なら一瞬で酔う。
A先生と2人でDelano Airport併設のレストランで昼食を摂った。そしてしばしAerobatic Airplaneを見て回り、帰途につくことにした。Tさんに見守られるなか、下手な離陸はできない。Rwy32から離陸、すぐにBakersfield Approachにつなげ、Squawk codeをもらった。とくに制約もなく、Goreman VORを目指し、7500ftで巡航、GSは150kt強といった感じ。途中でスカイダイビングのコースにかかるとのことで、進路を左にとらされた。そこからは特に問題なく、Van Nuys手前でSocalに降下をリクエストし、降下で速度を稼いだ。Special Flight RuleでLAX越え、そしてTOAの管制塔につなげた。ここで他のトラフィックの為に、ベースを作らずにファイナルを斜めに飛び、そのままNumberを目指してくれとのリクエストをされた。つまりショートファイナル気味に飛んで欲しいとのこと。難なく要求に答え、管制塔からThank youから言われた。エンルートは行きが1.3時間、帰りが1.1時間のフライトとなった。
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それにしても、複葉機の着陸を初めて見たときは驚きました。凄い勢いで降下しながら着陸したからです。