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リンシ体験

2012年03月05日 00時03分07秒 | 添乗報告
こんにちは、真田です。
名前の持つ力というのはあなどれないと思います。
呼びやすい名前、覚えやすい名前なら自然と親しみもわくというものですから。
ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタが「レディ・ガガ」という芸名を使っていなければ今頃世のDJやMC達は彼女の曲を紹介するたびに舌を噛むハメになっていたでしょう。
「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」のように芸名の方が発音しにくい方もいらっしゃいますが(笑)

さて先日仕事の関係で目黒の方へ行ったところ、途中で奇妙な場所を見つけました。



「林試(りんし)の森」? 自慢だけど生まれてからずっと都民だった私でも初めて聞く名前です。
ここを通り抜けないと目的地にたどり着けないので、探検隊になった気分で突入しました。



寒々とした風景が続きます。



珍しい木が植えられているそうです。「ナナメノキ」とか確かに珍しいです。
命名者のやる気の無さがびんびん伝わってくるという意味で。



だそうです。池をのぞいてみましょう。



生物の気配はかけらも感じられません。レイチェル・カーソンはこの光景を見て「沈黙の春」を書いたのでしょうか。
ま、この日の最高気温が5℃ということを考えれば、ペンギンかシロクマでも生息していない限りこんなもんでしょう。



でもきれいな小川が。心が洗われる風景です。

実はこの場所、明治33年に農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで使用されてきました。
そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園しました。
東西の長さは700m、南北の長さは250mと細長い形をしており面積は約12万平方メートル。東京ドーム3個弱といったところです。
水に入って遊べるジャブジャブ池(夏季のみ)や、小中学生の教育を目的としたデイキャンプ場(5~10月)もありまさに都会のオアシスです。
園内の約6,700本の樹木が芽吹く頃にはコンサートやミニSL乗車などのイベントも行われ、大いに賑わいます。
もう「死の公園」などとは呼ばせません(誰も呼んでません)。

やはり名前が良いですよね。「リンシの森公園」。発音しやすく、覚えやすい。
リンシ、リンシ、、、はてどこかで聞いたような?

あっ、そういえば東チベットにも「林芝(りんし)」という土地がありましたね!



チベットとは思えないほどの豊かな緑が広がる素晴らしい場所が!
しかも標高が3,000m弱ということで高山病の心配も少なく、ここで体を慣らせばラサ(標高約3,700m)に行っても安心ダヨ!
セチ・ラ峠に行けばダイオウソウを見るチャンスも!

これ以上宣伝すると旅行会社の回し者かと疑われてしまうので止めておきますが、では代わりに4月に洛陽で開催される「牡丹祭り」を見学するツアーの宣伝を(後略)




ちなみに林試の森公園は避難場所だそうですので、ご近所の方は覚えておいてください。


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