RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

テツコの部屋

2009年03月31日 00時18分18秒 | 添乗報告
大阪支店の真田です。
昨今鉄道ブームだそうで、特に「鉄子」なる女性の鉄道ファンが増えているそうです。鉄道知識を売り物にしたアイドルまでいるそうで何でもありの世の中です。
先日九州方面のブルトレが廃止された時、女性客も結構乗っていたようでこうした旅情への憧れには男女差はないのかもしれません。
かくいう私も鉄道の旅は大好きで、札幌に住む友人に会いに普通電車を丸二日乗り継いで旅したことがあります。ダイヤの関係で函館駅のベンチで一晩過ごしたのですが、うーんホームレスサラリーマン?

鉄道好きな老若男女にオススメなのが大阪市にある「交通科学博物館」。埼玉に東京から引っ越した「鉄道博物館」がありますが、大阪も負けてはいません。大阪駅からJR環状線の快速で5分という立地の良さ。明治時代のSLからリニアモーターカーまで揃った実車展示(ドラマや映画のロケに使われています)。レールの総延長400mという鉄道模型の巨大ジオラマ。明治時代の駅弁の包み紙や大正時代のSLの絵葉書などの収蔵品。15,000冊の蔵書を誇る図書館などなど。実際に自分で鉄道模型を運転できるコーナーもありますし、屋外ではミニSLの運転イベントもやっているので小さなお子様も、子供の心を忘れない大人も大満足! 京都にあるSLの動態保存で有名な「梅小路蒸気機関車館」とセットで巡ればあなたも立派な「鉄男」「鉄子」になれますよ。
(歴史メモ:交通科学博物館のオープンは昭和37年。当初は東京の「交通博物館」の分館として構想されましたが、結局現代・未来の交通に関する展示という独自のコンセプトでスタートしました。そのため最初は実は鉄道関係の展示は少なく、今でも自動車や飛行機の展示がされています。平成12年にはイギリスの国立鉄道博物館と姉妹提携しました)

キャラバントラベルでもチベットの青蔵鉄道など鉄道の旅をご用意しています。鉄道ファンの輪を世界に広げましょう!

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エヴェレスト街道(その1) 起点・ルクラ

2009年03月30日 11時54分40秒 | 中国
内藤です。ネパールのトレッキングから戻りました。

写真はルクラ空港。エヴェレスト街道を行く人のほとんどが、カトマンドゥからここに降り立ちます。ここに飛ばなければ陸路、それもジリという所から歩くのみでさらに5日ほどを要します。ですから8千メートル峰に挑む登山者も普通のトレッカーも、大体このルクラからスタートするのです。

海抜は2800mほど。空港からロッジや商店が並び、ゆっくり歩いても15分ほどで村は終わりです。

ルクラ空港は谷あいにあり、その空港としての重要さに比べて驚くほど小さな空港。滑走路も短いのですが谷むかった下り斜面になっていて、飛行機はまるでスキージャンプのように勢いをつけて飛び立ちます。分かっていても実際のテイクオフの時は谷に向かって真っ逆さまという感覚で、ちょっと怖いです。

空港の背後にそびえる山はクワンデ(6011m)。シェルパの里であるナムチェバザールはこのクワンデの向こう側にあります。

この時季、エヴェレスト街道はトレッキングには良いシーズンです。徐々に気温が上がり、野山では花が咲き始めます。4月半ばを過ぎると雨期に入りますので乾季最後のチャンスなのです。

そんな時季でしたので、多くのトレッカーと会いました。国籍はさまざまでしたが日本人も多く、グループにも幾つも会いました。

トレッキングの旅で重要なのはもちろん安全です。これはもう通常のツアー以上に気をつけます。一般的な安全の意味に加えて、高度障害のリスクを減らす努力や、食事や飲料水の面から健康管理に留意することも含まれると思います。例えば今回の日程では、標高2800mと3440mとで2回の高度順応日を設け、その時の天候パターンに合った行動や水分摂取に留意しました。食事の面ではロッジ任せの食事にはせずに専任のコックをつけた上で、お腹をこわす要因となる食材は使わないよう事前に打ち合わせをし、これを徹底ました。同行するスタッフもガイド以外にある程度日本語が理解できる者を2名とし、万が一に備え万全を期しています。

おかげで我がグループでは高度障害にかかった方は一人も出ず、健康状態も多少風邪をひかれた方は出たものの、良好と言っていい状態をキープできました。

こんなことはトレッキングを扱う旅行会社として当たり前にすべきことと私は思っていましたが、そうではない会社があるのを今回初めて知り、大変に驚きました。名の通った会社でしたが必ずしも知名度には比例しないものなのですね。最悪を想定して準備し、その上で最善の結果を得られるべく努力するのが筋だと思いますが、あれではお客さんが可哀相だと思いました。

ともあれ、今回弊社のエヴェレスト街道はお天気にも恵まれ成功でした。今後、その様子をちょこちょことアップしたいと思います。


トレッキングルートの典型的な風景はこんな感じ。大きなマニ石の向こうに新緑のミドリが美しく、山桜も咲いています。


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韓国に上陸!

2009年03月23日 19時37分46秒 | 添乗報告
皆様、こんばんは!
東京本社の袁です。ブログに登場したのは久しぶりですね。
あっという間にもう春が来まして、例年より気温が暖かい関係、
桜がだんだん咲き始めました!
日本が一番綺麗な季節になりした。(個人的)

話が戻りまして実はキャラバンに入社して2年目、
初めて韓国の添乗へ行きました。
3月15日のソウルでした。
学生時代は一度ゼミで行ったことありますが
添乗では初めてです。4年ぶりの韓国です。
中国と同じ儒教文化の影響で韓国はとても親近感があります。
街づくりも中国となんとなく似ています。
町で観光する時は中国とそれほど変わりはありません。
ただ丸と棒で出来たハングルはさすがに参りましたね。笑

今回の旅は韓国の歴史散歩というテーマです。
李氏朝鮮時代の王宮、お城、城壁など見学しまして、
中国と日本と朝鮮半島の歴史が繋がりました。
ともて深くて面白いです。
また、食事も今までのイメージを転覆しまして、
韓国といえばキムチ、焼肉などが有名ですので、
辛いイメージがありますが
今回はあわびのお粥、精進料理、しゃぶしゃぶ、
チャングムの誓いの宮廷料理などを食べました。
意外と韓国でも辛くない料理がいっぱいありますね。
今まで辛いものが苦手の方も安心してご参加いただけますね。

短い4日間ですがいろいろと満喫しました。
これからも韓国の旅はやっていきますので、
円高、燃油サーチャージが下がっているチャンスを掴んで
皆様もぜひ韓国へお出かけ下さい。
もちろんキャラバンは=中国ですので
私の母国・中国も応援よろしくお願いいたします。

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貴州省の少数民族

2009年03月20日 10時45分29秒 | 中国
大阪 沼澤です

貴州省の旅から帰国しました。貴州省は中国西南部にあり、少数民族は17いるといわれています。(中国は56の民族)中国の中でもいまだに華やかな民族衣装と素朴な習慣を守り続けています。

まず苗(ミャオ)族で長いスカートが特徴の村でした。
村の名前は秘密です・・・
 村の入り口で村人のほとんどが出迎えてくれました!

 華やかな民族衣装と銀細工 頭は水牛だそうです

 年配の方たちが古い歌でお酒を飲もうと歌っています

 ろしょう という楽器の演奏

 
こちらは布依(プイ)族という民族です。若い女性の民族衣装。たまたま当日結婚式があるということで、村人が衣装に着替えているところでした。

 こちらは結婚している女性の衣装です。ぜんぜん違いますね

 この時期は菜の花満開!

まだまだご紹介したいのですが、やはり実際に現地へ行ってみていただきたいですね。大阪支店では関西発着で、
5月18日発 貴州省少数民族撮影ツアー6日間
5月11日発 貴州省で唯一の世界遺産に登録されている南方カルストの茘波(れいは)にご案内するツアー
「世界遺産・南方カルストの茘波と武隆の旅9日間」が出発予定です。ご興味の方はお問い合わせください。

それではまた 沼澤でした!

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春の裏桂林

2009年03月18日 09時40分09秒 | 中国
本当に暖かい陽気になってきましたね。
花粉や黄砂も飛びますが、とても気持ちの良い時期です。

そんな中、広西チワン族自治区の裏桂林の旅に行って参りました。

途中雨も降りましたが、漓江の支流・遇龍河でのイカダ下り、
ほとんど観光客が訪れない場所でのハイキングなど、
大事なところではバッチリ晴れ、本当に気持ちが良かったです。

菜の花が満開でした



山水画のような、特有のカルスト地形の中からジワジワと真っ赤で
大きな太陽が顔を出し、漓江は少し靄に覆われ、
息を呑むような美しい朝日でした。
実際、三分の一の確率でしかこの朝日を見ることができないので
本当に幸運だったと思います。
↓こちらが実際に見た日の出です!


また逆側からは月が沈むところを見ることができました。
対照的にこちらは静かで幻想的でした。






皆様、春の桂林も良いですが、桂林の由来にもなっている
金木犀の咲く10月や、気候が最も良いとされる11月など
今後もぜひ、桂林の旅をチェックしてくださいね!

古川

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巴馬に行って来ました

2009年03月16日 20時41分16秒 | 中国
こんにちは! 東京の松崎です。

先日、添乗に行って参りました!

行先は広西チワン族自治区。「巨大穴・天坑と長寿の郷・巴馬を訪ねて8日間」の旅です。

このツアーは2006年9月よりキャラバントラベルと現地旅行社とで独占契約を結び、独自のツアーでご案内をして参りました。
発表当初は「天坑って何?巴馬ってどこ??」っという反応が多かったのですが、月日が経つにつれ、徐々に「天坑・巴馬」がお客様の間にも浸透し、発表以来、約300名様にご参加をいただきました。

このツアーには「世界遺産」になっている観光地は一つもありません。
サラっと日程を見ただけでは見所もなく、地味なコースと思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、このツアーには見所がたくさんあるんです!!それこそ、「世界遺産」に勝るとも劣らない素晴らしい自然の造形美を至る所でご覧になれるツアーなのです。天坑をはじめ数々の鍾乳洞はいずれも見ごたえのある素晴らしいものばかりです!!

巴馬の郊外にある鍾乳洞”水晶宮”。まだあまり日本の観光客が訪れていない神秘的な鍾乳洞です。

まるで滝のような鍾乳石。


こんなに真っ白なものは初めてみました。


洞窟の中のお城のようです。


鍾乳洞の中は、約1時間ほど歩いて見学をするのですが、見学路にはカーペットが敷かれ、手すりや照明も設置されておりますので、とても見学しやすくなっています。


また、こうした観光地以外でも車窓から眺める風景も飽きさせる事はありませんでした。

蛇行した川と山、畑。何気ない風景ですがホっとできる景色です。


侵食によって丸穴が開いた山。


石灰岩の山々と棚田。


まだまだ素晴らしい風景があったのですが、全てを紹介することができないのが残念です。

訪れる場所は、中国の地方の街々ですが、道路状況も良く、ホテルの設備も快適にお過ごしいただける設備がございます。
またお食事は派手さはありませんが、地元の自然の素材を生かしたお料理で、お客様にも好評でした。

中国にはまだまだ隠れた名所がたくさん眠っています。この巴馬もその一つに挙げられるのではないかなと思います。
キャラバントラベルではこの先も”隠れた名所”を探して皆様にご紹介、ご案内をして行ければと思っています!!

今後のキャラバントラベルの動向にどうぞご期待下さい

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分離の壁

2009年03月12日 19時44分13秒 | 添乗報告
写真は分離の壁です。
さてどこでしょうか?

実はイスラエルとパレスチナ自治区を分離する壁です。
今回はイスラエルの旅でしたが、生誕教会があるベツレヘム
(イエス・キリストの産まれた場所)はパレスチナ自治区にあり、
その際、検問を通過することになります。
旧市街近くのシオンの丘からも壁はみえますが、間近にみると
その壁の大きさ(高さ)に驚きます。

皆様もご存知の通り、昨年末からイスラエルとパレスチナでは
ガザ地区周辺などで戦争をしていました。

今回は地域は違えど、数ヶ月前まで戦争をやっていたとは思えない程
のどかな雰囲気で、情勢で心配するようなことはありませんでした。
ただ、この分離の壁を見るとやはりイスラエルとパレスチナにおける
関係を何となくですが感じ取ることが出来ます。

この問題に関しては容易に語ることはできませんが、民族・宗教など
複雑に抱える問題も垣間見れます。

そう言えばベルリンの壁や万里の長城など世界には土地を分離する壁と
いうものが多々存在しますが、日本にはそういったものがありませんね。
(あっても知らないだけかもしれませんが・・・)
これも島国故のことでしょうか。

いずれにしましても、ツアー自体は安全に終わりましたが、昨年は何も
なく通れたチェックポイントで検問されるなど少し厳しくなっており、
やはり近年緊張が高まってるのかなーとも思いました。

小山

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茶馬古道をご存じですか?

2009年03月10日 12時59分27秒 | 中国
先日、雲南省の添乗に行ってまいりました。


今回ご案内したコースのコンセプトは今TVなどでも放映され、

話題になっている茶馬古道の少数民族を訪ねるというものでした。

茶馬古道という交易路はご存じのように、雲南省の特産品として

有名な「普洱茶」を産地から遠く離れたチベットやミャンマーまで

行商人が馬の背中に乗せて運んだことが由来だそうです。

しかも、当時使われていた交易路の一部は現在も幹線道路として利用

されています。もちろん往時の宿場町は現在も残っています。

明・清代に造られ、当時の趣きを今に残す古建築、そして今もそこに暮らす

少数民族との触れ合いなど旅の魅力には事欠きません。


菜の花が咲き乱れる春の時季はまた来年になりますが、紅葉に染まる秋に

是非訪れてみてはいかがでしょうか。



竹内


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中国 古民居巡り

2009年03月04日 20時16分26秒 | 添乗報告
こんばんは。東京の松崎です。

先日、2月22日から3月1日まで、『世界遺産・客家土楼と華僑の故郷を巡る 中国古建築探訪の旅』に行ってまいりました。
このツアーは、広東省・開平から福建省・アモイまでバスで旅をしながら華僑と客家の人々が築いた古民居を訪ねる8日間の日程でした。

開平の望楼群と客家土楼はそれぞれ2007年、2008年に世界遺産に登録されましたが、中には「古い民居なんて見てもつまらない」っと思う方がいらっしゃるかもしれません。
が、しかし、建物自体の素晴らしさはもちろんの事、建物が築かれた時代背景を知るとますます興味が湧いて来る建造物たち・・・ぜひ皆様にも生でご覧頂きたい場所のひとつです。

それではまず、華僑の築いた開平近辺の望楼群からご紹介します。

自力村の望楼。


建設途中に傾いてしまった斜楼。


9層にもなる立派な望楼、瑞石楼。


続きましては、客家の伝統的な家屋である土楼を紹介します。

福建省に現存する土楼で最大の承啓楼。



中に入ると、中央に先祖を祭る廟があります。約600人が暮らしていたというこの土楼は”民居”というより一つの”村”のようですね・・・。


反対に一番小さな土楼。直径は約17m。如升楼。


いかがでしょうか?この特徴のある古民居群、実際に中に入る事もできるので、生活ぶりも垣間見る事もできますよ!!

華僑と客家、その歴史背景は異なりますが、それぞれが生きる為に生活の知恵を働かせ今に残った建造物。

世界遺産になったことで、徐々に観光地化され本来の素朴な暮らしぶりは失われつつあるようですが、今ならば、まだ「観光地化」しきっていない素朴な姿をご覧頂くことができますので、ご興味のある方はぜひお早めに訪れる事をお勧めします!!

そして、お出かけの際には、ぜひぜひキャラバントラベルにご用命下さい!!(笑)

お持ちしております!!

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