内藤です。モルドバに行ってきました。
モルドバと言っても「どこ?」という方が多いことでしょう。
モルドバはソ連邦から91年に独立した欧州でも新しい国。ルーマニアとウクライナに挟まれた内陸国で、人口360万の小さな国です。
そんな小国モルドバに、世界最大のワインセラーがあるをご存じでしょうか。
ワインと言えばフランスやイタリア、チリ、オーストラリア、カリフォルニアなどが有名で世界をマーケットに売り込んでいますが、世界最大のワインセラーはそれらの国ぐにではなくモルドバにあるというのは意外な感じがします。
しかし、ギネスブックにも認定された、正真正銘の「世界最大」なのです。
首都キシナウから車に乗ること40分。世界一のワインセラー『ミレシティー・ミチ』に到着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9b/b3064da0e7b54ebe0f7ff4586134335f.jpg)
白ワインっぽく染色された水が流れる噴水。赤ワインバージョンの噴水もありましたが、センスとしては微妙です。
モルドバはかつて(15~16世紀)モルダヴィア公国の一地方・バサラビアでしたが、昔から行われていたワイン造りは、この頃から一層盛んになったようです。
モルドバワインが世界に知られるようになったのは1878年の第3回パリ万博(日本ブームが起こったことで知られる)で賞をとったことからで、その後イギリス王室もモルドバワインを飲むようになり、これは今も続いています。
さて、ギネス認定世界最大のワインセラーですが、こちらの歴史はそれほど古くありません。1968年からですから40年とちょっとです。案内人によると、ミレシティー・ミチのワインセラーで一番古いワインは1973年ものとのことでしたが、それは歴史の新しさゆえのことでしょう。
それほど歴史がないのに世界最大なのは何故か。それは採石場をそのままワインセラーとして利用したからで、それも並みの採石場ではなく、200年かけて掘り続けられた全長200キロに及ぶ巨大採石場だったからです。
現在はその中の約50キロをワインボトルの貯蔵庫として使い、残りの部分はオーク材で造られた大きなワイン樽を並べる等で利用しているとのこと。
という訳で、あまりに大きいので、見学は車に乗って所どころで降りながら観光します。
中に入るとひんやりします。気温は一年中8℃程度に保たれているとのことですから、冬入ったら暖かく感じるのでしょう。
ワイン作りに水は欠かせません。まず案内されたのは、豊富に湧き出る地下の湧水。くせが無く、口あたりも良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ac/33315216fac645f2026426820bddda7d.jpg)
このように、たくさんの大きなワイン樽が並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ea/c8bfa3ad3f7a11dd85e04a7a9dc61e4a.jpg)
ワインボトルの貯蔵庫はこんな感じです。身長185センチの案内人が小さく見えますので、結構広いのです。3段に分かれたユニットが延々と続きます。いやはや。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6d/301eb6314a454b20626865eda4ed019d.jpg)
暗い所ですのでピンボケ気味で恐縮です。とにかく延々と続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8e/7e1ecb242bc8c219cca0dc80c219fd09.jpg)
曲がったら更に長く延びていて呆れました。現在の貯蔵本数150万本。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/6bcde4c4293c497b98936e0b4d366f5c.jpg)
ユニットにはこのようにワインボトルが入っていて、奥行きもありますから300本から400本くらい入るようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/10/4301c783624bd5c69f67aefb3817e132.jpg)
各ユニットはアドレスがあり管理されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/8b/3c099ccf139d3e59f543661343a26e73.jpg)
↓これが最も高いワインが入ったユニットとのこと。お値段は1本2,000ユーロ。赤のみだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b8/a6d2b0ae607c9ee97e2717d6c88f1fb8.jpg)
見学の最後には、美味しいワインの試飲もさせてくれます。クセが無くなかなか良いと思いました。
説明も丁寧で、充実した見学が楽しめました。もちろん売店もありますが、手ごろな値段のものが多いので好感が持てました。
最近は少しづつですがモルドバワインが日本のお店でも見られるようになっています。皆さんもチャンスがあれば飲んでみて下さい。
いつも応援本当にありがとうございます。↓
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モルドバと言っても「どこ?」という方が多いことでしょう。
モルドバはソ連邦から91年に独立した欧州でも新しい国。ルーマニアとウクライナに挟まれた内陸国で、人口360万の小さな国です。
そんな小国モルドバに、世界最大のワインセラーがあるをご存じでしょうか。
ワインと言えばフランスやイタリア、チリ、オーストラリア、カリフォルニアなどが有名で世界をマーケットに売り込んでいますが、世界最大のワインセラーはそれらの国ぐにではなくモルドバにあるというのは意外な感じがします。
しかし、ギネスブックにも認定された、正真正銘の「世界最大」なのです。
首都キシナウから車に乗ること40分。世界一のワインセラー『ミレシティー・ミチ』に到着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9b/b3064da0e7b54ebe0f7ff4586134335f.jpg)
白ワインっぽく染色された水が流れる噴水。赤ワインバージョンの噴水もありましたが、センスとしては微妙です。
モルドバはかつて(15~16世紀)モルダヴィア公国の一地方・バサラビアでしたが、昔から行われていたワイン造りは、この頃から一層盛んになったようです。
モルドバワインが世界に知られるようになったのは1878年の第3回パリ万博(日本ブームが起こったことで知られる)で賞をとったことからで、その後イギリス王室もモルドバワインを飲むようになり、これは今も続いています。
さて、ギネス認定世界最大のワインセラーですが、こちらの歴史はそれほど古くありません。1968年からですから40年とちょっとです。案内人によると、ミレシティー・ミチのワインセラーで一番古いワインは1973年ものとのことでしたが、それは歴史の新しさゆえのことでしょう。
それほど歴史がないのに世界最大なのは何故か。それは採石場をそのままワインセラーとして利用したからで、それも並みの採石場ではなく、200年かけて掘り続けられた全長200キロに及ぶ巨大採石場だったからです。
現在はその中の約50キロをワインボトルの貯蔵庫として使い、残りの部分はオーク材で造られた大きなワイン樽を並べる等で利用しているとのこと。
という訳で、あまりに大きいので、見学は車に乗って所どころで降りながら観光します。
中に入るとひんやりします。気温は一年中8℃程度に保たれているとのことですから、冬入ったら暖かく感じるのでしょう。
ワイン作りに水は欠かせません。まず案内されたのは、豊富に湧き出る地下の湧水。くせが無く、口あたりも良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ac/33315216fac645f2026426820bddda7d.jpg)
このように、たくさんの大きなワイン樽が並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ea/c8bfa3ad3f7a11dd85e04a7a9dc61e4a.jpg)
ワインボトルの貯蔵庫はこんな感じです。身長185センチの案内人が小さく見えますので、結構広いのです。3段に分かれたユニットが延々と続きます。いやはや。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6d/301eb6314a454b20626865eda4ed019d.jpg)
暗い所ですのでピンボケ気味で恐縮です。とにかく延々と続きます。
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曲がったら更に長く延びていて呆れました。現在の貯蔵本数150万本。
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ユニットにはこのようにワインボトルが入っていて、奥行きもありますから300本から400本くらい入るようです。
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各ユニットはアドレスがあり管理されています。
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↓これが最も高いワインが入ったユニットとのこと。お値段は1本2,000ユーロ。赤のみだそうです。
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見学の最後には、美味しいワインの試飲もさせてくれます。クセが無くなかなか良いと思いました。
説明も丁寧で、充実した見学が楽しめました。もちろん売店もありますが、手ごろな値段のものが多いので好感が持てました。
最近は少しづつですがモルドバワインが日本のお店でも見られるようになっています。皆さんもチャンスがあれば飲んでみて下さい。
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