RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

カタクリの季節

2008年03月31日 20時19分37秒 | 添乗報告
内藤です。東京近辺は今まさにお花見の季節。個人的にはソメイヨシノよりエドヒガンザクラの変種であるシダレザクラのほうが私は好きです。ソメイヨシノは確かに美しいですが、どうしてそればかり多いのでしょうか。江戸で生まれたソメイヨシノが(爆発的に)日本中に広がったのは明治以後、と言う話をどこかで読んだ記憶があります。

それはともかく、この時季は春の花がたくさん見られ嬉しくなります。私は春の花といいますと、桜や桃、コブシといった目立つ樹木の花よりも、シクラメンやムスカリ、クロッカスといった草花のほうがより好きなのですが、中でも好きなのはカタクリです。

私のふるさと新潟には家の近くにカタクリの群生地があり、幼いときから親しんだ花だというのがカタクリが好きな理由だと思いますが、現在住んでいる千葉もカタクリの多い落葉広葉樹という環境が豊富で嬉いです。

カタクリはユリ科カタクリ属の多年草。落葉広葉樹林の日当たりの良い場所に群生し下に向いた薄紫(や桃色)の小さな花を咲かせます。キリリと上向く花弁が何とも言えません。色も素晴らしいです。私は早春を代表する花であると勝手ながら思っています。

昔は日本各地の落葉広葉樹林で広く見られたそうですが、近年の土地開発による生育地の減少にともない、残念ながら減っています。ふるさとのカタクリの名所も、シーズンになると何とツアーで来る団体客まで最近はあると聞きビックリするとともに「珍しい花」となってしまったことに悲しくもあります。

また、カタクリから抽出したデンプンがいわゆる片栗粉。ですが最近は片栗粉として市販されているものはほぼ、ジャガイモから抽出の「ジャガイモ粉」となってしまっているそうです。これもカタクリの減少と比例していたら残念ですが・・・。



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あしたの城

2008年03月31日 00時32分27秒 | 添乗報告
大阪支店の真田です。
また冒頭からクイズです。
Q:「京都、奈良、滋賀、兵庫、和歌山、三重にあって大阪に無いものは?」


A:「世界遺産」
 京都、滋賀 :古都京都の文化財
 奈良     :法隆寺地域の仏教建造物、古都奈良の文化財
 兵庫     :姫路城
 和歌山、三重:紀伊山地の霊場と参詣道

大阪城を世界遺産に!という声も無いわけではないのですが、いまいち盛り上がらないのはやはり「鉄筋コンクリート製、エレベーター付」というのがマズイのでしょうか。

その大阪城は大阪駅から南東の方角。梅田やなんばといった繁華街からは外れますが、城の目前には大阪府庁をはじめとする官庁街が広がっているので政治的には今もこの辺りが中心地と言えなくもありません。梅や桜の名所でもあるので花見シーズンはいつも賑わいますし、ファミリー向けの各種イベントも多く行われ、大阪市内のオアシスとなっています。
(歴史メモ:豊臣秀吉が築いた初代天守閣は1615年大阪夏の陣で焼失。1629年に徳川幕府がより豪華に再建しましたが、1665年落雷でまたもや焼失。その後1931年(昭和6年!)に市民の募金で再建されるまで大阪城には天守閣がありませんでした。江戸中期~後期を舞台にした時代劇で大阪城の天守閣が写ったらそれは時代考証ミスです。とは言え天守閣があった方が「らしい」ので、テレビ局に「キャラバントラベルの真田がこの時代天守閣は無かったと言っていたぞ!」などと抗議の電話をするのはお控え下さい。)

世界遺産に興味のある方、中国の世界遺産を2つ見ることができる「五台山・雲崗石窟と平遥古城 8日間」などいかがでしょうか。

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さくら咲く

2008年03月29日 16時08分15秒 | 添乗報告
先日チベットから帰国した高鹿です。
ご存知のとおり色々ありましたが、無事に戻ることが出来ました。
チベットでは日本で報道されているようなことはなかったため、
安全に帰国しましたが、新聞やテレビの映像を見る限りでは、
大変な状況のなか現地を訪れていたのだと帰国してからぞっとしました。

いやはや、なにより無事であったことに感謝!

さて、今日は桜も満開でお花見日和り。
仕事の昼休みにお弁当をもってお花見してきました!
都会のオアシスとでも言いましょうか。
銀座にも心癒される美しい桜が咲いてるんですね。

それでは良い休日を。

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発表しました、そして発表します!!

2008年03月27日 21時06分08秒 | 添乗報告
こんにちは丸山です。先日、シルクロード、中国花の旅の発表しましたが、ご覧いただけましたでしょうか?是非ご興味のある方ご検討いただければと存じます。
ところで、「中国だけなの?」と思った方、どうぞご安心下さい。来週4/4金には渾身の中国以外のコースを発表しますので、お楽しみにお待ち下さい。私が企画しましたカムチャッカの旅、今年こそ出発させますのでご参加下さい。ご質問でも結構です。お気軽にご連絡下さい。


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引っ越しました

2008年03月15日 20時35分51秒 | 添乗報告
丸山です。段々と暖かくなってきましたね。春の気配が近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?本日、私引越しをしました。今までは家から会社まで約1時間30分もかけていましたが、新居からは僅か30分の近さです。今まで通勤に費やしていた時間が浮き、さらに仕事?に打ち込める環境ができました。これからさらに皆様に喜ばれる企画、添乗をして参りますので、宜しくお願い致します。


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絶景に出会う旅!!

2008年03月13日 20時44分59秒 | 添乗報告
先日、ネパールの添乗から戻ってきました。

出発前から心配していたお天気は全行程が快晴とはいかず、厚い雲に覆われての観光になってしまいました・・・・・。

ただ、旅のハイライトでもある「エヴェレストの遊覧飛行」は前日までの曇り空が嘘の様な快晴に恵まれました。

実は前日までは心配で針のムシロに座っている様な気分でした。毎日、夜空を見上げてお祈りしていたのが、少しは実を結んだのでしょうか。

絶景に出会う旅では、いつもこんな感じでお天気に悩まされてしまいますが、お天気に恵まれた時の充実感には変えられないですね。

次回の添乗はパキスタン「杏のフンザ」です。情勢的に心配な訪問地ではありますが、毎晩夜空を見上げないですむように、しっかりと今のうちからお願いしておきます。




    竹内

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映画の世界から戻って来ました

2008年03月12日 21時33分46秒 | 添乗報告
皆様、こんにちは。東京の袁です。
先週またまた烏鎮と紹興に行って来ました。
前回は魯迅ゆかりの紹興を紹介しましたが
今回は水郷の烏鎮を案内します。
一言でいえば『映画の世界』。
100年前に戻ったようと錯覚しまして、
まさか自分が映画の主人公になった気分です。
特に去年新しいオープンした「西柵景区」。
街並みは昔のままに残し、観光客も少ないです。
「観光は今がチャンスよ」と地元の人もそう言いました。
運河に沿って細かく支流が町に流れ、
歴史は3000前年前にも遡る古鎮です。
川辺で周りの景色を見ながら、ゆっくり散歩したら、
「ローマの休日」より「烏鎮の休日」のほうがいいかもね(笑)。
特に夜のライトアップは
言葉で表現できない情景で自分の目で確かめるべきです。
日常的なことも忘れて旅の楽しみを充分に満喫できます。
まだ、足を運んでない方はぜひ一度体験してください。
きっと思い出になる旅です。
皆様も一緒に映画の世界へ行きましょう。





メコンの国・ラオス

2008年03月11日 10時23分43秒 | 添乗報告
内藤です。先日に続いてのラオス報告です。

写真はメコンの滝・コーンパペンです。メコンが東南アジアを貫く水運の大動脈であることは言うに及びませんが、上流から河口まで完全につながってはいないのです。なぜなら、このコーンパペンの滝が水運を妨げるからです。

かつて、インドシナを統治したフランスはこの滝の下まで船で運び、その後メコンの中洲であるコーン島とデット島にミニ鉄道を敷くことで滝を迂回して荷を上げ、再び上流で待つ船に積むという方法を取っていました。

旅行でも、メコン川クルーズの旅というものを余り目にしないのは、この滝によってメコンが完全に遮断されているからです。

滝そのものは、世界的に知られるイグアスやビクトリアなどには及びませんが、そんな地理的な意義を知ると見方が変わるかもしれませんね。

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エジプト

2008年03月08日 16時50分49秒 | 添乗報告
東京の小山です。

先日エジプトのツアーに行ってきました。
今までアジア方面が多く、初めてのアフリカ大陸でしたので出発前は
やや緊張気味でしたが、非常に楽しく過ごすことが出来ました。
13日間の旅で感じたことは沢山あったのですが、帰国後一週間が経ち
忙しく過ごしているうちに忘れてしまい・・・とにかくピラミッドはもちろん
のこと、神殿など一つ一つのスケールが非常に大きかったですね。
国の面積だけでなく、人々エネルギーなどあらゆるものの大きさを感じました。
写真はスーダンとの国境から40KMの所にあるアブシンベル神殿です。

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ラオス ~メコン渡し場の黄昏~

2008年03月06日 12時08分25秒 | 添乗報告
内藤です。メコンの国、ラオスから戻って来ました。
写真は今回ご一緒しましたあるお客様より頂戴した一葉です。夕暮れのメコン、いいですねぇ。

ラオスを語る上で、メコン川は欠かせません。実際にラオスを訪れてみると、身をもって納得できます。

メコン川(源流から中国領内は瀾滄江 らんそうこう)は全長4000キロ。チベット高原東部に発して南下、中国雲南省を縦断しゴールデントライアングル(ミャンマー・タイ・ラオス3ヶ国国境線)を経てラオスとタイ・カンボジアを通り、ベトナムに抜けるという東南アジアを代表する大河です。各国を貫き、また国境線を形成することから典型的な国際河川とも言えますね。

他の流域の国でもそうでしょうが、ラオスでのメコンも人々の生活に欠くことのできない川です。首都ヴィエンチャンをはじめ、ルアンプラバン、サワンナケート、パクセとラオスを代表する町のほとんどがメコンのほとりにあるのもその証明でしょう。

河岸に人が集まるのは、メコンがもたらす魚や川海苔などの恵みだけではなく、言うまでもなくメコンの水運によるものです。コーンパペンの滝があるため海まではつながらないもののメコンの持つ輸送力、そしてまた北から南へと流れるそのルートが重要なように思われます。

東南アジアの地図を見ますと、その北部は中国領内にかけて延々と山地が続いています。住んでいるのはいわゆる「山岳少数民族」ばかり。道は現在でも満足に通じていません。そんな中で唯一メコンだけが障害もなく、そして大量に人や物資を輸送することができるのです。ですから、そこに人が集まるのは自然なことでしょうし、ことに東南アジア北部の山国で、海の無い内陸国・ラオスにとっては周辺国以上に重要な川なのでしょう。

メコンとは、タイ語でメーナームコン、ワニの川という意味です。しかし、なぜワニなのかはよく分かりません。知ってる方は教えていただけると嬉しいです。

メコンであと気になるのは、世界最大級の淡水魚の一つに挙げられるメコンオオナマズです。大きいものは3メートルをゆうに越えるそうで、ぜひ一度見てみたいと思っています。実に凄いですねぇ。

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