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RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

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チベットを撮る~あなたを待っていた

2014年12月24日 23時10分02秒 | チベット・モンゴル

もったいぶって、ずいぶんと間があきましたが・・・
クリスマスとは全然関係ない、チベットの旅のお話の続きです。


11月、“チベットを撮る”と題して青海省を旅するため、西寧に降り立った私たちのもとに“ある情報”が舞い込んできました。

『転生活仏の即位式がある』

ええっ!? ええっ!?
活仏の即位式?

活仏とはチベット仏教では仏・菩薩の生まれ変わりとされる高僧のことです。そして衆生が救われるまで何度も何度も生まれ変わる(転生)のです。そして亡くなると弟子たちなどが転生者を探します。つまりいつもいつもあるようなことではないんですよね。

皆さんはもちろん、ガイドさんもドライバーさんも静かなる大興奮!
チベットの方だった滅多に巡りあえるチャンスではありません。
実際にはその場に居合わせることができるまで、イロイロとありましたが、そのイロイロを乗り越えて即位式に列席!ワオ!


活仏が到着される前、本堂の前には黄色い敷物がしかれ、先代の活仏の親戚の女性たちが本堂前でカタを持って待ちます


輪生活仏を迎えるということはつまりは逝った家人がまた戻ってくるというような感覚のようです。



そしてついに活仏登場
82才の活仏の転生活仏として探し出された7歳の若き高僧





大人の僧侶に抱きかかえられて本堂に進む。






そして僧侶たち、活仏の親戚たちは本堂へ・・


みんな、写真バチバチ・・え?



カメラを向けてはいけないのでは?でも、お写真撮りたい、ドキドキドキ等と昨日は思っていたのに、目の前では信者もお坊さんもパチパチいや、バチバチ!もうアイドルの追っかけのようです。

そして・・・
何が何だかわかったようなわからないようなまま、我々も本堂にも入り輪生活仏の親戚の方々とお祝の宴を頂くことに! え?いいの?




そして活仏に謁見!


・・・感無量・・・・


あなたをお待ちしておりました


クリスマスに全然関係のないお話でしたが・・・皆様のもとに素敵な御縁が届けられますように。



写真倶楽部佐々木でした。


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チベットを撮る~青い空のもと、ココロとオナカが満たされて

2014年12月04日 23時57分06秒 | チベット・モンゴル



チベットの旅は続きます。

もともとのルートは西寧→同仁→夏河・・・でしたが、とある情報により急遽予定を変更した私たちは同仁から澤庫を経て貴南に向かいました。

すると。



夏にはもう少し山の上にいる遊牧民の人々は冬は山を下りたところでヤクなどを放牧しています。


ちょっと家庭訪問させて頂きましょうか?ということになりガイドの王さんとドライバーの地さんが若い夫婦に声をかけました。

奥さんはヤクの乳搾り中。

ご主人は赤ちゃんをあやし中。


お仕事の様子を撮影させて頂きたいという申し出を快く受け入れて下さり、
そればかりかお茶を飲んでいってくださいとのお誘い。

チベットの人たちはとてももてなし好き。
逆にお誘いをお断りするほうが大変失礼なことになります。

お家の中にお邪魔すると・・・
奥さんがツァンパを用意してくださいました。


ツァンパはチンコー麦(裸大麦)から作る、いわゆる麦こがし。
チンコー麦を炒って挽いて粉にしたものにバター茶か、湯とヤクバターを加えて練って団子にして頂くもので
チベットの人々の主食。


写真をよぉく見て頂くと(ぼけ写真で申し訳ないのですが)
ザラメの砂糖がはいっているのがおわかりでしょうか?

そのままでは慣れない私たちには食べにくいだろうと、
貴重なお砂糖をたっぷり入れて下さり、
そのうえ、本当は私たち自らが練るのですが
あまり器用にできない私たちにかわって

若奥さんが練ってくださいます。


そしてそれをバター茶と一緒にいただきました♪

と~っても美味しい!
みなさん残すことなくパクパクと頂きました。
そしてもちろん(笑)パチパチと撮影もさせて頂きました。


帰り際、
『夏になれば羊も太っているから、ぜひまた来て!そのときは羊を1頭ごちそうするから!』
チベットの人は社交辞令でこういったことは言いません。
こちらも失礼がないように行かなきゃ・・・・です。


いきなりの闖入者を温かく迎えて下さって本当にありがとう。

ラセさんご夫婦。20代の若い二人と1歳の男の子の3人暮らし。
これから厳しい季節になりますが、体に気をつけて元気に冬を越してくださいね。

チベットの旅は続きます。次回は・・ついに“ある情報”です!

写真倶楽部佐々木Msでした。



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チベットを撮る~導かれた旅

2014年11月26日 23時10分29秒 | チベット・モンゴル

連休明け、冷たい雨で気温もぐっと下がっていましたが、明日はお天気も回復。日差しのぬくもりが戻りそうです。

こんにちは。写真倶楽部の佐々木MSです。

先週末まで、きゃらばん写真倶楽部のスピンオフ企画“チベットを撮る!”と題して
チベットの自然と人々との出会いを求め、青海省から四川省、チベットエリアのアムドからカムへ出かけてまいりました。。

今回は当初予定していなかった予期せぬ出会いが幾つも重なり、
仏縁、そして今回参加していただいたお客様たちお一人お一人の縁をシミジミと感じずにはいられない11日間ディープな旅となりました。
いつもの旅3つか4つ分という感じで、さぁどうお伝えしていいものか。
お酒でも飲みながらじっくりお話したいところでもございますが、そうもいかないので、地道に旅の順序にしたがってその中からいくつかの出会いを。


青海省の省都西寧から街道沿いを撮影しながら進んだ私たちが最初に投宿したのは黄河の支流・隆務(ロンウー)河沿いにある同仁(レゴン)。

ここでの予期せぬ出会い。それは・・・・ “大問答大会”!
レゴンへ向かう途中でお坊さんやチベット族の人たちから話を聞いてホテルで最終確認したところ本日が最終日!この日の予定ではなかった隆務寺(ロンウー・ゴンパ)へイザ!

すると


じゃ~ん。

お坊さんたち、信者のひとたち、多くの人たちが見守る中、大問答大会が行われていました。


寒いのでお茶のふるまいがあります


信者たちも熱心に・・






そして本堂脇では



こちらはまだ修行中の若いお坊さんや小僧たち。
若者はまだ一生懸命やっておりますが、




小僧たちは完全子供モード。全く問答に集中しておりませんね。



携帯かまったり


ゲームで遊んだり


ヨーヨーやっています



ふふふ。こういった人間くさいところがたまりません。


境内では一生懸命お参りする方もいらっしゃいます





人が集まるところに商機あり。


焼き芋屋さんもいます。



実は、西寧到着後、とある情報を入手、悩みに悩み皆さんと相談し、今回はラブラン寺をあきらめコース変更をしたのですが、ラブラン寺の問答が見られないな、、というのがちょっと心残りであったのに!ラブラン寺のお坊さんたちも隆務寺にいらしており・・・なんということ!

レゴンでのこの“予期せぬ出会い”を皮切りに本当に“御縁”としか言えないような出会いがここから続いていくのでありました・・・・。

続きはまた・・・。



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ザ・モンゴル!!

2013年07月03日 23時03分31秒 | チベット・モンゴル
おおたぶです。

昨日に引き続き、先日訪れた
モンゴルについて。

モンゴルと言えばコレという
ものはありますか?


今日は今回現地で見てきた、
『ザ・モンゴル』という写真
をお楽しみ下さい!


①大草原





②馬





③ゲル



そして今日の最後は、、、



コレ!



モンゴル相撲!!

偶然にもキャンプ地近くで
合宿していました。
せっかくのチャンスなので、
本場のモンゴル相撲を目の前で
見せてもらいました!


なんて幸運!なんて迫力!!
ちなみに私も本気で相撲にチャレンジ
したのですが、その結果は、、
残念ながらここではお伝えできません。


それでは今日はこのへんで!



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青い空と白い雲と大草原の国へ行ってきました

2013年07月02日 23時10分57秒 | チベット・モンゴル
おおたぶです

タイトル通り、先日添乗から戻ってきた
のですが、その国はどこかというと、、




モンゴルです!



今回は8日間の日程で、

首都・ウランバートル
   ▼
  南ゴビ 
   ▼
  ブルド
   ▼
 カラコルム
   ▼
  フスタイ

という一言でモンゴルと言っても、
『モンゴルってこんな所があるんだ』
と思うような実に変化に富んだ風景を
楽しんできました。

今日は、私が現地で見てきたちょっと変わ
った感動を皆様にお伝えできればと思います!

それは南ゴビにて。

ある出会いに感動しました。


朝、キャンプ地の周りをブラブラ散歩
していると、謎の生物を発見!

それが、コイツです。
↓↓↓↓↓↓






生まれて初めて見た生物で、発見の瞬間、
私には驚きと共に、もしかすると新種発見か!
という謎の興奮が芽生えました。

『ゴロウだよ』

と現地ガイドが教えてくれて夢から覚めましたが。
ゴビによく生息しているんだそうです。

確かによく見ると、そこら中にウジャウジャいました。(笑)

個人的にはかっこいい外見と親近感の湧く名前、飛べそうで飛べない
コミカルな動きに心奪われました。


二つ目の感動はコチラ!!!
↓↓↓↓↓↓





南ゴビに生息する地味なバッタちゃん。
体はゴビの保護色そのもので、端から見ると、
いるかいないかもわからないのですが、、!


捕まえてふと見ると、なんと脚にオシャレしてました!


見えない部分のおしゃれなんて、、


感動!!!!

これにはさすがの現地ガイドも驚いていました。

モンゴルって素晴らしい!と思った一日でした!


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チベットへ行ってきました!

2011年06月28日 17時37分34秒 | チベット・モンゴル
こんにちは 山根です。

先日、チベットへ行って来ました。

今改めて思い出していますが、本当にいいところでした。
まずは高度順応を兼ねまして、海抜約3000メートルの林芝へ2日間滞在しました。
↑の写真は風光明媚な湖・パソンツォ。水の色がなんとも幻想的です。
↑続いては、セチ・ラ峠です。海抜は約4700メートル!さすがに息が上がります。
タルチョというカラフルな旗が印象的です。
↑チベットでは珍しく、豊な森が広がる魯郎林海。

↑青いケシの花にも出会うことができました。


↑林芝からラサへ向かう途中の峠では、黄色いケシの群生も見られました。

↑ラサのポタラ宮です。空の青さがポタラ宮を引き立てています。

↑角度と時間を変えて、今度は夜のポタラ宮です。ライトアップされた姿も綺麗です。周りには夜のポタラ宮を撮影しに来た人がたくさん
いました。

↑いよいよ天空列車・青蔵鉄道へ乗車します。ラサから青海省のゴルムドまで、1200キロの道のりです。

↑車窓からの眺めです。

↑ヤクという毛長牛の群れです。海抜4000メートルを越える高原でも、逞しく生きています。

↑世界で最も高い場所にある鉄道駅で、海抜5,068mメートルの唐古拉(タングラ)駅を通過する瞬間です。列車のスピードが早くて、
標識の「唐」の字がカメラに収まりませんでした。

いかがでしたでしょう?なんとなく今回の旅の様子がお伝えできたでしょうか。

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国際列車で行くモンゴル大草原の旅

2011年06月23日 15時37分03秒 | チベット・モンゴル

皆さん、こんにちは!
サンバイノー!(モンゴル語)

先日は、「国際列車で行くモンゴル大草原の旅8日間」ツアーの
添乗に行ってきました。
北京から国際列車に乗車し(2人1室の高級車)、約30時間をかかり、1500キロを走り続き、やっとモンゴルの首都ウランバートルに辿り着きました。

途中、何時間を走っても変わらない雄大な風景、
時々、大草原に羊や山羊(ヤギ)群れ、らくだの群れ、馬の群れが現われきました・・
点々とモンゴル遊牧民の住居・白いゲルは、緑の大草原と美しい風景に織り成され、
見渡す限りの壮大なけしきでした。


ちょうど、大草原の花咲く時期にも恵まれて、いろいろな花を観ることができました。















また、モンゴル伝統住居ゲルに2泊も泊まりましたが、
たいへん、いい体験ができました。清潔で、住み心地は良かったです。





人々も、たいへん優しかったです。

ブログのスペースでは、モンゴルのすばらしいところを語り尽きませんが
夏にも「国際列車で行くモンゴル大草原の旅」のツアーもありますので、
百聞は一見にしかず、ぜひ、ご検討ください。

やなぎでした。

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国際列車で行った、モンゴル高原

2010年08月02日 14時55分24秒 | チベット・モンゴル


この写真は北京駅のホーム。

先日、北京発ウランバートル行きの国際列車に乗ってきたのです。モンゴルの首都ウランバートルまでは1泊2日(約30時間)の行程です。もっとも、中国とモンゴルとではレールの幅が違うため国境で車両の台車を交換する作業があり、それに3時間ほどを要します。

台車の交換はどうやるのでしょうか、興味深いです。


乗車したのは2名1室の特等寝台車。

コンパートメントはこんな感じ。2つのコンパートメントに1つの洗面所(トイレ及びシャワー)が付いています。比較的新しく、小奇麗な車両です。



製造はモンゴルではないと思いますがモンゴル側の車両で、乗務員はモンゴル人。英語はほとんど通じず、したがってコミュニケーションが大変難しい・・・。

でも愛想がまあまあ良かったので、以前のような“官僚的”高飛車な対応が無くなったのは時代の流れでしょうか。


さて、線路の幅の件。

モンゴル側は広軌(1520mm)で、中国側は標準軌(1435mm)ですから、列車はそのまま走ることはできません。したがって中国側の国境の町・二連浩特で客車は台車を交換します。ちなみに貨物列車は荷物そのものを積み替えるそうです。どっちにしても非常に煩雑な作業で、コストを考えると合わない気がします。

それはともかく、ここで疑問に思ったのはレールのこと。

列車は国境ので台車を交換しましたが交換後も同じホームに入っていくのです。台車を交換したのなら別のレールを走るか、レールが二重になるなど複数なければならないはずです。それなのに列車は、台車交換後も、一対のレールしかない同じ二連駅のホームに入るではありませんか!

なぜでしょうか?

二連駅に着いた列車は、出国手続きの係官が乗客のパスポートを集めて下車すると、駅のはずれにある倉庫のような建物に入っていきました。建物の中には線路が敷かれ、建物の端から1両ずつ切り離して車両をつり上げるジャッキの位置に停めていき、交換作業が始まりました。そして交換が終わると、同じ線路に下ろされ、同じホームへと戻るのです。

これって、台車を変える意味はありますか? 台車を変えたなら当然車輪の幅が8センチ5ミリ広がったはずですが、交換前の同じホームに帰りました。何で??

皆さん、お分かりでしょうか?


考えれば考えるほど分からなくなりますが、正解は至って単純でした。


台車交換をする国境の二連駅の線路は、中国側の標準軌(1435mm)の車輪も、モンゴル側の広軌(1520mm)の車輪も、両方載せることができる中間幅なのだそうです。

中国とモンゴル、2つの線路幅の差が8.5センチと少なく、線路を3本線や4本線にできないのでこうしたそうですが、中国側の台車はゆるゆる、モンゴル側の台車はガチガチという状態の中間幅レールでは、列車は無論ソロソロという徐行運転しかできません。




列車は深夜にモンゴルへと入りました。夜が明けるとモンゴル高原の草原を走っています。終点のウランバートルには昼過ぎの到着です。



次の写真はオルホン川。カラコルムの都が置かれたのは、この川の流域です。



カラコルムはチンギスハーンの後を継いだ息子のオゴタイが築いたモンゴル帝国の都です。遊牧を行ってきたモンゴルは折りたたみ可能なテントに住み、家畜と共に移動する生活をしていましたが、さすがに世界帝国となると皇帝が移動生活を続ける訳にはいかなくなったのでしょう。

下記は現在のカラコルムの町。




馬が草を食む、美しい風景。広大なモンゴルの草原には、馬と遊牧民がいて初めて絵になるように思います。

内藤でした。


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