ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

プノンペン:都市開発の問題

2024年05月24日 | ジェンダーと都市開発


プノンペンの空港から市内までは、ひどい渋滞。
高架を2箇所つくっても渋滞は解消されない・・・

↓市内南部の高架の工事


調べ物をしてて、コンポンチャムの市内の数カ所の区の人口の急増したのを知って、都市開発はまさに問題だなと。過去7年くらいで、世帯数が2倍とは言えないものの、ほぼ2倍に膨れ上がってる。ストゥントレンも同じ、約2倍の世帯増。


政府にいる上水道のプロ(女性で初めてその道の専門家になったそう)に水の料金について聞く機会があった。私は下水の仕事をしているのだが、上水道とまとめて料金徴収するので(多分)、どういう制度なのかと。

そうすると、すごくややこしいことがわかった。プノンペンと2つの州は同じ制度、あと11の場所は同じ制度(なぜかコンポントムだけちょっとややこしい)、あとは13くらいの民間会社が上水を提供しているそうな。

この専門家は、そもそも電気の勉強をしたのだが、浄水分野に女性がいないということで、若いころに嫌ながら専門を変えたのだそう。「水道は、電気のように簡単じゃない。電気は空間だけれど、水は地下工事が必要になる。専門家の数も少ないし、工事をするにも金がかかりすぎる」のだそう。