ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

ゴミだらけのバッタンバン市内

2024年05月01日 | ジェンダーと都市開発


バッタンバンのゴミ処理場を視察。
前回はゴミを分別している人たちの話をいろいろ聞いたので、今回はゴミ処理場を管理している人に話を聞くことにした。

↓暑い中、小さい子どもがゴミ集めてた(遊んでるらしいが・・・?)

ゴミは、トラックで毎日10−12台運ばれてくる(それぞれ10トンくらい運んでる)。

↓トラックの積載量を測る(停電が多いので小さいジェネレーターが装備)

なんでもこのパソコン、新品を買ったのに壊れまくってるらしい。
使い初めの頃はジェネレーターがなかったそうなので、頻繁にある停電のせいで壊れたかな・・・・?

重量を測ったら、次はゴミ分別処理場に行って仕分けしてから、ゴミ山に運ぶのだが、分別できてないらしい。

↓建物の入り口が低すぎてトラックが入れない!

信じられないのだが、デザインした人の失敗だそうな・・・そんなのあり?
交通局の局長さんは、「扉の上を壊して、トラックが入れるようにするつもり」だそう、でもこれって明らかにデザインミスだろう・・・すでに半年使われてないこの倉庫。

↓トラクターみたいなのでゴミを上から押し潰してる

20人以上がここでゴミの分別をしてる。集めたゴミの重量でお金が支払われるってワーカー入ってたが、管理者によると、4−5日まとめて支払われるのが普通で(日払いじゃない)、ワーカーは食べるのも困ってることが頻繁にあるらしい。

↓バッタンバン市内、川の護岸はゴミだらけ

バッタンバン市内は早朝にCONTRI職員がゴミを掃除してるのだが、護岸は集めてないらしい。

↓うじゃうじゃいる掃除の人たちに感謝


↓まずいかも、明らかに子どもが仕事してる・・・・

ゴミ処理場を見ることなんてなかなかできないから、今学期は学生を連れてゴミ処理場視察をしようと決めたのであった。副知事さんに要請書を出せば、許可してくれるらしい、ほんとかな、そんな簡単かな。