或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

旧友と再会

2008年12月01日 | 帰国後ママのくらし
先月、公園で偶然、かつての友人と再会。
互いに同じ年の子どもがいるのに驚き、私が長く会っていない共通の友人にも
双子の子どもが生まれてママやってるよと。それで、その彼女にも声をかけて
3組の親子で会う段取りをつけてくれて今日行って来ました。

こどもにも個性があり、ママにも個性が。
キラキラまぶしいような元気なママの姿に頭が下がりました。

ブログの更新が少なくて、長く読んでくださってる方には申し訳ないのですが
最近、私自身はあまり元気になれません。

ハンガリーは大変に平和でめったに怖い思いもしませんでしたが、私たちに何か
あったら夫に合わせる顔がない!という覚悟で、いらぬトラブルに巻き込まれない
ように、病気を重くしないように、言葉を覚えて人々との交流に支障をきたさない
ように、と考えて緊張していたもの。

帰国以来、緊張の糸がプツンと切れて、毎日が温かいお湯の中に浸かってる様な
なんともいえないマッタリとした感覚ですごしてしまいます。

道行く同じママさんをみても、ものすごくおしゃれをしていて、こどもにも
おしゃれをさせて、ビシッとした姿を見て圧倒されるし、ママ自身が運動系の
習い事に打ち込んだり、子育てにテレビは極力つけないで臨んでいるとか
見聞きして自分のことがふがいなくなったりします。

ブログにネガティブなことは書かない、というのを意識しすぎると何を書いて
いいやら、更新が難しくなって。あんまりネガティブばっかりでもいけないの
ですが、ちょっとこぼさせてもらうと、今の私は目をキラキラさせてひとに
なにかをお話しする状態にないという・・・。

日本で意思疎通の心配もなく買い物して暮らしてお医者に行けて、、、そんな
お気楽さにプッツリしたのか体調は常にぱっとしない。

太った身体にあうサイズの服もあんまりないから、ウィンドウショッピングも
面白くない、興味を失って。

ただもう、同じ年くらいのママさんたちをみて「若いな偉いなかわいいな」と
思うばかり。自分はそこから抜け落ちて、何もする気がわいてこないというか。

ボンヤリと毎日を送っている間に、こどもはグングン大きくなってしまう。
後悔しないためにも、いま頑張って、ちゃんとしたママをやっておかなくちゃ
いけないのにな、私はダラッとしていて子どもに失礼していたかな、と思った
昼下がりでした。


いまは編み物してるときと録り溜めた好きなTV番組(ドキュメンタリーなど)を
あとでユックリ見るときが一番リラックスしていて。きわめて静かで、あんまり
動きのない、ちょっと低めが心地よい暮らしをしています。

海外から戻っての暮らしはリハビリと表現している方がありましたが、
気持ち的にはそれがピッタリのような・・・


ハンガリーにいたときほど、家庭の温かさを守る奥さんに同志という感覚はなく
なったらしく、必要最低限で終わる夫婦の会話。たまには子どもの話題で和む
けれど、あとは業務連絡とニュースの感想くらい。

絆らしいものを感じる機会が減って、夫大好き教徒だといっていたのが遠い昔の
ように感じられます。これが新婚を過ぎた夫婦の普通の感覚なのかなぁ。

でも、今日会ったママたちはご主人と仲良しで、週末に互いの子どもをみてて
もらって、ママふたりだけで都心でお食事&ショッピングなどしていると聞いて
ちょっとしたカルチャーショックも受けました。


とにかく忙しくて、なにかしら心労を抱えている企業戦士さんは、帰宅しても
仕事のことが気になるのか不機嫌顔のことが多くなったし。くだらないことで
話しかけてピシャリと上司が部下に言うようなセリフを聞かされてはコチラも
嫌な気持ち。

疲れて帰宅してこまごまとした話を聞かされれば不機嫌になって当然。段取り
よく育児をして家事をこなして、家庭のほうは奥さんがしっかりさばいて下さいよ
というのが世の常識なんだろうな、それが出来ない私は不甲斐ない、でもなんか
苦しいな、と思いながら日々を送っていたりします。

ねぇ?ネガティブ~

そういうわけで、低調なので更新ペースもゆるいです。ごめんなさい。
では今日はこの辺で。


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2 Comments

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悪気はないにしてもね (ラム母)
2008-12-04 22:58:39
おひさしぶりです。

私も、日本に帰ってから、もう1年近くになりますが超ダラダラの毎日なんですよ。いいのか、これで?緊張感まるでなし、ですけどまあ、いいっかあって感じです。女も年取るとずうずうしくなってしまう。

うちもね、旦那に今日あったこととか話しかけても、お返事なかったりします。このあいだ、なんで返事してくれないのと問い詰めたら、それでも会話はしてるつもりなんですって。。
は~、女と男じゃ感覚が違う。まあ独り言じゃないんだと思って、我慢して話してるしか手はなさそうです。
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遅くなり失礼しました (budapestlife)
2008-12-08 11:18:03
ラム母さん、ほんとにお久しぶりです。
継続してお読みいただいていたようで、嬉しいかぎりです。コメント有難うございました。

先日、今頃?という感がありますが「話を聞かない男と地図を読めない女」でしたか?ひところベストセラーになった本を読んで納得することがたくさんありました。(多方面から色んな批判を浴びそうなのはわかっているけど教えてあげたい、という著者の気持ちが伝わって、面白いと感じながら読みました)

そこに男性が女性のこまごまとした気持ちを聞いてあげられないのは「すべての話題は課題と結論を見出すべきもの」という感覚があるからなんだとありました。なんでもない話も男性側は頭の中で筋道立てたい。ふむふむ、こうしてこうなってこうなったからアレ?結論は何処だ、これは報告か?方法を聞いてきてるのか?と行き詰る。そして、女性に問い返す。「それで、どうしたの?」もしくは「どうしたいの?」と。これが詰問調に感じられてしまう女性、、、というのが悲劇の始まりだと。

ご主人は黙って聞いていらっしゃるだけでも会話に参加したおつもりなのですね。こうして文章として拝見するとチャーミングな感じがしますが、実際、その場面にいたらスーッと秋風が舞ったような複雑な心境に陥るのが女性ですよね。

とても身近な例でご自身のケースを話してくださって何か「ああ、ここにも」というような主婦として連帯感というか女性側の声にならないココロのようなものが伝わってまいりまして、なにか和みました。

結論もないような当ブログ、つらつらと続いておりますが引き続きお見守りいただけますと有難いです。

お風邪に気をつけて。
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