God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

出撃!!! その3

2014-02-26 21:35:17 | 日々の暮らし
さて、夕方に大阪に移動し、五年ぶりにひすさんと再会!!
とりあえず、連れ立って餃子の王将へ。
もう、会うとすぐに5年前の続きのような(笑)どうでもいい大事な話し♪
珍しく、特撮ネタは『燃える昆虫軍団』だけでしたがなんだか、濃い話しでしたよ。



おなかもいっぱいになって、ふらふらと外へ。
ハルカス? なんか駅前に高いビルヂングがぁ~~!



そして、ひすさんの案内で『ジャンジャン横町』へ。
むかし関西出張のときに地元の方にさんざん脅かされた
まるで暗黒街のような、生きて帰れないかもしれないような
そんなイメージのあったジャンジャン横町はほとんどのお店が9時閉店(笑)



せっかく来たので、こてこての大阪を一枚!


出撃! その2

2014-02-24 20:18:13 | 日々の暮らし
さて、最初に向かったのは伊丹駅前にある本屋さんブックランドフレンズさん。
このお店、何がすごいって朝6時半に開店! 朝から本を買える店!といいつつ
本を眺める間もなくお昼ご飯を食べに案内していただいたのは近所のお好み焼き屋さん。

焼きそば



そばめし



豚キムチ玉



ミックス



いやね、分厚くてでも歯触りがいいというか、ふわふわでもなくみっちりでもなくさくさくでもなく。。。
とにかく絶妙な歯ごたえ!!そしてちょうどいいソースの具合。
壁を見ると東日本では絶対に見ない『焼きそば定食』の文字が!!
いや~~~~、伊丹にしてこれだけのお好みが食えるとは、関西恐るべし!

で、おなかがいっぱいになったので、こんどは落ちついてお店の本を見せていただきました。
いちばん最初に目を引いたのがこれ!世界でいちばん美しい樹皮図鑑です。



こういう美しさを知れば、ことさらデモや反対運動なんかしなくても
自然を守ろうと言う人が増えるのになぁ。。。
でも、かさばるし高いし、いまは買えないなぁ(笑)
なんてことを、店長さんが煎っているコーヒー豆の香りに包まれながら考えていました♪


出撃!! その1

2014-02-23 20:03:06 | 日々の暮らし
この週末は、関西~東京方面に出撃しますた。
まずは始発の新幹線に乗って!車窓からは吾妻小富士が見えます。



これは東京ホームで待っているときに来たN700系。


これはボクの乗った700系


近未来的な気がします。


東海道新幹線の車窓からは本物の富士山が!



やっぱり富士は日本一の山だなぁ♪


今回の混乱は。。。

2014-02-16 06:18:14 | 日々の暮らし
国道115号線土湯峠に自衛隊出動
国道4号線は昨日の昼過ぎから渋滞というか、上り方向はいまも全くすすんでいない。
下り方向の渋滞は緩和されたものの、国見でいつ止まるかわからない状況

今回、私の友人も6時間近く4号線の渋滞にまき込まれていた。
私も早く気づけば良かったのだが、ツイッターで調べるとすぐに
渋滞の先頭の場所と理由が判明した。
結局、上下線とも坂道を登れない車が道をふさいでいた。
そして脇道は路面状況が悪く、危険な状況なので迂回路がない。
坂道で立ち往生した20台の車を救出しようにも
渋滞で現地に作業車が入れない。もちろん除雪もできない。
これはあと何時間経っても動く気配はない。
それを友人に連絡すると、渋滞から逆方向に迂回するのに時間はかかったものの
車を駐車場に乗り捨て、徒歩で一時間たらずで帰宅。。。
高速道路が閉鎖になり、一般道が混雑するのはわかっていたが
これほどになるとはきっと誰も予想しなかっただろう。


ツイッターでもっとも早く正確で詳細な情報を出していたのは@radio_rfc_japan
つまり地元の民放ラジオ曲であるラジオ福島。
ここが交通情報に特化したハッシュタグを設定し、随時情報を更新していた。
渋滞に対応して国見町や本宮市がドライバー向けに
休憩所、仮眠所、トイレを提供しているとの情報もここから見ることができた。
震災の時もそうだが地元ラジオ局の情報は頼れる!!
ラジオ福島、グッジョブ!!!!!!!


こういう時は不要不急の外出を避けると言うのが最大限の予防策であるが
どうしてもの場合はガソリンを満タンにしておくこととカーラジオをつけておくことで
かなり柔軟な対応が可能になるのではないか?
俯瞰的な情報がわからないまま渋滞の列にいるよりも
『そこまでひどいのならあきらめる』という選択は大切である。
今回の場合、どこに避難するかは別として
渋滞に中にいても避難してどこかで一泊しても
ほとんど結果にちがいがないようだ。
渋滞ゆえに緊急車両も通行できないということがあるかもしれないし。。。



もちろん、これだけではなく、市内の至る所で車がハマっていた。
今回の雪は比較的重く、すぐにシャーベットになる感じ。
タイヤがちょっと空転すると見る見るうちに沈んでいく。
そして、轍が非常に深かった。
轍にハマってスタックするケースと
轍をはずしてタイヤが埋まってスタックするケースがある。
轍の外から轍にハマった反動で車があらぬ方向に振られる場合もある。
轍の外と内のどちらを走るかは、その時々で柔軟に判断しなければ。。。
また、道路を走っている以上、信号などで必ず停止しなければならないので
車間距離をとって『再発進しやすそうなところ』を
停止位置に選ばないと動けなくなることも。

それと、ハマった車が後続車のドライバーに押してもらって抜け出しても
少し行ったところでお礼を言うために停車して、再びスタックするケースも。
こういう時はそのまま止まらずに行ってしまわないと、助けた甲斐がない(爆)

Neu!HANIWA製作 その2

2014-02-10 20:57:00 | 古本/一箱古本市/手作りの品
さて、ねじれたこけしのようになった土台に表情をつけます。
まず、鼻の位置を決めます。
この位置と大きさ高さ、つまり全体的なバランスがとても微妙です。




なんとなくこれだけで人形になってくるんですが
つづいて目と口をあけます。
口はあけたあとで縦長に整形します。その具合も微妙です。




最終的に手をつけて出来上がりです。
手は適当ですが(笑)これで最終的な表情がでます。





とりあえず、全員集合させてみました。2種類います。かつてはムンク埴輪と呼んでいましたが




今回Neu!HANIWAと命名したので、
断末魔シリーズスカルマンシリーズに名称を統一しました(笑)
旧ムンク埴輪は断末魔シリーズに統合します!

Neu!HANIWA製作 その1

2014-02-09 16:21:08 | 古本/一箱古本市/手作りの品
一箱古本市の中には、ある程度の分量であれば本以外の販売も認めているところがあります。
そういうところで、ほそぼそと粘土細工を販売しているのですが(笑)
販売しているのは大旦那さんと番頭さん、そして丁稚です(笑)
最初は埴輪型土偶というわけのわからんものだったのですが
けっこう手間がかかるので。。。埴輪型HANIWAにしました。

今日は雪かきで草臥れたので、丁稚の生産に励みますたよ。
そしてそれをNeu!HANIWAと命名しましたぜ!

まずは粘土の板を丸くします。適当です。





それを引き延ばして、テッペンをふさいで全体をなでなでします。
どのようにして引き延ばすのかは、企業秘密ってヤツですね~





で、顔というか、首の部分にくびれを作ります。
そのときに、ねじれというかゆがみというか
とにかく『まっすぐ』にはしません。私の場合。




つづく。。。

雪♪

2014-02-09 07:48:26 | 里山通信
まだ風が強くて、外に出る気になりません(笑)
今回の雪はかっけこう軽めなので風に飛ばされてそれほどはつもりませんでした。



と思っていたのですが。。。
逆に言うと、風で飛ばされたさきには大きな吹きだまりが!

それがなんとまあ、我が家の玄関前じゃありませんか(爆)
まず、玄関のドアが開きませんでした。



なんとか押し開け、道をつけて振り返るとドアが真っ白



ドアの下のほうの雪がついていないところが雪の積もっていた高さで~す。
玄関わきの吹きだまりは。。。80cmぐらいあるかしら。
そりゃ、遭難もするわ(笑)




ところで、そんな風にして新聞を取りにいったらなんと、遅配。。。
ま、風がやまないと本格的な雪かきをする気にもならん!


泉沢石窟仏を見に。。。

2014-02-06 21:06:26 | 歴史/民俗/伝統芸能
国指定史跡の観音堂石仏と薬師堂石仏を見に
南相馬市小高区の泉沢石窟仏(大悲山)に行ってきました。
ここは何度か訪れており、震災後は2回目の訪問です。

観音堂石仏は震災で覆屋が倒壊していたのですが、今年度はそれを撤去し
新しい覆屋をかけるための事前調査を行っていました。
現在は覆屋がないので、明るいところで細部を観察することが可能です。



ところが、覆屋がないことで直射日光があたります。
石仏自体はかなり粗放な凝灰岩質の岩盤に彫られていますが、
その岩盤は水分を通し、中の水分が表面から蒸発します。
すると、水分に含まれる『塩』が表面で結晶化してきます。
簡単にいうと汗をかいたシャツが乾くと白く塩をふくとのと一緒です。
ところがこの場合、『塩』といってもSaltではありません。
イオン結合した化合物のことです。
炭酸カルシュウムや硫酸カルシュウムなどが一般的です。

シャツの表面で塩Saltが結晶しても、シャツの繊維が切れたり
シャツ自体がそれで直接劣化することはあまりありません。
しかし、岩の表面で塩が結晶(析出)すると、霜柱が地面を持ち上げるように
岩盤の表面が岩盤からはがれてしまうことがあります。
また、塩Saltは水をかければとけて流れますが
硫酸カルシュウムや炭酸カルシュウムは水に溶けないので
結晶は削り落とさない限り除去できません。





おそらく、これは析出してきた塩でしょう。。。
覆屋がある段階でどの程度の塩が析出していたのかは不明ですが
あまりいい状態ではありません。


もうひとつ。結晶は目に見えなくても、塩の析出がおきて
岩盤が粉状に崩壊していくことがあります。
この石仏の場合は昭和40年代の初めに表面を強化処理しています。
アクリルエマルジョンを噴霧含浸して表面を硬化させています。
ですから、硬化層の内側が粉化して崩壊しており
硬化層がめくれ上がっている部分もかなり見られます。





多分、この辺りがそうなのだと思います。
とにかく、岩盤や大地と切り離せないものの保存は厄介です。
これも、岩盤に浸透してくる水分をすべて食い止めないと、多分根本的な解決はできません。
遮水壁をつくるって、どっかの原発と一緒だ。。。


ねっこぼっこ♪

2014-02-04 20:29:24 | 古本/一箱古本市/手作りの品
ふしぎな絵本がある。

オルファースの『ねっこぼっこ』(平凡社)であるが、
同じ本が童話館から『根っこのこどもたち目をさます』というタイトルでも出ている。
なぜだ。。。。

表紙から違う。『ぼっこ』のほうは本文と同じタッチの絵で
見返しがこどもたちのシルエット。



で、『こどもたち』のほうは、『ぼっこ』の見返しを表紙にしている。





本文は。。。本文は。。。。。
『ぼっこ』のほうは七五調で簡潔
『こどもたち』のほうは丁寧で行き届いた説明調
全く違う! 文章の量すら違う??



よくよくみれば、『ぼっこ』のほうは オルファース作 だが
『こどもたち』のほうは えオルファース ぶんフィッシュ となっている。
ということは、『こどもたち』のほうはオルファースの絵に
フッシュがあとから文をつけたものか?
つまり、二種類のテキストがあるということなのか。。。


絵のほうもちょっとちがう。
『ぼっこ』のほうが版が小さいため、絵が切れている。
そして、ややコントラストが強いようで
単色のバックなどは筆の跡?の濃淡が出ている。
『こどもたち』はやや淡く、バックはきれいに単色になっている。



ま、どっちを選ぶかは好みでしょうね~。
わたしはいしいももこ訳の『こどもたち』に一票です。
『ぼっこ』の訳は今ひとつこなれていない気がします。

ただ。。。『ぼっこ』の初訳は故生野幸吉先生だそうで、
そっちの訳も読んでみたいな~~♪