さて、昔は鉄道の線路には枕木というものがあった。今もあるのかもしれないけど、ほとんどコンクリートに取ってかわられている。で、言われてみればむかしはひっきりなしに枕木の交換をしていたような気がする。保線区の人夫さんたちがよってたかってレールを持ち上げ、犬釘をぬいて枕木を外し、新しい枕木に入れ替える。
別に普通の光景であったのだが、そこには大きな秘密が隠されていたのであった!!ま、別に大きな秘密ではないのだけれど、実は列車のレールと車輪からでる鉄粉、これが問題だったらしい。鉄は有機質を腐食させる触媒なので、たとえタールに浸してあったとしても枕木の耐久年数は非常に短かったというのである。そうね、たしかに路線にしかれていた砂利は真っ赤になってたもんね。だから鉄と有機質の組み合わせは、有機質の寿命を縮めるのである。
ここからは蛇足なんだが、特にkubikaさん、先日教え忘れたので、よく読むように(笑)それゆえ、大島紬は染色の触媒に鉄を使っているので、他の染織品よりも寿命が短いんだって!!とはいっても、うちにもじいさんの着ていたいい塩梅にこなれた大島があるので、まぁ50年100年というスパンの事ではないのだろうが。たしかに文化財に指定されてる大島ってあんまり見た事がないような気がする!?
で、写真は「木』の細胞組織の顕微鏡写真。しかも接眼レンズに押しあててとった携帯の写メです。けっこうかっこいいと自分では思っているので、機会にぜひご覧ください。ポコポコあいている白く見える穴が水や養分がとおる導管と呼ばれるあなです。たぶん栗の木だと思うのですが、枕木つながりという事で。
BGMはジェスロ・タルで、「蒸気機関車のあえぎ」でした。絶対日本では売れないネーミングね。
別に普通の光景であったのだが、そこには大きな秘密が隠されていたのであった!!ま、別に大きな秘密ではないのだけれど、実は列車のレールと車輪からでる鉄粉、これが問題だったらしい。鉄は有機質を腐食させる触媒なので、たとえタールに浸してあったとしても枕木の耐久年数は非常に短かったというのである。そうね、たしかに路線にしかれていた砂利は真っ赤になってたもんね。だから鉄と有機質の組み合わせは、有機質の寿命を縮めるのである。
ここからは蛇足なんだが、特にkubikaさん、先日教え忘れたので、よく読むように(笑)それゆえ、大島紬は染色の触媒に鉄を使っているので、他の染織品よりも寿命が短いんだって!!とはいっても、うちにもじいさんの着ていたいい塩梅にこなれた大島があるので、まぁ50年100年というスパンの事ではないのだろうが。たしかに文化財に指定されてる大島ってあんまり見た事がないような気がする!?
で、写真は「木』の細胞組織の顕微鏡写真。しかも接眼レンズに押しあててとった携帯の写メです。けっこうかっこいいと自分では思っているので、機会にぜひご覧ください。ポコポコあいている白く見える穴が水や養分がとおる導管と呼ばれるあなです。たぶん栗の木だと思うのですが、枕木つながりという事で。
BGMはジェスロ・タルで、「蒸気機関車のあえぎ」でした。絶対日本では売れないネーミングね。