God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

 百周年!!!

2010-09-24 21:41:27 | 歴史/民俗/伝統芸能
なにが?

遠野物語発刊百周年だそうです。

知ってか知らずか。。。知ってるけど
今年はなんか、そのまわりの本が集まっている。

聴耳草紙 佐々木喜善
柳田国男の遠野物語のなかの話の多くは
「佐々木君」からの聞き取りであると語られている。
これはその佐々木君本人が、
遠野をはじめとする郷土に伝わる昔語りを
したためたもの。

遠野物語の周辺  水野葉舟
その佐々木君と柳田国男を引き合わせたのが
この水野葉舟であるという。
さらに英文学者である横山茂雄が渾身の解説♪
この横山氏、マーヴィン・ピークの掌編を訳す一方で
怪奇物にも造詣が深い(w)


柳田国男対談集  宮田登・編
当時すでに民俗学を確立しつつあり、
押しも押されぬ巨人であった柳田と
古代から現代を読み解くという
柳田とは180度対抗する視点で切り込む
折口信夫の息詰まる直接対決!!


奇談雑史  宮崎定雄
現代的な名前に騙されてはいけない(w)
幕末の碩学である宮崎のあつめた
ありとあらゆる怪異譚の集大成!
柳田の名作「山の神とオコゼ」の出発点としても名高い。。。らしい(w)


婆のいざない  赤坂憲雄
東北学の権威である赤坂がその原点とも言うべき民俗を語る
意外に面白かった。。。。が、文庫になってからでも充分だった(w)



さて、なんでこんなに?
何故かと言うと、これが発端でした(w)

中国怪奇小説集  岡本綺堂
怪談の名手綺堂が綴る中国怪談の名作!!
まるで不条理な展開と放り投げるような結末は
綺堂の手になる訳でなければ、今ひとつリアリティに欠けるだろう♪

岡本綺堂集  ちくま文庫
岡本綺堂怪談選集  小学館文庫
ちくまのそれは青蛙堂鬼談を中心に編まれた選集
小学館のはそれとほとんどだぶっているけれど、
妖婆/兜/くろんぼう の3編が小学館の方にしか入ってない!
一本足の女だけでも立ち読みして!!


おまけ(w)
岩波文庫江戸怪談集上/中/下高田衛・編
これは良い♪凄く良い♪

八戸は良いところだった その3

2010-09-23 12:09:09 | 日々の暮らし
さて、八食センターですが、巨大な海鮮盛り合わせ的な施設です。
案内してくださった方の話では港の朝市より物は良いそうですが!?
もちろん、膨大な量のイカとホタテがならんでいましたが
そのへんをはずして写真を撮ってきました♪








あなごぉ~~~~~



あんこうぅ~~~~~



たこぉ~~~~~



いわがきぃ~~~~



かいばしらぁ~~~~~~


八戸は良いところだった   その1

2010-09-21 19:18:43 | 日々の暮らし
さて、連休の後半は八戸で
読書普及協会理事長の講演会でした。

ま、そこかこつけて八戸旅行と(w)

やっぱり八戸と言えば縄文土器と海鮮♪
是川遺跡のコレクションはこれかわ?








さて、さっそく地元のお嬢さんにご案内いただいて種差海岸♪



さっそくいちご煮(お嬢さんにおごっていただきますた!)




皆さん、ウニと鮑のおすましですよ♪

はて、講演会はどこへやら(爆)


お蔵だし

2010-09-17 06:33:49 | 里山通信
この週末には八戸に行くのでその前に
あげていなかった写真をあげておきます♪


文句あるのかよぉ! とばかりに
こちらをねめつける人♪ 人じゃないか(w)



こちら、糸の宮殿におすまいになっているのは



かなり恰幅の良いこちらのお方です。



こちらはお食事中



この方のお友達は普通何故か
こちらにお腹を向けているのですが
こちらの方はちゃんと?してました


只見、良いとこ、怖いとこ(w)

2010-09-15 06:59:40 | 里山通信
さて、毎年新潟には只見を通っていくのですが、
こんな山々が連なっているところです。



田子倉湖の先に、秘境駅で有名な田子倉駅があります。
道路の脇に、まるで倉庫かと見まごうばかりの駅舎です。



去年まではここにノートが置いてあって、
どこから来たのどうやって帰るのと
秘境駅詣での皆さんが色々と書いていたのでありますが
今回はノートはありませんでした。
そのかわり壁にかすかな落書きが。。。
天気、雪って。。。。



時刻表を見ると。。。。納得(w)


この世の極楽♪

2010-09-09 22:32:04 | 歴史/民俗/伝統芸能
さて、学会の合間に早起きして、付近を散策♪
場所が場所だけに、ネタには事欠かないのだけれど。。。
今回は世界遺産選定がらみでちょうど視察が入っていたらしく
普段はただの空き地的な感じで町のはずれにたたずんでいる
ある意味無味乾燥な感じの ここ 
往年の栄華を忍ぶべく、池に水をはり、
ああ、極楽浄土ここにあり♪の風情



もちろん、駅からの道々、こんな家やあんな家(w)






電車なんかもいたりして♪