God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

ゆっくりと過ごす

2006-12-30 20:09:38 | 歴史/民俗/伝統芸能

朝起きたら、結構晴天であったが昨夜来の雪が残っており、白くなった山が朝焼けに映えていた。
数分後にはこんな感じに。時は移ろう・・・


久々に庭に出てみると、水たまりに氷がはっていた。水面から氷っていくのだから当然のことながら
氷面はほぼ水平なのであろう。しかし、裏面というか、水面に向いている方は平らではない。



氷と水面の間の隙間が作る等高線。



気泡が入れば、あばたが出来る。



標本箱のように、氷によって水底に閉じ込められたものたち。

携帯の写メでも、このくらいのサイズで撮ると結構見られるものだ。
ずっとずっと思っていたのだけれど、いろいろなwebで様々な写真を見ているけれど、
やはりわたしが無意識のうちに決めているアングルは、「図鑑に載っているような写真」
なのかな? 携帯というせいもあって、接写と遠景しかない!!

午前中は天気もよく風も穏やかだったので紙飛行機を作って、二階のベランダから飛ばして遊んだ。
滞空時間が長くゆっくりと飛んでゆく姿は見ていて心地よい。

今年の仕事は終わります(明日で)

2006-12-28 20:47:14 | 歴史/民俗/伝統芸能
今年で仕事は終わります、と書くとこだった(爆)



さて、クリスマスの遥か前にすでにこの全く投げやりなケーキを食べてしまったので、
クリスマスには特に何もしなかった・・・

今日は仕事納め。わたしが就職した頃はまだ、仕事納めの日には
雑談しながらお茶を飲んで、お昼前に解散というのが慣例であったが
ここ十年来、通常勤務となっている。当たり前といえば当たり前。
もっとも、そんなことおかまい無しに一日中仕事と言えないような
仕事をしている人もいるし。もっともそういう人は何も特別
仕事納めの日に限ったことではない。

一日ちゃんと仕事をしていると、事務の人が来て、
「なんか凄く急いでる仕事なんですか?」と聞いてくる。
なんとまあ、ゆる~~い職場なのであろう。とほほ。
いつもあたりを見渡すと、何となくパソコンの画面を
眺めている人と、席を外している人しかいないぞぉ!
いったい、みんな席に着かないで談話室で何のお仕事をしているのかな???
一日の1/3はみんなで大事な話し合いをしているらしい。
そういう話し合いに参加していないから、私は貶められるの(笑)
すいませんねぇ、仕事が遅くて話し合いに参加できないもので!
8時30分から仕事を始めないと、その日の仕事が終わらないのよ、私は!!

とはいえ、今日はさすがに定時で退勤。年に何回あるだろう・・・
もっとも明日はゲリラ的に無断出勤して、なんとか仕事に区切りを付けたいものだ。

ああ、ブログをたちあげたときに人の悪口と仕事の愚痴は書かないと
心に決めたのに(爆)

奥松島で海鮮料理 その2

2006-12-22 21:44:15 | 歴史/民俗/伝統芸能
 けっして宴会だけが目的だったわけではないことがおわかりいただけましたでしょうか(笑)

 つづいて、仙台市内の遺跡公園を見学に行きました。

ここは仙台市が単費つまり国や県の補助なしで整備した遺跡です。
やはり財政規模が違いますね!!なかでは体験で「石斧による丸木舟つくり」を実施していました。
来園者に少しずつ丸太を削ってもらい、来年ぐらいには(今年の夏だったかな?)進水したいそうです。


実際には初冬とはいえ、日曜のお昼前にもかかわらず公園内にはほとんど人影なし。
遺跡の活用の難しさを実感しました。人が来ないから予算が削られる。
予算が削られるからますます人が来なくなる、と言う悪循環。
人を呼ぶのはなにもお金を使う方法ばかりではないとは言うものの、
やはり最低限の体制と予算は必要でしょう。

会議はここで解散、お疲れさまでした。で、せっかく仙台に来たので、


お菓子を買って、お昼はブラザー軒



久しぶりに焼きそばを食べました。
よし、これからもがんばるぞ!

奥松島で海鮮料理 その1

2006-12-21 20:57:33 | 歴史/民俗/伝統芸能
 ご無沙汰してます。というより、これが標準的な更新ペースなのです(笑)

 で、先週は奥松島に会議に行って参りました。文化財をとりまく諸問題について、
みんなで情報交換/意見交換しようという趣旨の会議なのですが、暗かった・・・
文化財を取り巻く社会環境はかくも厳しいのかと再認識させられ、
そんな時代だからこそ、みんなで力を合わせてがんばろうと懇親を深めた次第です。

奥松島なので、こんな内容の懇親でした!もちろん、ノロウイルスなんのその、
生牡蠣付きでございます。この他にもホタテのグリルやら鰈の姿揚げやらもう、食べきれないくらい(うそ)


翌日は奥松島縄文村の施設見学。「この東屋はいくらですか?」とか「消防法はどこまで適用ですか?」
とか、ほとんどみんな設備屋と化していました。それぞれ遺跡の整備や資料館の管理に携わる人たち
なだけに、真剣そのもの。


道々、足もとには貝と縄文土器の破片が!!!
って、別に驚きませんが(笑)そうなんです、奥松島のこの付近は有名な貝塚なのです。

この貝も、夕べのみそ汁ではありません。縄文人が食べた貝の殻なのです。
それが証拠に、ほら、この日はお休みでしーとがかぶせられていましたがちゃんと発掘調査もしていました。

こんなブログだったのです・・・

2006-12-10 20:05:58 | その他
先日、新聞の全面広告で「神は細部に宿る」
と言う言葉が大々的にとりあげられていた。
そのせいかどうか、アクセス解析によれば
検索ワードの第1位が「神は細部に宿る」
になっている。
この言葉で検索をおこなって、私のブログを
目にした方は、いったいどんな印象を受けるのだろう??
ちなみにgooで検索すると、拙ブログは
26番目に出てくるようである。(12月10日 本人調べ)

この言葉自体は二十年来の私の座右の銘であるのだが、
細部に宿る神の妙技は仕事は言うに及ばず
さまざまな局面で姿を見せていると思う。
いろんな意味でよく出来ている神の配剤。
もちろん、私は唯一絶対の「人を救う」神を
信じているわけではないけれど、
天の運行をつかさどる神はいるのかな?
と思う瞬間は確かにある。



神に近づこうと、ひとはテクニックとセンスを磨くのだろうが、
最近はテクニックではなくてギミックが多すぎる。
自然は鬼子を産み出すことがあるが
決して破綻はしない。
人間はもはや自然の一部としての
バランス感覚を完全に失いつつあると思う。

私が歴史を学ぼうとする理由の一つは、
人間が過去に持っていたバランス感覚
あるいは自然との調和とは
いったいなんだったのか
それが知りたい、ということである。
所詮、過去に対して我々は表層的な理解しかできないのだが、
たとえば自然とともに生きてきた人々は
自然に感謝もするが自然を呪詛することもあったろう。
そういう人たちの心の中にいる神は
すでに私たちの神とは違うのだろう。

自然に帰る、というなら、まずは帰るべき自然が
なんであったのかをきちんと考えなければならない
ただ賛美するのみでなく、無責任に精神世界を語るでなく
ロハスもスピリチュアルも糞食らえ!!

氷温の世界

2006-12-09 06:38:47 | 日々の暮らし


寒い朝には、氷がはります。しかし、氷のはりかたは一様ではありません。
これは、ある日のパターン。

この氷は、水の表面が氷ったものではありません。水の表面にはった氷から、
下つまり水中に向かって成長してゆく氷です。
氷を裏返しての撮影になります。

 
決して真下には向かいません。少し斜めに成長するのです。
表面にはった氷から、「幹」の部分がのび、さらに「枝」の部分が成長していきます。
同じ条件が維持されれば、おそらく枝からさらに小枝がのび、
幹・枝・小枝がそれぞれ成長しながらしまいにはつながって
氷の板になってしまいます。
氷は単純に表面にはったものが次第に厚くなるだけではありません。


ほんの数十ミクロンの厚みしかない氷は、あっという間に溶けてしまいます。
カメラを持ち替えている間に、「枝」の部分が無くなってしまいました。




もちろん、おなじ一枚の氷からはじまっても、向きや角度は違います。

上の小さい写真は携帯で、下のやや大きい写真はデジカメで撮影しました。
明るさとコントラストをわずかに修正したのみです。
背景の青が何か・・・・・おわかりでしょうか?

ポリバケツの色です(笑)いい感じでしょう!

低温の世界・・・

2006-12-08 18:59:11 | 日々の暮らし
私の住んでいるあたりは豪雪地帯ではないけれども、
結構雪国の入り口あたりである。
夏もかなり暑く四季がわりあいはっきりしている地域である。
このところ数日、朝の気温が氷点下に近いところまで下がったので、
冬ならではの面白いものが見られる。
雪国の方は見慣れているのだろうが、
暖かい地方の方にとっては、もの珍しくもあろう。


冬枯れの野原はこんな感じである。朝は真っ白で、

バックホーがあるいた跡はこんな感じ。これも二の字か!?
もっとも、ほとんど体感温度はかわらなくても
わずかに気温が上がっただけでこの白い世界は
失せてしまう。デリケート。


まるでフローズン!!「まるで」と言うのはあたらない。
本当にフローズンだから(笑)


大きな葉っぱは表面全体が。


小さな葉っぱは縁から。



霜も育っていく。寒い間だけ。

 

 


乾いた土は己の水分を振り絞るようにして。


白い華をつけるのか。


この写真は次回の予告・・・

そしてそこで目にしたものは(笑)

2006-12-07 18:12:52 | 日々の暮らし
まず、この方を見かけました。

かなり小さいのですが、しっかりと

卵を守っているようです。そういえば、秋の里山で紹介した
方も卵を守っていました・・・

さて、木の皮が剥がれかけたところにはこんな方が。

いったい何の卵か蛹かわかりませんが、すっかり木に
同化している風の堅い付着物。
ヒザラガイやコウダカカラマツガイのようでもあります。
でも、何となく顔に見えません??
彼らが宿っていたのはこの街路樹なのですが、


けっこう樹皮が浮き上がっていて、剥がれかけていました。

久しぶりにすっかり野生化している内の庭をみると、
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c8/05ce3ab59c28cfd94f51af689b87d7c3.jpg
サフランだけは元気に年々増え続けているようです。
もっと増やして、いつかサフランライスを作ってやる!!

ちなみに、次回の更新はここ数日の
朝の冷え込みによって野原がどうなっていたかの話に
なる予定です。請うご期待!?


わりに評判が良かった(爆)

2006-12-06 21:43:47 | 日々の暮らし
前回の里山シリーズで弾みがついたのか、一週間のPVが二週連続で600を超えました。
で、味をしめてまたそんな話です。オドロ系じゃなくてごめんなさい

先日あまりにも天気がよかったので、昼寝起きに我が家の裏を散歩しました。
うちのうらには山があって、そのふもとを走る道路に沿ってあるくと、
コンクリートの擁壁 があります。で、近づくとこれこれ、

ブロックの下側はしみ出した水で少し湿っています。そこにいるのは

ブロックの出っ張りの下側に、下向きに控えめに生えてます。やや日陰が好みのよう。

ブロックの目地には割と派手目なこれ、

どことなく華やかな感じがします。住み分けが出来ているんですね!

もう少し行くと、畑があります。その畑の端っこにこんなものが落ちていました。

人参です。でも、野生の動物の食痕がみられます。猿ですね、多分。猿は農作物なら
何でも食べます。ネギは引き抜いて白いとこだけ食べます。
かつてはスイカとナスは食べないと言われていましたが
最近はそれも食べるようです。

しばらく行くとこんな立て札があったので、そこから引き返しました。

今年の夏にはその先で猿の群れと遭遇しています。
熊は今年は我が家のすぐ裏まで出てきたようですし、
もう少し人家の密集しているほうまで出ているようです。
ドングリが少ないのと、山に入ったところで道路工事が
はじまったことと、その二つの理由で人里に出没するようになったようです。

さて、ドングリは当たり年と不作の年が周期的にあって、
数年に一度はかならず不作になります。
それは、稲作に不向きな寒冷地にとっては死活問題です。
かつては岩手県の内陸部など、場所によっては一年の
三分の一から四分の一をドングリ食に頼っていたところでは、
ドングリが不作の年のために備蓄しておくのは当然ですが、
その不足分をトチの実で補っていました。
トチは常に安定的に結果するのです。
ですから、「トチの木二本無い家には嫁に出すな」
という言葉もうなづけます。
ま、ドングリ食とは何かを知らない人は、
このブログを遡って行ってくださいな。

閑話休題
で、ここで引き返した私は、道路の反対側をあるいて帰ってきました。
帰り道で私が見たものは・・・・以下次号!

またまたコーヒーネタです!

2006-12-05 18:43:59 | 物欲地獄
欲しくてたまらないエスプレッソマシン!
ああでもない、こうでもないとたどり着いたのがこれです。



なんか、かっこいくねぇ!?  かっこいいべ!!



ポッドもパウダーも使えて(パウダーは要別売りオプション)、
スチームもつかえてこの値段・・・

はちまんえん

た、たかい!!デロンギでも2万円から買えるんだぞ!
デザイン料でも高すぎだぜ!でも欲しいぜ!
今年は久々に年末ジャンボに夢を託すか(笑)


ちなみに黒以外は日本全国で売り切れ中のようです。
どこにも売ってねぇ・・・ほっとしたような残念なような(笑)