God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

会議レポート(1)

2006-09-27 21:24:18 | 歴史/民俗/伝統芸能
宮崎から、無事かえって参りました。今回からしばらくはその話を(笑)

出発は土曜日の早朝。朝からさわやかに晴れ渡っていました!


7時過ぎに私鉄駅のホームで、まずは恒例のセルフポートレイト(笑)

今回は前回の反省をふまえて、ジャケット・ネクタイ持参です(汗)

駅でご一緒させてもらうK君と合流、新幹線で上京、一路羽田へ。

飛行機は羽田11時発の宮崎行き

こんなんだったら良かったのに、実際にのったのはもっとずっと小型の飛行機でした。
飛行機の中で思わぬ方に出会うと言うハプニングもまたよし。

通過したばかりの台風の影響で結構揺れましたが、それよりなにより
雲が多くて眺めがあまり良くなかったのが残念でした。
かろうじて横須賀と富士山だけが雲の隙間から垣間見えた・・・

宮崎空港までは羽田から1時間30分、さらにそこから電車でしばし、
ついたところはまさに 南 国 だった!


とりあえずチェックイン。立派なロビー!


立派な廊下!!

立派なシングルルーム!!!

飛行機とパックとはいえ、ビジネスではないホテルで
朝食バイキング付き一泊8000円くらいなら、かなり安いかな?

初日は町中のホールで一般向けの記念講演だったので、終わりの頃に顔をだしました。
そこで知人のO君とばったり!一度ホテルに戻って、夜はO君、K君と安着祝い(笑)

つづく

さて、その後の犬だ

2006-09-18 21:11:49 | 歴史/民俗/伝統芸能
 縄文時代が過ぎ、弥生時代になると再び韓半島を経由してさまざまな犬種が渡来しましたが、これらの犬たちは本土と四国九州に広まったにもかかわらず、北海道と沖縄には渡りませんでした。おそらく同時に渡来してきた人たちの移動と軌を一にしていたのでしょう。しかしながら、弥生時代には犬を食用にしていたという以外は、犬と人のかかわり合いの実態はよくわかりません。なんせ、弥生時代には動物を表現した図像があまりにも少なく、しかもその多くが鹿であるからです。おそらく稲作がはじまって、狩猟・採集の象徴である犬の重要性が低くなってしまったことと関連があるのでしょうが、この件についてはまたいずれ。

 時代はうつり、古墳時代。ここでは動物のかたちをした埴輪が見つかっています。中でも多いのは馬ですが、犬も決して少なくありません。

この犬は、首輪をしています。埴輪で表現された犬は耳をピンと立てて凛々しくたっていますが、見るからに従順そうで、人に付き従っているようすがあらわれています(私の主観)。
埴輪の並べられ方を見ると

どうやら狩りの一場面を再現しているものもあるようです。やはり人に飼われていたのは猟犬なんでしょうかね。

 古墳時代以降はしばらく具体的な様子が分かりませんが、鎌倉時代ぐらいからは絵巻物などによく犬が描かれていますから、平安時代くらいでもけっこう犬は巷にも普通にうろうろしていたと見えます。


家の縁の下や庭先、さては縁側に上がり込んで昼寝をしている!



 その一方で、人々は一向に意に介していないようです。ま、犬がうるさくて石を投げつけている場面なんかもあるようですので、ほんとうに身近にうろうろしていたんでしょうね。たとえば屋敷の中やお寺の境内、市場なんかで人の集まるところにはたいがい犬の姿が見えます。その一方で、山の中はもとより田畑なんかのあるいわゆる在郷のほうには犬が描かれていません。まさか農村には犬がいなかったというわけではあるまいし。絵巻物なんかでは犬はにぎわいの象徴として描かれている風もあります。

 自由にうろうろしている犬以外に、飼われている犬もいます。



これは狩りに行こうとしている人々ですが、真ん中あたりに犬がいます。この犬には首輪がはめられているので、飼い犬であることが分かります。もっとも、リードはしていません。姿格好からすると、ハウンド??
 つまり、この頃には自由な犬と飼い犬である猟犬がいたようですが、愛玩犬はいなかったのかもしれません。愛玩犬が入ってきたのはおそらく江戸時代になってからではないのでしょうかね。

 ちなみに猫はこんな感じだったり、
こんな感じだったり、完全に束縛されて愛玩されています(笑)

初体験(はあと)

2006-09-04 20:35:27 | 日々の暮らし
今日は胃カメラを嚥んできました。初めてでした。面白かった・・・・・
途中、医者も驚くほどの大声で(笑)三回ほど吠えてしまった。

食道も十二指腸も奇麗なもんでしたよ。胃壁は炎症の痕が見られ、結構デコボコしてたみたいですが、
特に問題はないらしいです。で、問題のレントゲンで見えた影は、どうやら胃潰瘍の痕らしいです。
ええっ!?胃潰瘍なんてなった覚えないぞ!しかも自然に治ってるし(笑)
でも、そういう人は結構いるらしいです。
今まで鉄の胃袋を標榜してきましたが、
ストレスさえ感じない鉄の神経だったのかも・・・

しかし、鍾乳洞に初めてカメラが入り込んだような、神秘的な感じ。
自分の体の内部がここまであからさまに(笑)
すすんでのみたいとは思わないけど、また見てみたい!!
次は大腸に挑戦か!?

唯一、嫌だったのは終わった後でもとれない喉の麻酔で、非常に気持ち悪かったです。