昨年に引き続き出品した鈴木いずみ写真集は
やっぱり売れません(笑)
もう、嫁に行かないうちの看板娘です。
今回はビニールにくるまなかったので
たくさんの方が手にとっていきました。
初老の男性は鈴木いずみを懐かしがっていました。
老齢の女性は鈴木いずみへの思いを語ってくれました。
大学生ぐらいの少女たちは写真が好きなのだそうです。
青年は「凄い写真で手が震えてきました」といって
何度も何度もお礼を言って去っていきました。
値段を聞いてきた人も何人かいましたが
「高いからかわない方がいいよ」って
購入を思いとどまらせましたよ(笑)
どーせ買えないんだったら、ゆっくり見ていきな♪です。
ま、こういうのもアリだな。
でも、どうして誰も値切らないんだろう?
お母さんに連れられてきたちいさな男の子は
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」が
大好きだったそうです。
「買う」と決めたあとで、古本市をぐるっと一周して
最後にもう一度、百円玉を3枚握りしめて戻ってきてくれました。
じぷた、大事にしてね♪
今回の出店者の中では、若干付け値が高かったかもしれません。
100円で買った本は100円の扱いしか受けない場合が多いので
なるべく大切にあつかって欲しいから、高めの値段をつけています。
多少高くして、その本が欲しい人の手に渡したいと思っています。
たとえばブ○クオフに出る本は、読み手と出会えなかった本だと思います。
そういう本を引き取って、本当に読みたい人と出会わせる役目が
「一箱古本市」だと思っているので、読み捨ての本は売りません。
売る本は全部読んで欲しいと思った本だけです。
だから、売っている本のほとんどは自分でも持っているものです。
ま、さすがに写真集は一点ものですが(笑)
うちから嫁いだ本たちは大事にされて欲しいし、
嫁ぎ先の人たちを豊かに幸せにして欲しいと願っています。