先日は、吉田万里子さんの体幹チューニング講座を
受けてきましたよ~ん♪
吉田万里子さんは2年前に現役を引退した女子プロレスラーです♪
現役時代の終わりには、全身いたるところぼろぼろだったそうです。
頸椎を損傷し、医者から引退勧告された時も
トレーニングでつけた筋肉で首をカバーし、カムバックしました。
故障しても故障しても、トレーニングでカバーして立ち上がりました。
引退したその日からは腹筋も腕立てもまったくやらなくなったそうです。
食事には気をつけているものの、やっぱり飲む機会は多いようです(笑)
ふつう、格闘家は現役を引退すると
1)それでもトレーニングを続ける
2)トレーニングはやめるけど、食生活も変える
3)トレーニングはやめるけど、食生活はそのまま
のどれかのパターンになるのではないでしょうか。
1)の場合はいいんですが、
2)の場合は筋肉が落ちて、身体が「しぼんで」しまいますし
3)の場合は筋肉が落ちた上に、どんどん太ってしまいます。
ところが吉田さんは、引退直前に始めた
体幹チューニングのおかげで、
体力/体調/体型が2年間かわらず、
むしろよけいな筋肉が落ちて力が抜け、
体重が落ちてシャープになってより機敏になったそうです。
で、2年間まったくトレーニングしていないにもかかわらず
調子が良くてやれそうな気がしたから先月リングにカムバック(笑)
善戦もむなしく敗れはしましたが、
引退前より動きが良くなっているとのもっぱらのウワサ。
体幹チューニングは体に負荷をかけるトレーニングとは反対に
体をリラックスさせ、腹圧を高めることで内臓を整え
体の中心である
体幹の歪みをとり
調子を整える作業です。
つまり、体を
チューニング=調律することです。
主に腹式呼吸で腹圧を高め、内臓を整えるのと、
腕を回し肩甲骨をゆるめることで
背中から肩にかけての緊張をほぐすこと。
この2点です。時間にして5分ぐらいの軽い体操。
それで歪みがとれて内臓が正常に機能します。
すると、いままで身体を補正することに使われていたエネルギー
あるいは補正に向けられていた神経がその作業から解放され
本来のありべき働きを始めます。
つまり、歯車が正常にまわりだすということです。
まず、内臓があるべき位置に戻ることで重心が下がって体が安定します。
肩が緩むことで肺が開き呼吸の効率が上がります
全身のバランスが良くなり、リラックス状態が保てます。
すると、内臓の活性化と呼吸改善で代謝が良くなり
疲れにくく、疲れても回復が早くなり
リラックスすることによって交感神経/副交感神経の
切り替えがスムーズになります。つまり寝付き/寝起きが良くなります。
呼吸が改善するので睡眠の質も高くなります。
なにより、セロトニンが分泌され、前向きな気分になります。
というのを、2月のなかばから日々実感しております。
基本、セルフチューニングですので自分で手軽にできます。
ただ、きちんと習った方が自分の体に起きる劇的な変化がわかるので
非常に気分がいいです♪
べつに体幹チューニングの回し者じゃないけれど、
金メダルを取った北京オリンピックの女子ソフトボールチーム
そのトレーナーの大石益代さんもトレーニングに導入しております。