God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

あれはいつの事だったか・・・そしてじゃがらもがら(爆)

2007-09-28 21:26:29 | 日々の暮らし
夏の恒例行事となった立石寺参りに行ってきたのは
いつの事だったか(w)

手始めに、西蔵王に近い蕎麦屋で、「だし蕎麦」を食べる(大盛り)
だしとは山形の家庭料理で、オーソドックスなレシピはこちら
これを手打ち蕎麦に乗っけて食べる!!



で、天童の広重美術館にまわり、併設の喫茶店で学芸員の方にお茶をごちそうになり、
目的地である滝の湯旅館、じゃなくて立石寺に。
立石寺については ここ を参照のこと(w)



今回は、立ち入の制限されているやや奥まったところにも案内していただいた。
なんとなく昼なお暗い・・・と言ったおもむきの、何やら出てきそうな感じ・・・

その帰りにはY市のTさんのポルシェ(!)の先導で、更なる山奥に。
そう、その先にジャガラモガラは確かに存在した。以下、来週

夏の終わりを惜しむように

2007-09-16 22:29:58 | 日々の暮らし
今月の初めに、青森まで行ってきました。今回は保存か学の集まりです。
集合時間には少し早かったので、青森港まで。



北の海は蒼く透明で、南の海とつながっているよう。実際、水は続いているんですけどね(笑)



この日も暑く、初日の日程を終えて浅虫温泉に向かう途までも、夏空は追いかけてきます。



陸奥湾の夕暮れ。このあと日付が変わるまで懇親の場が盛り上がったのは言うまでもない(爆)



翌朝は5時に起きて、海辺を散歩。昨夕から気になっていた海中にそそり立つ巨石に。



道々、砂浜でかねてから実物を見てみたかった「砂茶碗」を発見。嬉しい。



こうした風景は定番だけど、夏の賑わいを思い起こさせる分だけうら寂しい・・・



閉鎖されてしばらくになるような遊園地。人魚の後ろ姿。



はまなすの実。ローズヒップも同類なので、これも酸っぱいであろうとのこと。



このあと、三内丸山遺跡に移動して、しばし研究会の続き。
色々な意味で実り多き研究会であった。
ついでに青森県立美術館に立ち寄る。奈良義智やら成田亨やら沢田教一やら今和次郎やら
私好みのオンパレードで、もう一度ゆっくりと行ってみたい!!
けど、建物の構造が複雑で内部の移動がよくわからない。
ほとんど寝ていないのと、現場での台風準備やらなにやらで不規則な生活が続いていたので、
帰る頃は目眩がしていた・・・高速に乗って最初のSAでしばし仮眠。
ゆっくり帰ってきました。疲れた疲れたと良いながら、この翌週は山形へ(爆)

腹立たしい!!

2007-09-11 20:41:54 | 日々の暮らし
職場に時々勧誘の電話がかかってくる。その多くが「都心にマンションを買って、それを第三者に賃貸する事によって利益を上げる」というものである。そんな時は私の業務に関係のない内容である事を確認して、勤務中ですからと言って一方的に電話を切る事にしている。

そうした電話は、普段は女性の勧誘員の事が多いのだが、今夜は若い男性だった。勤務中である事を告げて電話を切ると、間を置かず再び電話をしてきたので、また切ったところ三たび電話をよこして「そう簡単に切られちゃ肝心な話ができないんですよ、舐めてんですか?」と言ってきたので、受話器をそのままにして仕事を続けた。1分ほどしてみてみたら切れていたので受話器を戻したところ、四たび電話が(w)「これから行くぞ、そっちに。事務所は××にあるんだろ、待ってろよ」と言ってきたので、「どうぞ」といったところ今度は「自宅に行くぞ」とのこと。「ご自由に」といって電話を切ったところ、1分ほどしてまた電話。出てみると「ハンコ用意して待っててくださ~い」だと。

向こうも年中勧誘の電話をしている(多分、バイトかなんかなんだろうな)のだろうから、断られたぐらいでいちいち自宅に押し掛けるわけもないのだろうが、やはり少しは気になるし、何より不快である。まったくもう!!

新潟行 その3

2007-09-07 20:50:19 | 日々の暮らし
さて、長岡を出て只見路へ。
会津只見は雪国ゆえ、スノーシェルターが多い。



何とはなしにお稲荷さんの鳥居を思い出した(w)



トンネルも多い。



照明のないトンネル。ちょっと怖い・・・



現代の秘境(w)田子倉駅。なにもないただの山道に突然
ブリキでかこった構造物が。それが駅。階段を下りると



間違いなくホームが。ベンチにはノートが置いてあって、結構書き込みがあった。
この駅に降りる為だけに関西から来た人とかいるらしい。
ほんとうにここに電車が来るのだろうか??と思わせるものが、この駅にはある。



さて、田子倉を出て只見を抜け、金山あたりで日が暮れる。
この日の、最後の写真


新潟行 その2

2007-09-04 21:19:50 | 歴史/民俗/伝統芸能
そうこうしているうちに小出~十日町を抜けて目的地へ。
そこでは学生さんたちが蛸壺掘りの真っ最中!



なるべく遺跡の広範囲の情報を集めたい反面、
大学主催の調査で予算も期間も小規模である為
このような蛸壺を展開して、その情報を総合して
遺跡の全体像を推定する。



ほんとうはこの田圃の全体を掘りたい(多分)のだろうけれど、
休耕田の、さらにその一部のみの調査に限定せざるを得ない。
学生さんたちは、この考古学のあゆみのなかでも
とりわけ重要な位置をしめるこの遺跡の
再調査に携われることをどう感じているのだろう??
私にとっては羨ましい限りである。



これは昨年度の調査で見つかった、石の「ヤリ」
こんなに、70本ぐらい見つかっている!

このあと、地元の資料館を見学し、十日町の博物館を見て
せっかくなので長岡にある新潟県立博物館まで足を伸ばす。
長岡を出たのが4時半ぐらいか。
暗くならないうちに只見を抜けなければ・・・そうしないと写真が撮れない(w)

新潟行 その1

2007-09-02 19:37:21 | 日々の暮らし
先週新潟に行ってきたのだけれど、全然アップしないうちに今週は青森に行ってきてしまった。
がんばって新潟行をこれからアップしよう(汗)

朝4時に出発して、猪苗代辺りつまり野口英世の生家あたりで夜明けを迎える。
そこから会津坂下に出て、国道252号で只見を越えて小出経由で十日町まで。

とちゅう、三島~金山~只見という山の中を走るわけだが、
この辺りは小規模(といっても結構でかい)ダムや発電所がたくさんある。
いちいち写真を撮っていたら、結構時間がかかってしまった(爆)



こういうのは近代遺産になるのかしら??何にしても格好いい!!



当然、発電しているので、変電施設もあるわけで、
霧にうかぶ田子倉変電所であった・・・

只見でも一番奥になる田子倉湖は福島と新潟の県境になる。
神秘的な感じで静謐の中にたたずむ。あれ、これは帰りの写真だったか??



何となく秋の気配を感じながら、新潟に入るのであった。