God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

わりに評判が良かった(爆)

2006-12-06 21:43:47 | 日々の暮らし
前回の里山シリーズで弾みがついたのか、一週間のPVが二週連続で600を超えました。
で、味をしめてまたそんな話です。オドロ系じゃなくてごめんなさい

先日あまりにも天気がよかったので、昼寝起きに我が家の裏を散歩しました。
うちのうらには山があって、そのふもとを走る道路に沿ってあるくと、
コンクリートの擁壁 があります。で、近づくとこれこれ、

ブロックの下側はしみ出した水で少し湿っています。そこにいるのは

ブロックの出っ張りの下側に、下向きに控えめに生えてます。やや日陰が好みのよう。

ブロックの目地には割と派手目なこれ、

どことなく華やかな感じがします。住み分けが出来ているんですね!

もう少し行くと、畑があります。その畑の端っこにこんなものが落ちていました。

人参です。でも、野生の動物の食痕がみられます。猿ですね、多分。猿は農作物なら
何でも食べます。ネギは引き抜いて白いとこだけ食べます。
かつてはスイカとナスは食べないと言われていましたが
最近はそれも食べるようです。

しばらく行くとこんな立て札があったので、そこから引き返しました。

今年の夏にはその先で猿の群れと遭遇しています。
熊は今年は我が家のすぐ裏まで出てきたようですし、
もう少し人家の密集しているほうまで出ているようです。
ドングリが少ないのと、山に入ったところで道路工事が
はじまったことと、その二つの理由で人里に出没するようになったようです。

さて、ドングリは当たり年と不作の年が周期的にあって、
数年に一度はかならず不作になります。
それは、稲作に不向きな寒冷地にとっては死活問題です。
かつては岩手県の内陸部など、場所によっては一年の
三分の一から四分の一をドングリ食に頼っていたところでは、
ドングリが不作の年のために備蓄しておくのは当然ですが、
その不足分をトチの実で補っていました。
トチは常に安定的に結果するのです。
ですから、「トチの木二本無い家には嫁に出すな」
という言葉もうなづけます。
ま、ドングリ食とは何かを知らない人は、
このブログを遡って行ってくださいな。

閑話休題
で、ここで引き返した私は、道路の反対側をあるいて帰ってきました。
帰り道で私が見たものは・・・・以下次号!