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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

う~ん 「へ」は幾つ必要?

2012-10-18 21:23:48 | Weblog
  数日前の“しんぶん赤旗”の「潮流」欄に、小生も毎日読んでいる“たんぽぽ舎”(反原発・反核の活動をしている)のメルマガが紹介されていた。
 中身はこうだ『仕事帰りに自分の考えはこうだとほい(本意)とデモに参加する。これが日本を変えるかもしれない』と。

 我が地元紙“河北新報”の10月17日の「河北春秋」では、復興予算流用問題を歯切れよく痛烈に批判していた。
 『役人を目指す青年に「出世の心得」を説いた珍妙なエッセーがある。法学者の末弘厳太郎が昭和初期に書いた『役人学三則』。官僚主義の本質を突いて、今なお新しい▼「およそ役人たらんとする者は、平素より縄張り根性の涵養(かんよう)に努むることを要す」。国民の利益よりも省益の方を優先する。青雲の志を黒く染めることで、初めて保障される栄達の道

 ▼復興予算をめぐる流用問題は、さしずめ省庁の分捕り合戦だ。「シロアリ」「火事場泥棒」。ごうごうたる非難に耐えかねて、野田佳彦首相は「真に必要な事業に絞り込む」と、宣言せざるを得なくなった▼予算書を一読しただけでは、からくりは見えてこない。ところが、理屈に「へ」を付ければ、あら不思議。あらゆる事業が復興関連に化ける「霞が関マジック」の完成だ

 ▼北海道、埼玉の刑務所での職業訓練拡大なんていうのもある。法務省は「受刑者が出所した時に被災地で働くかもしれない」と釈明したという。「へ」は幾つ必要▼全ての復興予算に疑いの目が向けられては、被災地はたまったものではない。末弘は別の著作で役人に不可欠な素養は、法律ではなく良心と常識と書いた。官僚の頭の中を今のぞけば、ぎっしり詰まっているのは「非常識」に違いない。

2012年10月17日水曜日』

 こういうのを読むと、ただ胸がすきっとするだけでなく力がわいてくるのだ!<emoji code="a002" />