連日、大分県の『教員採用や管理職任用試験での汚職事件』が報じられている。
この事件は、大分県だけのものではない。
日本全国、いたるところに転がっている事件である。
40年ほど前、K県の県教育長の息子といっしょになった。
彼は、「盆暮れにオヤジの所に届く“付け届け”は大変な量で、一部屋がその置き場に当てられていた。」と言っていたのを思い出す。
その“付け届け”の量の多さは、県の教育長だけではない。
宮城県のS市の元教育長も“付け届け”の部屋があり、ランク付けをしていたという。
また、小生の町の元教育長は、今ころになると自宅の庭の草むしりを匂わせていた。
当時の“付け届け”は、オーダーメードの背広や油絵などだったようだ。
更に別の良心的な教育長婦人は、
「菓子折りやみかん箱の底に現金がしのばせてあったりするので、待たせておいて確かめ、入っていたら現金は返して物だけいただくようにしていた。」と話してくれたことがあった。
片田舎の教育長でこうなのである。
このような悪慣習的な行為は、大分県だけのものでは決して無い。
昔から全国に根付いているのだ。
せっかく大分県で明るみに出されてきたのだから、全国で点検し、海を出し切ることが日本の教育改革につながって来ると思う。
日本の教育改革は、大分県からスタートするのだという意気込みを持って進めてほしいものである。
この事件は、大分県だけのものではない。
日本全国、いたるところに転がっている事件である。
40年ほど前、K県の県教育長の息子といっしょになった。
彼は、「盆暮れにオヤジの所に届く“付け届け”は大変な量で、一部屋がその置き場に当てられていた。」と言っていたのを思い出す。
その“付け届け”の量の多さは、県の教育長だけではない。
宮城県のS市の元教育長も“付け届け”の部屋があり、ランク付けをしていたという。
また、小生の町の元教育長は、今ころになると自宅の庭の草むしりを匂わせていた。
当時の“付け届け”は、オーダーメードの背広や油絵などだったようだ。
更に別の良心的な教育長婦人は、
「菓子折りやみかん箱の底に現金がしのばせてあったりするので、待たせておいて確かめ、入っていたら現金は返して物だけいただくようにしていた。」と話してくれたことがあった。
片田舎の教育長でこうなのである。
このような悪慣習的な行為は、大分県だけのものでは決して無い。
昔から全国に根付いているのだ。
せっかく大分県で明るみに出されてきたのだから、全国で点検し、海を出し切ることが日本の教育改革につながって来ると思う。
日本の教育改革は、大分県からスタートするのだという意気込みを持って進めてほしいものである。