もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

自転車だけがゆっくり上ってくる!??

2008-07-02 15:14:27 | Weblog
 梅雨時の晴れ間にしては、あまりにも良すぎるさわやかな天気。
 日差しは強いが、乾いた東風が涼しい。
 
 きのう、ゆうがた、「ぼちぼち村」から下りてくる時、
 歩道を自転車が一人で上って来るではないか?
 
 エッ!人がいない・・・
 車は下り。スピードが出ているし、直ぐには止まれない。
 元気のいい小さな子どもが、押しながら帰っているのかと思いながら、振り返ると
 
 腰の曲がったばあちゃんが、自転車を杖代わりに、
 右腕でサドルにもたれかかり、左手でハンドルを握り、頭は沈んでいるのだ。
 それで上から見ると、人の姿が見えなかったのだ。
 
 最近は、これほど腰が曲がった老人を見かけることは少なくなった。
 何か買い物でもしてきたのだろうか。
 それとも、下にある病院にじいちゃんの介護に行ったのか?
 ハンドルの前の荷かごに大き目の荷物。
 急で長い上りの坂を、一歩一歩ゆっくりゆっくり上って行かれた。

 何を思いながら歩いておられたのだろう。
 帰り着かれる家が明るいといいなぁ・・・