MASTER PIECE

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ビート

2015年03月23日 22時04分26秒 | 音楽



本日、福岡天神のタワーレコードで購入してきたクリムゾンの「ビート」。

昔から名前だけは知っているけど未聴のアルバム作品は数多く在りますが。
怖いほどのインパクトと完成度の高さ!!!  

えぇ・・・キング・クリムゾンがロックミュージックの可能性を無限に広げた伝説的なバンドだとは知っています。
自分が食わず嫌いだったとちょっとびっくりする(反省する)音楽的テクニックの高さと完成度の高さ・・・

なるほどね、プログレっていうのは何たるものか?って事がよく分かります(笑)
シンプルかつ意味深な「ビート」という作品名。
イメージとしてはアフリカや中近東の民族音楽を現代風にしましたっていうコンセプトなのかな?

ネットの評判はあんまり芳しくないし80年代クリムゾンは話題に上がりませんが・・・
どうなんだろう・・・私の感性がズレているのかも?

私的には30年以上前の作品とはとても思えないし今聴いても全然新鮮に聴けました。

ロバート・フリップの頭脳っていうよりもエイドリアン・ブリューの天才的音楽センス恐るべし・・・っていったところかな。

小説 そこのみにて光輝く 

2015年03月23日 19時57分44秒 | 書籍



小説も読んでみました。

映画版「そこのみにて光輝く」は達夫の物語のようで実は千夏の物語であったのに対し
小説版「そこのみにて光輝く」は千夏の物語ではなく達夫の物語でした・・・。

それは個人の価値観がそれぞれ違うように、視点や共感する部分が違うと言う事が前提であり
その「違い」が同じになり二つの魂が邂逅するっていうのがこの作品の醍醐味って言うか感動する部分なのだけど
正直に思ったのが、映画作品は最終的に救われるイメージで小説はなんとももやっとしたイメージです(笑)

小説の感想としては達夫は「やっぱりどうしよいうもない人間」感が大きくて
「えっ・・・こんなんだったっけ?」って思った(笑)

うーん、やっぱりすっきりしない小説でしたね。
興味があったら迷わずに先に映画作品を見ることをお勧めします。