カナダの映画監督、デヴィッド・クローネンバーグの作品。
私は最初観た時のクラクラ感や、ヤバイものを見てしまったという後悔とは別に
自分の性癖が至極ノーマルであることを実感しました(笑)
ここで描かれるのは超エクスタシーな世界。
車でわざと事故を起こして、自分を傷つけて快感を得る人達。
ノーマルとアブノーマルの境界線を超えてしまった人達。
これも性癖と言えばそうかもしれないが、アブノーマル極まりない・・・
クローネンバーグ監督作品はどれも危ないですが
これは最も分かりやすくて異常な作品ですね。
何故分かりやすいのか?
多分、本来人間が持っている原始的な欲求の一つだからでしょう・・・
説明されなくても、本能で感じることが出来ると思うからです。
快感を突き詰めると死の寸前まで行くしか無いのかも知れません。
兎に角凄い作品でした・・・