MASTER PIECE

映画 音楽 書籍 etc

スティング テン・サマナーズ・テイルズ

2011年04月14日 21時31分51秒 | 音楽


先週の休みに熊本から新幹線さくらで福岡までぶらっと行ってきました
3月12日に新幹線開通して初乗車でしたが
以前は特急で一時間半のところを40分で博多駅へ・・・

どんだけ早くなってんねん・・・もう通勤圏内やないかい・・・

もうスポーツ新聞を読み終わらないうちに着いてしまう・・・

言葉は悪いが熊本ではどこを探し回っても無い【テン・サマナーズ・テイルズ】
流石とゆうか天神のタワーレコードにはしっかり置いて在りましたよ

スティングはポリス時代も含めて色々持ってます
一番好きなのが【ナッシング・ライク・ザ・サン】
全体的に暗いですが多分スティングを聴くならこれで間違いない・・・
そしてバラエティに富んでいて
肩の力が抜けた幅広い音楽性を楽しむならこのアルバムでしょう

なんかこのジャケット写真を見ていると
中世ヨーロッパのイメージがします
ロバかラバか馬か分からないが、それと一緒に旅をしている吟遊詩人のように思える
それは俗世間から離れて自由気ままな音楽の語り部としての男が
ちょっと一休みしているイメージです(ジャケットの内側もそうゆうイメージのカットがあるし)

いぁー久々に聴いたけどこんなバラエティに富んだポップスも悪くない・・・





YES 危機 

2011年04月14日 20時42分17秒 | 音楽


プログレファンの私としては
YESとEL&Pはそれほど思い入れがないバンド
どっちかとゆうとフロイドやクリムゾンが好み・・・

YESの【90125】は聴いたけど他は全然とゆうしだいです
こんなこと書くと
(あなたはプログレの何一つ分かっていないですね・・・)とゆう処先輩方々から
罵詈荘厳のお叱りが・・・

以前にもこのCDは持っていたのですが
あまりにも聴かないのでブックオフへ・・・
最近色んな洋楽のレビューを読んでいて
どうしても聴きたくなりタワーレコードで購入しました

いやぁーYES舐めてましたね、この【危機】凄いです!!!

これがプログレの完成形、シンフォニックロックの最高峰
そんなカルト教団の勧誘文句みたいな言葉にはだまされませんよ・・・えぇ
何年洋楽聴いていると思っているんですかっ!!!(ちょっとキレ気味)

・・・やられました

はい、私が改めてゆうのも変ですが
多分プログレのアルバムの中では非常に完成度が高い・・・

今回購入したのはオリジナルの3曲にあと4曲ボーナストラックが入っているやつ
そして驚いたことに【アメリカ】とゆう曲は
サイモン&ガーファンクルのカバーではありませんか・・・
えっ、うそ!!マジで・・・
このカバーがオリジナルを超える仕上がりでビックリです

次は【こわれもの】を購入予定です

カッコーの巣の上で

2011年04月07日 20時43分40秒 | 映画


20歳の時に初めて観た作品
その時は物凄く感動したのを覚えている・・・
今回見直してみたが
うーん、やっぱり名作中の名作だなぁ・・・

普段日常の中では人間の尊厳や自由など考えもしないが
社会性、メッセージ、シナリオの面白さなど
どれをとっても記憶にのこる作品です・・・

この作品もアメリカン・ニューシネマ後期の作品ですから
アウトローな主人公が権力に立ち向かうが
結局は負けてしまうとゆう残酷なストーリー

残酷なストーリーの中にも希望あるラストのシーンに胸が一杯になる

あぁ、駄目だ泣ける、でも清清しく泣ける、この作品は・・・





疾走 重松清

2011年04月05日 00時02分33秒 | 書籍


本日読み終わりました
事前に映画を観ていたのでイメージし易かったですね

原作の方が映像作品よりも生々しくて
言葉自体の持っている【力】に圧倒されてしまいましたね・・・

南波恵利の言葉でよく使われていた【まあいいけど】は
他人からどう思われようと、あたしは別に関係ないから・・・の【まあいいけど】なんだろう
この辺にひとりとしての自覚と恵利の孤高の精神が表れているように感じました

【ひとりとひとりとひとりとひとりが集まって一つの家族・・・】
うーん、15歳のシュウジが壊れていく初期段階での表現・・・重いなぁー

【人間は生まれながらに不平等です、でも全ての人間は公平です】
神父の言葉・・・重い・・・

【本当に殺したいやつなんて本当は殺せなくて、
実際は関係ない人間をやっちゃってそれで、はい終わりみたいな・・・】
たぶん、殺人ってゆうのはそんなものです・・・

主人公シュウジのあまりにも過酷な運命に
とっても考えさせられる小説・・・
読破後はけして清清しいものではないが
読み応えある小説でした・・・