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カフカ短篇集 

2012年03月18日 23時22分38秒 | 書籍



フランツ・カフカが好きです。
何故好きなのか上手く説明出来ない。きっと独特の世界観が好きなのですね・・・

【変身】【審判】と読みましたが、短編で【判決】という作品があります。

登場人物は二人だけ、若い商人のゲオルク・ベンデマンとその父親。
ゲオルクの独り語りで始まり、父親の意外な告白で終わる・・・
ページにして16ページ足らずの作品ですが、非常に惹かれる世界観です。

息子の話が真実なのか? 父親の話が真実なのか? 
最後まではっきりとは語られない・・・モヤモヤ感というよりも余韻が残る驚愕のラスト。

この世界観は映画作品にするよりも、演劇の作品にするほうが合っていると思う。

後、【流刑地にて】という短編も想像力掻き立てられる作品で好きですね。

カフカ的不条理を題材にしたソ連時代の【ゼロシティ】という映画があるのですが。
これがDVD化していないので、映画ファンとしては早くDVDにして欲しい・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (課長)
2012-03-19 11:32:08
うほ、これが出てくるとは以外。俺には理解不能でしたね。10代の時手を出してそれっきり。
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Unknown (ボレロ)
2012-03-20 12:44:47

十代後半から二十代前半は古典を貪るように読んでいましたね、いわゆる文学美少年(笑)でした。ボール・オースターはハマったね。
現在は海外物は読みません、日本の小説ばかりです。
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