多分、村上春樹を初めて読むとなるとこの作品は番外編でしょうか？
小説っていうか、絵本でした・・・
読み始めて小一時間で読めてしまう。
正確には村上春樹の書籍は初めてではないんです・・・
以前【アフター・ダーク】を８割ほど読んで「あれっ、これって龍じゃなくて春樹じゃん・・・」っていう失態。
だから村上春樹を【意識】して読んだのはこれが初めてです（笑）
ストーリーの中に出てくる羊男も半透明な美女の存在も意味がよく分からない。
ラストも切ない終わり方で、これが村上春樹の感性なのかどうか良く分からない・・・
でも大人の読み物としては面白く読めました。
気分としては【エドワード・ゴーリー】の作品を読んでみたいですね。
村上春樹が好きで
（好きって言うと批判的な意見が返って来る事が多い作家ですが・・）、
ほとんど全部読んだことあると思ってたのですが、
こちらの作品知りませんでした・・。
長編なのですが「1Q84」はここ十年くらい読んだ中で一番面白かったです。
村上春樹読むと、なんて面白いこと思いつくんだろう
お勧めいただいた「レイジング・ブル」、観賞しました。
ラストの聖書の引用の言葉は、
いかれてる主人公だけどリングの上の負けない気持ちと純粋さにリスペクトを示した、
ということでしょうか・・。
リスペクト出来るのがリングの上の態度だけっていうのが、
ぎゃくにボクシングの神聖さを感じさせたような気がしました。
デ・ニーロの演じる暴力的なキャラクターってリアルですね・・。
>好きって言うと批判的な意見が返って来る事が多い作家ですが・・
そうなんですか？ でも批判があるって人気のバロメーターですから・・・私はそう思いますよ。
>「1Q84」はここ十年くらい読んだ中で一番面白かったです
本当に超初心者なのではずかしいです・・
今頃「ノルウェイの森」を読んでみたい人間なんて
多分居ないと思いますが、それが私です（笑）
まぁ有名作家はデビュー作から始めようかと・・・
>ボクシングの神聖さを感じさせたような気がしました
間違いなく神聖です（笑）ボクシングって戦う姿を見て
感動するし、多くのものを背負って戦っている（バックグラウンド）のが見えるともっと感動します。
でも主人公のバックグラウンドは最悪で何もない・・・
家族は逃げて、弟は絶縁状態、栄光も名誉もなくしてしまう・・・聖書の引用はどん底まで堕ちた主人公の
悟った心境が「見えます」じゃないかなぁ～と思う。
「見える」とはなんと希望的な言葉だろうか・・・
デ・ニーロは大好きな俳優の一人です
nonさん、そろそろ徒然日記の記事が読みたいです。
まぁ自分のペースでお願いしますね