綾辻行人の三作目。
奇妙奇天烈な地下の館「迷路館」。
招かれた四人の作家たちは莫大な賞金をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが
それは恐るべき連続殺人劇の開幕であった・・・
もう三作品目となると耐久性がついて驚かないのですけど・・・
この状況での閉塞感や息つまる緊張感と恐怖感はやばいです(笑)
ギリシャ神話の怪物や人物、ミノタウロスやアリアドネ、ミノスとダイタロスなどをモチーフに
読者が迷路に迷い込んだ錯覚に陥ります。。。
だいたい地下に作った迷路館ってなによ!!(笑)
どこにも逃げ場がないじゃん。。。
またもや37歳の自由人(推理小説マニア)の島田潔が驚くべき推理力で真実を解決するのですが
ちょっと都合が良すぎる部分が多くて、逆に笑ってしまう。
まぁ最後の最後まで気が抜けないミステリー作品でした。
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