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ネットで初めて観ました。
緊迫の法廷劇っていうのか、アメリカの陪審員制度の話。
18歳の少年が父親殺害の容疑で裁かれていた。
有罪か無罪かの判決は12人の陪審員によって委ねられたのだが・・・
うーん、熱い!!かなり熱い男たちのドラマですね。。。
アメリカって合理主義っていうのか、こんな熱い男たちの良心なんて無いイメージです(笑)。
だいたい年齢も職業も違う何の面識も無い12人の男たちが集まって意見が会うはず無いと思いますけど。
でもそれが重要なのですね、偏った意見よりも多くの意見が重要って、民主主義のお手本みたいです。
でもまぁそこは映画作品ですね、最初は11対1で有罪に決まりかけてたのが一人の男の疑問により
一つ一つの矛盾点を解決していき、最後には全員が無罪と判断する展開は正直。
「えっ、ありえなくない?」って思いました(笑)。
でもですね、自分が裁かれる立場だと思ったら。
なんの関係も無い12人の人達には、やっぱり真剣に話し合ってもらいたいです。
自分の生死を決める有罪か無罪かの判断を5分ほどで決めてもらっては納得行かない気がします。。。
審議の途中で部屋の外は夕立で暗くなり、部屋の中の緊迫したムードは最高潮に達するのですが
審議が終わり主人公が外へ出たときには雨は上がっているのは、緊張から開放されたとの表現なのかな?
でもってこの作品の一番痺れたところは、映画の一番最後に主人公が名前をいうところですね。
この作品のメッセージは人が罪を裁くのには名前も性別も人種も職業も関係ないって事だと思う。
根底にあるのは「正義」を持っているかどうかって事なんだろう。。。
いい作品ですね、久しぶりに痺れました(笑)