「水曜どうでしょう」=大泉洋のイメージですが。
芸能事務所「クリエイティブオフィスキュー」の元社長でありタレント・映画監督、鈴井貴之さんの自伝。
前回の「ダメ人間 溜め息ばかりの青春記」も読んでミスターのイメージを覆す内容でしたが
この本の内容も更に・・・ダメっぷり全開な内容でした。(笑)
そもそも愛称の「ミスター」が失敗のミスからきているなんて・・・
しかし読んでいて凄く共感出来ます、もう鈴井貴之さんの魅力満載ですね。
表紙の写真にもあるように自己嫌悪との対話。
かなり落ち込む内容です、それでも走りつづけた・・・っていう事に共感できると思う。
「水曜どうでしょう」はネットでほぼ観てみましたが、アメリカ横断の旅やヨーロッパ制覇の旅などの
クールでちょっと天然の鈴井さんのイメージがありますが、うーん基本的にネガティブ思考なんですね・・・
読み物としては、非常に熱く切ない内容が満載なので共感度指数は80%越えですね。
挫折と悩みの半生記って・・・うん、素晴らしい書籍でした。